武藤陽生のレビュー一覧

  • 暴露―スノーデンが私に託したファイル―

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    スノードンの問題は、現時点でも未解決の問題としてメディアでも度々話題になっている。
    米国情報機関の機密情報の取り扱い、ということ以上に、インターネット社会における情報の取り扱いについて、一石投じた事件として、当時、どのような動機、背景で、何が起こったのか知ることは重要なことだと思う。
    インターネットこそが国境を越え、自由に情報を展開することができる場であると同時に、それを管理することが可能であれば、それを誰かがコントロールし、その自由を抹殺することすらできる。

    本著は”暴露”した側が書いたものであるが、これを否定的に取る側の論理にも触れられているし、事の本質にも深く踏み込んでいるので、頭の整

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    2016年12月27日
  • 暴露―スノーデンが私に託したファイル―

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    「NSAは外国人にかぎってプライヴァシーを侵害します。」実際には全員が対象。

    NSAの資料が公開され、アメリカのデータ盗みが明らかになった。外国首相のケータイを盗聴していたのもすごい話だ。

    データの内容ではなくメタデータを集めたのはとても興味深い。つながりを追えば内容もわかるのは面白い。

    メディアが国の従僕であるという批判は、全世界で共通のものだと感じた。

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    2016年05月29日
  • 暴露―スノーデンが私に託したファイル―

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    2013年6月、香港にて本書の著者やその他数人に対し、
    アメリカ合衆国NSA元職員のスノーデンが自身の良心に従って、
    行きすぎたアメリカの監視体制に関する機密文書数万点を暴露したことは、
    日本でも大ニュースになり、みなさんもご存じだと思います。
    その機密文書の内容は、アメリカやイギリスの新聞社から記事として発信され、
    スノーデンはモスクワに移動して逮捕を逃れ、
    本書の著者であるグリーンウォルドも共犯者とみられる向きもあり、
    ブラジルのリオデジャネイロに住んでいながらも、
    アメリカに帰国した際には連行される危険性も否定できないらしいです。

    そんな危険を冒してまで、
    政府に屈せずに報道をしていく

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    2015年02月21日
  • 暴露―スノーデンが私に託したファイル―

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    いずれかの国でスパイ活動が行われていると想像したことはあったが、まさかここまでとは。
    書かれていることが本当であれば、恐ろしい。
    監視を意識することで行動抑制が起きると言うのはうなづける。
    とてつもない逆風の中でジャーナリズムを貫く筆者にも感服。

    全ては保身、集団心理がなせる技なのか。

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    2015年02月19日
  • 暴露―スノーデンが私に託したファイル―

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    国家による無差別監視。やってるだろうな、と思いつつも、ここまでやってるのか、とゾッとさせられる。

    イギリスでは報道の自由が憲法で保障されていないとは知らなかった。新聞社に乗り込んで、合意のもとでハードディスクを破壊させるって、結構えげつないことするなあ、と。
    アメリカの大手メディアの体制寄りっぷりがショックでした。もちろんこれは著者側から見た意見で、大手メディア側にも言い分はあるだろうけど。

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    2015年01月31日
  • 暴露―スノーデンが私に託したファイル―

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    スノーデンが著者に接触するところから現在(当時)に至るまで、時間を追って物語風に記されているので話にどんどん引き込まれました。最初TVでこのニュースを見たとき、とても表に出てきそうもない情報を暴露するとはなんて勇気のある若者だ、それにその事が色々な妨害もなく(屈せず)世間に出てきたなと衝撃を受けた事から、詳しい詳細に漠然と興味がありました。アメリカNSAが個人の通信の全ての情報(インターネット閲覧情報•電話通話記録等)を漏らさず取得しようとしていた事は驚きです。言われていたように、要注意人物や主要人物はそのターゲットになりうるという認識はありましたが、反政府的な芽を摘むという意味でも一般市民余

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    2014年08月24日
  • 暴露―スノーデンが私に託したファイル―

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    すばらしい。
    スノーデン、イカす!
    顔はイマイチだけど。
    ソウルは最高。
    逃げるんだ!ベイビー!
    逃げ切ってくれ。
    君は最高にヒップな野郎だ。

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    2014年10月26日
  • 暴露―スノーデンが私に託したファイル―

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    前半は暴露した経緯や主な内容について。後半は(実際に記事にした)著者が報道・ジャーナリズムについて物申している。
    暴露の内容は非常に興味深い。どこまでが本当で、どこまで収集されているのか。そして、この話題は沈静化してしまうのか。

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    2014年06月25日
  • 暴露―スノーデンが私に託したファイル―

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    今さらだけど、レビュー書くのもためらわれる・・
    怖いですね。

    なので、無難に「面白かったです」と書いておこう。

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    2014年06月25日
  • エージェント17

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    ネタバレ

    テーマは殺し屋たちの悔恨からの解放。
    解放されるには、愛する者のために命を張ることなのかもしれない。

    エージェント17とは、現在最強の暗殺者であり、その代が17番目であることを意味する。
15人目までは死に、16番目は行方不明。

    その16番目を殺す任務を17番目が請け負う。
    レジェンドと呼ばれる16。現在最強の17。

    途中まで読むと結末はある程度予想できる。
しかし、この作品の魅力は結末そのものではない。

    命の危険を共に潜り抜ける中で、16と17は少しずつ信頼関係を築いていく。
また、16の娘キャットが実に魅力的だ。
16譲りの頭の良さと度胸を持ち、17を翻弄する姿が面白い。

    映画で

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    2026年06月16日
  • エージェント17

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    ネタバレ

    代々前の暗殺者を消すことにより、当代一の暗殺者になるというストーリ。
    設定がおもしろく、表紙も素敵だったが、なんとなく読みずらかった。
    17が16を探しだし、どのように暗殺するかを仕掛ける頭脳戦というところはおもしろかった。
    接触したときに、つく嘘を知らベられても嘘だとばれないように仕組んでおくところとか、それを見抜変れていたとか、いろいろ面白かった。
    最終的には、16と17で共通の敵に対峙していくのだが。2人のやり取りもおもしろい。

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    2025年11月27日
  • 暴露―スノーデンが私に託したファイル―

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    スノーデン氏から著者へ接触があったのは2012年。この告発により、オバマ政権下でのアメリカ市民への盗聴が大きな話題になった。2008年に出版されたティム・ワイナー氏の「CIA秘録」では、CIA設立時から各総理大臣の対応が詳細に書かれている。そこにはオバマ政権も含まれているが、市民への盗聴は、なにも彼の政権下でのみ行われたことではない。「CIA秘録」は機密解除された内部文書をもとにした情報であり、出版当初は大変話題になったそうだ。

    それから数年の時を経て、より多くの人がスマホを持ち、インターネットを使用するようになり、情報に触れる機会が増えた。そこでスノーデン氏の告発が一番インパクトのあるタイ

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    2025年10月28日
  • エージェント17

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    個性的な主人公と副主人公との対決とエンディングがストーリーの盛り上がる所ですが、前半から中盤の副主人公を探す所が少し中弛みします。だが、他の暗殺者シリーズに比べて、探し出す方法が面白い所です。次回作があるようなので、さらにストーリーの作り込みに期待しています。

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    2025年06月28日
  • エージェント17

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    スパイ小説ということで
    クールな頭脳戦のようなものを期待して読んだが
    ハードボイルド?肉弾戦が続く展開

    Netflix映画みたいな感じでした

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    2025年04月09日
  • エージェント17

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    世界最高の殺し屋「16」が突然に行方をくらまし、その後任となった殺し屋「17」に与えられたミッションが「16を殺すこと」だった…というスパイアクション小説。
    話の流れは「どこかで読んだことがあるような展開パターンだな」というもので、文体やセリフ回しはくどいところもあるが「くどすぎる」というほどではない。「いかにもなハリウッド映画を観させられました」という印象。
    17が立ち寄ったモーテルで経営を管理しているキャットという女性のキャラクターが非常に良い。殺し屋同士の決闘にたまたま巻き込まれただけの一般人だが、本書を読み終わった時点で抱く印象は「ターミネーター2直前のサラ・コナー」という逞しさ。

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    2025年04月06日
  • エージェント17

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    ハードボイルド・スパイ小説はほぼ読んで来なかったですが、表紙・帯・あらすじを読んで衝動買いしました。
    ただ、正直最初の数十ページはメチャクチャ読みづらかったです。関連のない文章が延々と連なるような感じで、まったく意味が入って来なかった…。
    銃撃戦が始まる辺りから徐々にテンポアップして、やっとすんなりストーリーに入りこめるようになりました。キャラクターやアクション、それぞれの人間関係も良かったです。映画化とかされれば単純に面白いかも。

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    2025年02月14日
  • レイン・ドッグズ

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     王立アルスター警察警部補・刑事<ショーン・ダフィ>シリーズの第5作。前作までを読んでいないのだが、阿津川辰海氏の「これまでの最高傑作と称するにふさわしい一品である」とのオビ文を見て読んでみることにした。

     舞台となるのは、1980年代の北アイルランド。アイランド共和軍(IRA)による爆弾テロ事件が多発していた北アイルランド紛争の時代だったことは記憶にあるが、その時代。主人公ショーン・ダフィは愛車のBMVに乗るときに必ず車底に爆弾がないかどうか確認するのも、正にこの時代ならではのこと。

     大きな筋としては、北アイルランドにある古城の中庭で女性記者の転落死体が発見されたが、現場は、城門は固く

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    2024年09月01日
  • DX実行戦略 デジタルで稼ぐ組織をつくる

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     企業の組織環境における「規模」や「相互依存性」「ダイナミズム」を把握し、そうした状況下で変革を実現するための方法を理解することには困難がつきまとう。使えるのが従来の技術と概念的なツールだけなら、なおさらだ。これこそが、実践者のまえに立ちはだかる「変革のジレンマ」の本質だ。


     ジョン・コッターはチェンジマネジメントの創始者とされている(実際、そのとおりだ)が、彼が考案した組織変革のための有名なフレームワーク「8つのステップ」は、その性質上、直線的なプロセスを採ることになる(注12)(図表1-8)。しかし、デジタルビジネス・トランスフォーメーションとは、事業の「複数」の側面に大きな変化を起こ

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    2024年07月31日
  • ガラム・マサラ!

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    ちょっとほろ苦い結末。
    少し読みにくかったが
    最後にはみんなを好きになった。
    結末は、うん、だけど。

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    2024年04月09日
  • ガラム・マサラ!

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    主人公ラメッシュは、絶望的な状況にいる。
    雇い主にあたる若者ルディとともに誘拐され、指を1本切り落とされてしまったのだ。
    なぜそんな状況になったのかといえば。

    元々、ラメッシュは貧困層の生まれだった。母はラメッシュを産んだときに亡くなり、父はチャイを売って日々を凌いでいた。チャイに入れるスパイスを挽くのはラメッシュの仕事。父は暴力的で時に女を連れ込んだりしていた。貧困の中、このまま父と同じような大人になるのかと諦めていたラメッシュを白人修道女が救い出した。
    彼女のおかげでラメッシュは教育を受けることができたのだ。
    それで成功して幸せになった、というのならよいのだが、ことはそれほど簡単ではない

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    2024年04月01日