白身魚のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
もどかしい
日常+非日常的が始まるってところで終わりなんてもどかしすぎるよ……。
主人公とヒロインがおりなすストーリーの展開がよくて、のめりこめたけど終わりがいいところすぎてヤバいです!
単巻作品なのが勿体無い。本当に惜しまれる -
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Posted by ブクログ
映画『CUBE』と『バトルロワイヤル』を足して割り、それをさらにマイルドにしたような感じだろうか。人間の集団心理を、密室サバイバルゲーム(ようなもの)の様子を通して鋭く描いた良作。夢中で読み切ってしまった。
挿絵は美麗ながらも、章の冒頭や物語のラストにひっそりと添えられている程度で非常に数は少ない。また、萌えやアクションなどの娯楽要素もほとんどなく、まるで一般文芸小説を読んでいるような気分になった。(ただ、こういう作品はあえてライトノベルとして出されることで異彩を放てるのだろな、とも思う。)
とにかく秀逸で目を引くのが、全編に渡って人間の心理をつぶさに描写している点。自分の経験と照ら -
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Posted by ブクログ
シリーズ本編第5弾!!前回の短編集を入れると6弾目になります。
新たに加わった新入部員の紫乃と千尋の2人。
2人に<ふうせんかづら>が表れ、5人をなお面白くする代わりに力をあげると話を持ちかけられる。
自分にはないもの、5人の絆をどこまで強固なものか確かめるために崩壊させていく千尋。
それを知っているにもかかわらず頑張ってみようと思っているものの行動に起こせない紫乃。
そんな二人の成長物語。
くさい!!クサすぎる!!面白いけど!!
高校生の時ってこんなに悩んだりしたものだっけ!?
こんなに悩みに真剣で物事にぶつかっていくことって現実にあるだろうか。
この小説を読んでると自分の人生とどうして -
Posted by ブクログ
ココロコネクト本編・・・ではなく短編集第1弾!!
短編集だからって読み飛ばしちゃいけない!!
本編につながる物語がぎっしり詰まった1冊でした!
4つの短編が集められていて、3つは今までのストーリーの間にあったちょっとしたお話。最後の1つは次につながる大事なストーリー。
2年生になった文研部員たち。太一たちに興味をもった新入生2人が入部するかどうかを描いた物語です。
新たに新キャラとして後輩2人、紫乃、千尋が登場するわけですが、このキャラは今までのキャラクターの中では一番読者目線で描かれてる部分が多いと思いました。
これまでの波乱万丈な出来事を読んできた私からしたら5人の絆は強固なものにな -
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Posted by ブクログ
ココロコ、最終巻!
やっと読めました。うん、短編集と言っても
この本を読まないとこの作品は終われないと思います。
というのも、ココロコは「ふうせんかずら」と文研部の
戦いの話ではなく(大笑)、
彼等の高校生活のお話だったので。
前回の不満が見事に解消されていました。
逆に、この本だけ読んでも正直面白くないと思います。
彼等が何を背負って何を乗り越えてこの巻に辿り着いてるかを
知ったうえで読まないと泣けない。
逆にずっと追いかけていると最後の1ページは
感無量ですね。
しかも、あくまで高校生活は「通過点」だということを
しっかり感じさせるラストなのも素晴らしかったです。
この先生の作品はま -
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Posted by ブクログ
シリーズ2~フウセンカズラによる人格入れ替えから3週間,部室で稲葉姫子はブラジャー一つになって太一に迫る。桐山唯は駅で女子生徒が絡まれている場面で,ぶちのめしたいという心の声が聞こえ,6人を打ち倒し,警察が来て取り押さえようとしている場面を見て,青木は警官と立ち回りを演じる。永瀬と太一は突然,声が聞きたいと互いに電話を掛ける。後藤に乗り移ったフウセンカズラは,欲望解放で皆を観察すると宣言する。唯は引きこもりになり,唯を家から連れ出そうとして,欲望が解放されると,互いに傷つけ合う状態に,互いに距離を取り始める。自分が自己中で人を傷つけると気が付いたが,皆と一緒にいたい気持ちを確認し,永瀬を部室に
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