白身魚のレビュー一覧

  • 白蝶記 ―どうやって獄を破り、どうすれば君が笑うのか―

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    主人公の考え方や行動に幼さが垣間見え、個人的にはあまり共感できなかった。しかし、ストーリーとしては緊迫感がこちらにも非常に伝わってきたので、飽きることなくスラスラと読み進められた。

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    2019年12月04日
  • ジャナ研の憂鬱な事件簿 5

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    ネタバレ

    最終巻。「ロシアン・ウイスキー・ホーリーナイト」「消えた恋人」「ジャナ研の憂鬱な事件簿」の3作。前作での真冬とのすれ違いは割とあっさり解消。トリック自体は割合単純。むしろ主人公の内面の成長が主眼。「消えた恋人」の良太郎は痛々しかった。あと、件の先輩は結局フェードアウトかしら?きれいに終わって何より。ただ、もう少し続いても良かったかなとも思う。作者の次作ないしスピンオフ?が楽しみです。

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    2019年03月02日
  • 豚は飛んでもただの豚? 2

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    一巻よりも面白くなっている気が…個人的にはしました!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    キャラ、一人一人を掘り下げたのがよかったのかもしれませんねぇ…というか、主人公の好きな相手キャラ、よりもその妹の方が目立ってしまっているんですけれども、これでいいのでしょうか…みたいな気持ちはなくもないですが…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    著者…このシリーズを刊行して以来、新作を書かれていないようですけれども、まさか出版社に切られてしまったのでしょうか!? そういったラノベ作家、多いのでしょうねぇ…などとどこか切なくなりながらあとがきを読み終えたのでした…さようなら。

    ヽ(・ω・)/ズコー

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    2019年01月17日
  • アオイハルノスベテ

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    ネタバレ

    白身魚さんが手がけた表紙とあらすじに惹かれて手に取り、それから4年4ヶ月の時を経て読み終える。

    最後の「生徒諸君に告ぐ」みたいな演説も含めて、言いたいことはわかるがやたら説教臭いお話だと感じた。
    主人公・横須賀浩人の性格や行動について、理解は出来るけど正直好感は持てない。自分の確実な「死」が予定されているからといって、「死ぬ気で取り組め」などと、不登校になった人に言うべき台詞じゃない。無関係無関心を装っていたくせに説教臭い。考えを押し付けてる気さえする。

    2巻以降どう変わっていくのか。

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    2019年01月12日
  • ココロコネクト ヒトランダム

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    『ロミオの災難』のようなホラー風味という二の味がなく
    脚本にきっちり合わせてキャラクタが演技している感じ
    読みやすく文章は悪くないけれどあまりに話主体すぎで
    ライトノベルとしてそうでないものとしても中途半端

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    2019年01月08日
  • ココロコネクト2 キズランダム

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    こちらを1巻と間違えて先に買ってしまったので仕方なく読む
    お題は違うがしていることはまったく1巻と同じ
    もう少し題材の見せ方の緩急をつけてライトノベル寄りにすべき

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    2019年01月08日
  • 赤鬼はもう泣かない(イラスト簡略版)

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    ものたりない
    主人公やヒロインのキャラクタ描写も前半後半かみ合っていないし
    お話の展開も単純でよいけれど浅いのはよろしくない
    技術的にも題材としても不十分

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    2018年12月08日
  • ハヤテのごとく!2 ナギが使い魔!? やっとけ☆世界征服

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    ちょっとあんまりにもファンタジーすぎて原作から遠ざかっているような。
    そもそも、原作のあのタイムトラベルネタも微妙だったのに。(^^;
    そもそも、ナギの描いたマンガの内容が今ひとつわからないのに、その中に入って大冒険されてもいまいちわからないのは当然というもの。
    キャラクターの行動が、原作と合わせて違和感がないだけに、ストーリーの骨格の違和感が残念な感じでしたね。

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    2018年11月12日
  • ジャナ研の憂鬱な事件簿 4

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    季節は秋。とある事件の真相をめぐって工藤啓介と白鳥真冬が対立する。また芸能人を目指している宮内ユリも大きな岐路に差し掛かって。。。そろそろ件の先輩が出てくるかと思いましたが、ここへ来てまさかの三角関係に!?いずれにしても次巻が待ち遠しいです。

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    2018年09月09日
  • アオイハルノスベテ3

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    卒業しても…が何故なのかを探るため
    夏休みを利用して尋ねる予定が、何故か5人旅行。

    主人公の乗り物酔いにちょっと笑いましたが
    辛いですから…仕方がないです。
    それに便乗しまくる女の子達。
    もてもてだな、と思っていたら、な展開でした。
    でもそれって、弱みになる? と聞きたい理由でしたが
    人によっては、なので、何ともいえないです。

    生徒会は生徒会ですごい行動力ですが
    女の子と男の子の感じ方は違います。
    彼女の家族もそうですが、言わなくても、ではなく
    言わないといけないのです。
    軽く言い続けているわけではないので
    言われた側もきちんと受け止めます。
    それをしていないからこそこうなった、というのも

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    2018年06月26日
  • アオイハルノスベテ2電子DX版

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    聞き覚えのある問いをしてきたクラスメイトに詰め寄るが
    2か月後に、と言われる。

    何故なら彼女は、2か月後にはいなくなるから。
    その前の文化祭。
    そして裏文化祭。
    あのねちっこそうな生徒会長を出し抜いて
    どう頑張るつもりなんだ? と聞きたかったですが
    すごい連携プレーです。

    3年生とかぶってしまった、劇の内容。
    それを変える予定なのに、どう変えたのか。
    何故症候群好きの彼はビデオ片手にうろうろして
    クラスに届けなければならなかったのか。
    ものすごい青春一直性! な仕上がりの劇でした。
    あらどうしましょうw な落ちも笑えましたが
    それよりも、宝物の存在。
    そして、姉の存在。
    一体、3年後の未来

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    2018年06月20日
  • アオイハルノスベテ

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    その高校に入学した生徒だけが、手に入る不思議な力。
    1年生に戻った主人公は、2度目の青春を
    やり直し始める。

    もう1回の3年。
    覚えているならともかく、もう一回となると
    どうしたらいいのか考えてしまいます。
    うっすらとは、何してたのか覚えてますから
    これはこれで大変だと思いますが。

    幻とはいえ、妙な力である事は確か。
    そして発芽する事で注目を集める事になる生徒。
    頂点に立っていたい者にとって
    確かに脅威になる存在です。
    弱い者いじめ、というよりは、出る杭は引っこ抜く。
    クラスのヒエラルスキーは、こうして作られるな、と。

    不思議な力があるだけで、単なる青春もの。
    ちょっと違う感じもしますが

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    2018年06月18日
  • 扉の外

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    先が気になる展開の連続でアッという間に読みきりました。

    最後にオチがあるかと思いきや特になく終了。

    でも調べてみたら続編があるとのことで、そこに期待!なかなか考えさせられる群衆心理描写が素晴らしい!

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    2018年04月21日
  • ジャナ研の憂鬱な事件簿 3

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    3巻目。中編が3つ。件の前編集長は依然登場せず。代わりに主人公の姉が活躍。謎自体はシンプル。前2作に比べ、主人公が徐々に過去と決別し、前へ進み始める感じ。次巻が楽しみ。

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    2018年04月07日
  • ココロコネクト3 カコランダム

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    今度は4人だけ、ランダムで子供に戻ってしまう。

    しかもいつもの存在とは違う存在のせいで、な上に
    喋ってはいけない、という制約付き。
    これはきつい! という状態だわ、約一名の妹には
    うっかり見られてしまうわ…。
    その時、でないのでセーフなのかも知れませんが。

    過去に戻って、過去がやってきて。
    終わった事でもあり、直面する事でもあり。
    まさかそれぞれ、色々な過去がやってくる、とは
    思っても見なかったでしょうけど。

    いくつの自分になるか分からない状態ですが
    一体いつこんな状態になったのか、が分かる
    貴重な子供の頃でした?w

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    2018年02月16日
  • ココロコネクト2 キズランダム

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    人格入れ替わりが終わったと思ったら、今度は何と
    欲望解放が行われる事に。

    人格よりもきついものが出てきました。
    理性で抑えられるはずのものが、外に出てきてしまう。
    どれだけ精神を安定させるか、というのも大変ですが
    それを考えてしまった時点で、波風立つような?

    小テスト中に叫んでみたり、睡眠に負けてしまったり、は
    確かに可愛い方です。
    うっかり相手を傷つけてしまったら、というのは
    ものすごく怖い事です。
    が、人間関係できてないならともかく、できているなら
    出てこない時点で傷はつくような。

    現象はあれですけど、ものすごく青春してます。
    最後の方もそうですし…。
    いや、でも言えてよかった、とい

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    2018年02月15日
  • ココロコネクト ヒトランダム

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    文芸部に所属する5人の見に、恐ろしい事が起こった。
    意識がランダムに入れ替わってしまうのだ。

    固定? と思ったら、題名通りランダムでした。
    それにより、全員…というか、女の子達の
    隠していたトラウマやら悩みやらが露出。
    これを、犠牲者男子が一人で解決していきます。
    解決しよう、と思ってしているわけではない最初と
    解決してこい、と言われた次と…。
    これはやられると、確かに惚れてしまいます。

    殴りたいのは、入れ替えを設定してくれた存在、ですが
    自分の手を一切汚してません。
    体もそうですけど、お金の面も…。
    人のお金、そんな風に使ってはいけないと思いますが
    この顧問のならいいか…と思ってしまう何

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    2018年02月13日
  • ……なんでそんな、ばかなこと聞くの?

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    表紙からも、タイトルからも、それが泣かせどころだろうと匂わせているけど……まぁまんまとハマってしまった。

    岐阜県は郡上八幡、郡上おどりを舞台にした、ちょっとファンタジックな青春小説。正直、展開に大きな意外性はないし、不思議な出来事にも明確な説明が付かずにエモーションだけで乗りきった感はある。それでも感情が決壊するのは、それまで溜めに溜めたキャラへの、執拗なまでの設定の言及があるからかな、と思う。

    余談だが、郡上八幡は一度だけ行ったことがあるので、あの美しい街をリアルに回想できたのはよかった。

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    2017年11月20日
  • ジャナ研の憂鬱な事件簿 2

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    ネタバレ

    二話目と三話目の真相が、誇張でも何でもなく真っ先に思いつきやすい答えなのに登場人物たちによる様々な可能性の検討で上がってこず、わざわざ少し捻った推理をして遠回りしているようにすら思えた(特に二話目)。
    意外性が全てではないとは言え、物語を転がす中心となる謎の答えである以上、さすがにもうちょい意外性が欲しくなる。
    文章自体は好きな感じなのでもったいなく感じる。

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    2017年11月16日
  • ジャナ研の憂鬱な事件簿 2

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    前巻が好評だったのか続巻が無事に刊行。第1巻で指し示されていた主人公のトラウマとなった謎が明かされる。トリック自体は割りと簡単。犯人の動機や解決の仕方のやるせなさといった作品構造的には古典部ですが、主人公の行動原理、周囲の登場人物らが異なっていて、そこがオリジナリティになっている感じかな。ただ各話に出てくる登場人物の関係が、とくに主人公友人周りの友人が少々多いか、やや混乱しました(単にこれ誰だっけ、いつ出てたっけという感じ)。第3巻があればいよいよ水村前編集長が出て来るのかな。楽しみです!

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    2017年11月03日