白身魚のレビュー一覧
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シリーズ本編第6弾!!
修学旅行を控えた太一たち2年生たちには進路調査が配られていた。部室で各々の将来を語るメンバーだったが太一だけ何も言えずに焦っていた。そんななか<ふうせんかづら>が現れ「これで最後です」と告げられ、あらたな異変が始まった。メンバー以外の高校のひとたちの願望が見えるという能力を与えられた5人は、この能力を生かして人々を助けようとする太一、唯と、この能力を危惧しなにもするなと主張する稲葉、青木に対立してしまう。そして修学旅行当日迎え、事件が起きる・・・。
今回は太一メインの原点回帰物語でした。作中に太一が責められているところは全部自分に言われているのかと思ってしまうくらい -
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ココロコネクト第2弾。
主人公率いる5人の文化研究部が謎の現象に翻弄されながらもそれぞれのもつ悩みに向き合って成長していく物語。
結論から言うと面白かった!!
今回は欲望解放という現象に翻弄される部員たち。
自分が心でしたいこと、思っていることが理性で抑えられなくなってしまう現象。
傷害事件を起こしてしまう桐山。ついかっとなってクラスの人を殴ってしまいそうになる太一。自分の気持ちを必死で隠そうとひとり努力する稲葉。
前巻でも思ったけど青木の桐山に対しての思いがまっすぐでとてもうらやましい。なんだかんだで一番芯がまっすぐで強い人間はこの作品の中だと青木だと思う。こんな人間になりたいっておもえ -
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シリーズ第3弾。
今回は題名にもあるようにカコランダムなんです。時間退行、過去の自分に戻ってしまうんです。それは幼児であったり中学生に戻ったりさまざま。
今回は青木と桐山を主軸に置いた作品になっていて、青木の桐山に対しての思いや、桐山の成長していく姿が一番印象に残る物語でした。
ちょっと腑に落ちないのが表紙めくったところにあるイラストの中で八重樫太一12歳のイラストがちらっとあるのですが、本編とあんまり関係ない、というかどこのシーンだったのかわからなかったところ。なんか意味深な雰囲気があったので楽しみに読んでいたのにそれらしい場面がなかったので残念でした・・・
僕の読み足りないところがあっ -
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ココロコネクト第4弾。やっぱ面白いなぁ。
今回の『現象』は『感情伝導』です!
表紙からして伊織に何かあるんではないかと思っていましたが伊織の崩壊が今回のテーマでした。
ストーリー構成がいままでとほとんど変わらないので読んでいて流れが読めてくるし、ちょっと単調な気もしてきますが、挫折や苦悩を繰り返してきた彼らがいままで頑張ってきたことっていうのが今回で成長したって実感できたと思います。
次巻からなにか新しいことが起こるやもしれません。次が速く読みたいです!!!
あと、徐々に稲葉んがかわいくなっていて・・・ъ(゚Д゚)グッジョブ!!
もうね・・・そういう意味でも次巻が楽しみで仕方ないです。 -
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シリーズ本編第6弾。
「ふうせんかずら」が文研部のメンバーたちに、「これで最後です」と告げて、新たな異変が引き起こされます。それは、メンバー以外の人びとの「夢」や「願い」を知ることができる能力がそなわるというものでした。
姫子は、「ふうせんかずら」によって与えられた能力を、完全に無視するべきだと主張します。しかし、折から青木の父親が痴漢の冤罪を着せられるという事件が起きてしまい、太一と唯は、能力を利用して青木の父親の窮地を救うべきだと考えます。
さらに太一は、恋愛に悩む周囲の人びとの「夢」を後押しすることに手を出し、藤島麻衣子に代わる「愛の伝道師」に祭り上げられます。こうして後に引き返せ -
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シリーズ本編第5弾。
「ふうせんかずら」に出会った千尋は、文研部のメンバーに対して別の人間だと思わせることのできる「幻想投影」の能力を授けられます。「ふうせんかずら」が出した条件は、その能力を使っておもしろくすることでした。千尋はさっそく能力を行使して、文研部のメンバーたちを翻弄しますが、彼らの信頼の結束を崩すことはできず、敗北感に打ちひしがれます。
一方紫乃は、千尋の様子がただならないことに気づき、彼が「ふうせんかずら」と接触したのではないかという疑惑を膨らませていきます。やがて彼女は、太一の言葉に背中を押されて、千尋の真意を見極めるため、一歩踏み出す勇気を振り絞ります。
今回は、新入 -
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シリーズ第2弾。
今回、やはり「ふうせんかずら」によって文研部のメンバーたちに引き起こされることになった異変は、瞬間的な衝動を抑えきれなくなるというものでした。その結果、他校の生徒たちを傷つけてしまった唯は、半ば引きこもりの状態となってしまいます。
唯を救いたいと願う太一ですが、伊織や青木との話し合いの中で「欲望解放」が起こり、お互いに心の中で思っていたことを口にしてしまい、相互不信を増幅させてしまいます。しかし、彼らの信頼はそんなすれ違いも克服するほど強く、彼ら自身がそのことを信じていたことで、「欲望解放」によって呼び起こされる相互不信を克服して、ふたたび文研部は結束することになります。 -
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愛と青春のペンタゴンコメディの番外編の第3弾。
すべての事象を終えた文研部の面々を描く短編集4話を集めたもの。
伏線とかそういったものがないですが、その後がしっかり描かれていて、いい番外編だったと思います。
わたしだけのお兄ちゃん…★★★☆☆
あることから太一の家に文研部が集まることに。
そこで太一の妹が文研部の面々を評価していくというもの
番外編はこういったサブが出てくるのはいいですね!
カップルバトルロイヤル…★★★★☆
3年生になった文研部の面々が中心にイベントを催すというもの
内容は淡々と進んでいたんですが、最後にある人物が元気になってホントに良かった!
新入生よ、大志を抱け… -
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ネタバレ4つの短編からなる、ペンタゴン達のlast。
私だけのお兄ちゃん
文研部一同で太一の家にお邪魔する事に。
そこで太一の妹の『莉奈』登場。
一人一人をチェックして、ランク付けをする。
それを知った太一は莉奈を叱る・・・が、莉奈の付き合っている 人からの連絡で、『兄妹ラブラブ』は中断される。
カップルバトルロワイヤル
藤島提案で、公開告白をした先生達は無事結婚までこぎ着けた。
その余波をなんとか盛り上げようと藤島は東奔西走。
男女、男男、女女等、ペアを作り造花を奪い合う争奪戦。
優勝は伊織ペア。
勝手にやってろってのは藤島とペアになった渡瀬。
各々頑張ってるなー。青春!!
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ネタバレアニメ化されて、アニメから入りました。
物語的にかなり面白いかなって。
ホントは最初から読むつもりだったんだけど、ワケありでlastの上巻からというトホホな読み方に。
ま、アニメ化されてたのを見てたのである程度は判っているし。
最終章の上巻。
ふうせんかずら から『もう現れない』と宣言されて4ヶ月後。
事件が再度起きる。
最初は周りの人の声が聞こえなくなるという現象から。
実はコレが始まりで。
ふうせんかずら の仕業ではないが。
第三が・・・絡んで、太一達は『記憶を消される』という爆弾を抱える事になる。
消される。抹消。
起きた事、事象、事柄等。
コレって、自分が自分でなくなってしまう事にな -