山口謠司のレビュー一覧

  • 面白くて眠れなくなる日本語学

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    日本語学、と言うタイトルにしては物足りないかなと思います。
    発音と表記の問題、標準語ができたいきさつ、言葉は生きていて変化すること、などにフォーカスされています。
    もう少し身近な日本語を考えてみよう、気軽に読んでくださいな。

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    2025年10月09日
  • 眠れなくなるほど面白い 図解 大人のための日本語と漢字

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    間違えやすい日本語や漢字が日本にやってきた経緯などがわかる本冊。
    仮名の成り立ちや漢字が世間一般に広まるまでの流れが分かりやすく書いてあった。
    また、間違えやすい日本語も正用と誤用が併記されていて、正用の元の意味や誤用されるようになった一因も書いてあり、理解しやすかった。

    ただ、漢字の部分が割と序盤で終わってしまい、すぐに間違えやすい日本語に移行してしまったのがちょっと残念。遣唐使・遣隋使あたりまでの漢字の話は書いてあるが、それ以降がない。常用漢字の制定とか漢字についてももっと広げられたろうし、間違えやすい日本語もあそこまで列挙するなら「間違えやすい日本語」の本として単体で出してた方がいいん

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    2025年09月23日
  • 炎上案件 明治/大正 ドロドロ文豪史

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    明治から昭和を生きた文豪達のドロドロの私生活を書いたもの。
    与謝野晶子と鉄幹の間には十二人もの子が出来、ずっとラブラブなのだと思っていたけど、早々に晶子の熱は冷め、有島武郎と人には言えない関係にあったとか。
    平塚らいてうは女性解放運動家というくらいしか知らないが、男女問わず自由奔放に愛欲に溺れていたなど、どんな文豪の先生方もなんて愚かなんだろと思うと同時に、いろんな欲に抗えないただの人なんだなぁと感じました。

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    2025年07月17日
  • 言の葉配色辞典

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    辞典なので読むではなく引くものなのかもしれないが、パラパラめくっていてもおもしろかった。
    これお気に入りのワードと配色だなと思いながらブックマークをつけて楽しんだ。
    興味をひくワード、興味をひく配色はあったが、両者ともにこれは…と思うものはなかなかないのだなという印象だった。

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    2025年04月26日
  • 炎上案件 明治/大正 ドロドロ文豪史

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     戦前の文豪たちの私生活で起こったトラブルとその顛末を紹介した本。人妻に恋をしてしまった北原白秋、当時はスキャンダラスな扱いをされた同性愛を経験した平塚らいてうと尾竹紅吉、教え子に惚れてしまった島崎藤村などなど。文豪たちがそのような気持ちを抱えながらそれを昇華しようと苦しんだ足跡が文豪たちの文章と共に紹介されている。文章は正直で面白い。
     個人的には漱石の長女をめぐって松岡譲と争った久米正雄が地雷すぎて怖かった。「事件の真相に就いては、いずれ発表の機もあろう。僕がその書くなと云われても書かずにはいられない告白小説を、棺を蔽う先だって自ら屍を洗う覚悟を以て書く時、その時こそ書くも人の運命を狂わし

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    2025年03月07日
  • じつは伝わっていない日本語大図鑑

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    特定の世代にしか通用しなくなってきている言葉たちに焦点を当てた一冊。
    色々な現場で起きているであろうジェネレーション・ギャップを取り上げ「この言葉は伝わっていないですよ」をイラストを交えて紹介していく。
    私でも知らない言葉、知ってるけど使ってない言葉、普通に使ってる言葉などなど、多種多様な言葉が収録されていて面白い。

    言葉の本ではあるけれど、そこには「コミュニケーションの溝」という問題があって、それを解消していくには「伝わってあたりまえと思わない」という初歩にして重要なメッセージが込められている。

    へー、こんな言葉があったのか!
    語源こんなだったんだ!
    など、言葉を一段深く掘り下げる一冊で

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    2025年02月14日
  • 暮らしを整える 日本のしきたり(きずな出版)

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    表紙を見て、「とても柔らかい表現の本かな?」と思い、日本のしきたりについて勉強しました。

    季節や年中行事、冠婚葬祭やお手紙のしきたりの代表的なルールを1〜2ページ程度で簡単に解説しています。

    「あっ、これは知ってる」
    「知らなかったなぁ〜」
    「これはちょっと違うんじゃないかな?」
    とか、色々と学べることが多く、読んでいて楽しかったです。

    ただし、お手紙に関しては、ビジネスマナーと相反することもあり、その都度対応しなければならないなと思いました。

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    2024年12月09日
  • 明治の説得王・末松謙澄 言葉で日露戦争を勝利に導いた男(インターナショナル新書)

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    明治時代のロビイスト、末松謙澄の生涯を解説した本。

    言論活動で日本を守った末松謙澄。日本の国際化と近代化に寄与した末松謙澄の人物像が、本書を読むとよくわかります。

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    2024年11月17日
  • 面白くて眠れなくなる日本語学

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    それなりに興味深く面白い話題もあったが、当初思っていたような内容ではなかったな。外国人に対する日本語文法的な話かと思っていた。

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    2024年10月18日
  • 面白くて眠れなくなる日本語学

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    面白くて眠れなくなるほどではなかった。
    また、文章も少し変なところがあったし、説明も不十分な部分があった。
    日本語についての雑学書といったところ。

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    2024年08月30日
  • じつは伝わっていない日本語大図鑑

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    日本人同士で日本語が通じない。死語を漫画も使って楽しく解説。知ってる言葉が多かったけど、聞いた事ないものもありました。時間の曖昧表現は、人によって取り方が大きく違います。これは納得。最近は外国人も増えてきたし、わかりやすい表現を心がけようと思いました。

    言葉は時代と共に変化します。例えば全然大丈夫という表現。普通に使いますが、全然の後は否定形が文法的に正しいと昔習いました。でも、多くの人が使う今、それを間違っていると言えるのか?言葉も文法も変化していくのが面白いなぁって時々感じています。

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    2024年07月01日
  • 言葉を減らせば文章は分かりやすくなる

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    2024/06/22読破 

    感想
     文章や、話すのが苦手な方におすすめな本です。伝え方に悩んでいる方がいいですね。

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    2024年06月23日
  • ん―日本語最後の謎に挑む―

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    「ん」という文字はいったいいつから、どういう目的で使われるようになったのか?
    普通に昔から使っていただろうって?
    しかし、例えば「源氏物語」の原文には「ん」が使われていない、いやこの当時は「ん」という文字がなかったから使えなかった。
    そんな事ないだろうって?
    「鳶」という鳥がいますが、なんと読みます?「とび」?
    では、「鳶がクルリと輪をかいた」と言うときなんと呼びます?「とんび」ではないですか?
    なぜ「とび」と「とんび」があるのか?不思議じゃないですか?

    著者は日本の仮名のできる過程を古くは奈良時代にまで遡り、「上代特殊仮名遣い」の起源とその目的から語り始めます。
    文字が中国から伝来した仏教

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    2024年05月13日
  • 語彙力がないまま社会人になってしまった人へ

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    よく聞いたことや見たことのある漢字の言葉の意味が分かりやすく書かれている本です。
    漢字読めているつもりだけど、読み間違えしていそうなものも多く掲載されています。
    サッと読むと概ね用語の理解ができるようになります(咄嗟に使えるかは別ですが…)

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    2024年04月10日
  • 日本語通

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    ネタバレ

    事実や学説を踏まえて、詳細に日本語について書かれている。雑学的な書き方ではない。

    “藤原不比等は、「プディパラ(の)プピチョ」と発音されていた”

    “江戸時代、参勤交代で地方からやってきた大名などは、江戸城内でどのような話し方で会話をしていたのであろうか。全国各地の方言が飛び交い、話が通じるのは到底無理だと想像できる。それを解決したのが「謡曲(能楽)」という共通の教養であった。”

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    2024年04月05日
  • 面白くて眠れなくなる日本語学

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    <目次>
    第1章  変わり続ける話しことば
    第2章  日本語と世界のことばのふれあい
    第3章  日本語を調べ、作ってきた人たち
    第4章  日本語のひろがり

    <内容>
    日本語の歴史や表記についての著書の多い先生。「面白くて眠れなくなる」シリーズで、日本語をまとめた。明治期の「日本」語の誕生や発音の変化、表記の変化などをわかりやすく伝えている。

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    2023年12月09日
  • じつは伝わっていない日本語大図鑑

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    こういう死語(オッサン語?)辞典は複数出ているが、これは勘違いを2コマ漫画にしているのが新しい。
    日本語ネイティブでない人と日本語で話す時に避けるべき表現集と捉えることもできる。

    「同じ言語を話す若者たちなのに話が通じない」は古今東西言われていることであり、特に有名なのが18世紀イギリスの作家スウィフトの論説である。
    この本の編者も若者の語彙の貧困化を嘆いているが、例えば「了解」を「りょ」とするような省略は造語法では普遍的な方法であり、この本に載っている「泥縄」なども同じ造語法である。
    力のあるマジョリティが好んで使うか、(マジョリティから見下されている)マイノリティが生み出したかの違い。

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    2023年12月08日
  • 炎上案件 明治/大正 ドロドロ文豪史

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    現代よりも自由に?、素直に生きている感じがする。
    文豪は感受性が豊かだからなのか?
    西洋の画家たちと同じく、文豪にもミューズが必要なんだ。
    辛い恋、出会いや別れがあるから作品が生まれる。

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    2023年11月28日
  • 面白くて眠れなくなる日本語学

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    日本語はとても深く面白い言語だと再認識できる本です。
    今話している日本語も100年後には変わってるのかなと思うと不思議です

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    2023年10月01日
  • 面白くて眠れなくなる日本語学

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    面白いと思う事は多々あった。が、眠れないほどのめり込むことは出来なかった。マニアック、なんだろうな。

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    2023年09月16日