山口謠司のレビュー一覧

  • 文豪の凄い語彙力

    Posted by ブクログ

    文豪が作品の中で使用した語彙を、漢字の成り立ちを噛み砕きながら解説していく本。
    自分の生活の中では使わないような語彙ばかりではあるが、漢字が持つ意味合いが面白く、厚みのある本ではあるものの全て読むのは苦ではなかった。
    知識欲が刺激され、作品を読んでみたいと思える文豪にも沢山出会えた。

    0
    2019年02月09日
  • 知的社会人1年目の本の読み方

    Posted by ブクログ

    知的社会人とは、
    知性と教養と創造力を兼ね備えた人。

    創造力を養うには、本を自分の深くまで入れ込むように熟読する必要がある。
    得た知識と今までの知識を組み合わせることにより
    特異のモノコトをうみだせる。

    最も印象に残ったのは、本から全てを学ぼうとしなくていい。
    読書は著者との対話と考え、
    他人の人生を疑似体験し、色々な事を学ぶものである。

    知の巨人である本に、ちっぽけな自分を、
    大きな自分へと変えてもらう。
    そのためには俯瞰的に、客観的にイメージをわかせて読むことが大事である。
    また、多くの本を読み多角的な視点でみれるようになりたい、できれば著者にツッコミを入れながら読めたらベスト

    これからは一週間の読書計画を立て、読むようにしたい。

    0
    2019年01月21日
  • 心とカラダを整えるおとなのための1分音読

    Posted by ブクログ

    日本文学の名作の重要部分を見開きで掲載し、音読できるようにした本。
    部分的に覚えてたフレーズや、元ネタはこの作品だったのか等、あらためて気づかされるところも多く、音読用としてだけでなく、日本文学の良さを再発見させてくれるという意味でも有用な本だと思った。
    ちなみに本書では音読の効果として、
    気持ちが落ち着く、
    やる気が出る、
    ストレスが解消し、抵抗力がアップ、
    脳の活性化、
    誤嚥性肺炎の予防、
    を挙げている。

    0
    2018年10月13日
  • 現代エッセイ訳 徒然草 - すらすら読めて、すっきりわかる -

    Posted by ブクログ

    諸行無常の響きを感じる徒然草。
    今より自然を身近に感じた時代。
    より死を身近に感じる時代だからこそ、ひとびとが一生懸命に生きていく知恵に触れることができました。
    名よりも実を取る。より実用的な生きる知恵。
    「自分が使うペンは、武士の刀だと思いなさい」
    一つぐらい自分の魂の籠った何かを身につけるようにしたいと思いました。

    0
    2018年10月02日
  • 文豪の凄い語彙力

    Posted by ブクログ

    日本語には同じような意味の言葉がたくさんある。でも、それぞれニュアンスが違ったり、受ける印象が違ったり。

    難しい言葉を使うだけが文学だとは思わないけれど、言葉のプロである文豪たちが、多くの言葉の中から選び、紡ぎだした言葉は、やっぱり洗練されてて美しい。
    今度から作者の選び取った言葉一つひとつを意識して読んでみたい、と思った。

    普段から辞書をひくほうだけど、それでも漢字の成り立ちまでは分からない。
    言葉の意味だけでなく、漢字のつくり、成り立ちから解説してくれているので、さらに意味が分かりやすい。

    0
    2018年05月17日
  • となりの漱石

    Posted by ブクログ

    「隣から、また甲高い声が聞こえてくる。今日は奥さんを叱っているのだろうか、いや、一番下の子供だろうか・・・まったく、あんなにがなり立てなくてっても良さそうなものなのに。・・・(略)・・・それにしても、いったい、あの亭主は、なにをしている人なのかー学校の先生みたいだと近所の連中は言うが、朝から晩まで毎日出かけるってこともない。出かけるのは散歩くらいのものだ。・・・(略)・・・それから木曜日になると、大勢、大の大人がいっぱいやってきて、夜中には騒ぎが大きくなる。いったい、あの背の低い、偉そうな髭を蓄えている亭主は、どんな人なのだろうか・・・」

    最初は、明治時代にタイムスリップして隣に住む人の生活を覗き見しているような感覚で、読み始めることができる。例えば・・・
    ・食い意地の張った、大の甘党の漱石。
    ・漱石にとって明治になり西洋から入ってきた「ヌード」とはどのようなものだったのだろうか?
    ・漱石は鏡子夫人以外の女性と恋愛したのか?
    ・漱石の懐事情は?

    ・・・等々と軽い感じで、ドンドン読み進んでいくが、いつの間にか、明治という時代を背負って、文学者として迷い続ける漱石がそこに立っているという感じに引き込まれていく・・・膨大な資料から硬軟織り交ぜてしかもサラリと読ませていく著者の力量は相当なものです。
    実際のエピソードや作品、手紙から人間臭い漱石に迫る、肩の凝らない「漱石論」である。

    この本を読み終えて思ったのは、10年以上前に買い求めて、未だ手づかずに本棚に鎮座している江藤淳の「漱石とその時代①~⑤」を早く読まなくてはと思う次第です。

    0
    2017年05月13日
  • 語彙力がないまま社会人になってしまった人へ

    Posted by ブクログ

    システム手帳が昭和の時代には使われなかったこと、その時代はスケジュールは調整するのではなく上からいわれるものというのは驚きです。

    0
    2017年03月22日
  • 〈ひらがな〉の誕生

    Posted by ブクログ

    ひらがなの誕生を、藤原氏の政治的な動きの中で歴史とともにまとめてくれたのが良い。ただし、古今集と新撰万葉集、東風吹かばの歌の解釈は、わたしと違う。著者は、ひらがなを、日本人の心を表すものとして捉えているため、そのような展開になるのだろう。しかし、あくまでも道真は漢詩の人とわたしは捉えたい。

    0
    2016年06月23日
  • ん―日本語最後の謎に挑む―

    Posted by ブクログ

    書店で見かけて以来前々から読みたかった『ん―日本語最後の謎に挑む (新潮新書) 』を、電子書籍で購読。

    五十音図から一文字だけ仲間はずれのようにされている「ん」の文字に関して、ひらがな書きとカタカナ書きの字体・字形の成立の歴史的変遷だけでなく、万葉仮名から文字の使い方で知ることの出来るこの文字の発音の歴史的変遷や、文字が内在している意味・概念の歴史をも解き明かしている良書。日本語に興味のある方には必読の本である。
    なお、内容に多少専門的知識のいる書籍名なども含まれているので、一般的な教養という範囲をやや超えた内容の本でもあることに留意しておきたい。

    0
    2016年01月20日
  • ん―日本語最後の謎に挑む―

    Posted by ブクログ

    「ん」の歴史についてものすごく詳しくて、
    面白かった! 国語でもやればいいと思う。※
    「ん」は始めは無かった。清音と濁音を繋ぐ音。
    ここでも日本人の曖昧さが表れた。
    いい悪いではなく、こういう文化なんだよ。

    0
    2015年09月10日
  • ん―日本語最後の謎に挑む―

    Posted by ブクログ

    「ん」について。あんまり期待していなかったものの、存外面白かった。

    「ん」の誕生とか誕生以前の表し方とか、突き詰めていくとこんなにも面白いのかと。国語学っていいかもしんない。

    0
    2014年10月26日
  • ん―日本語最後の謎に挑む―

    Posted by ブクログ

    面白かったー。「ん」の起源、発展をめぐる謎。歴史のロマン。日本語から歴史とか文化を考えるってことに知的好奇心が刺激された。少し話がとっちらかってる感じがしたけど、何度も読んでちゃんと理解したいと思える本ではありました。

    0
    2014年06月24日
  • 日本語の奇跡―〈アイウエオ〉と〈いろは〉の発明―

    Posted by ブクログ

    すでに読み方などわからない上代特殊仮名遣いがどのような発音であったかというのは、中国で漢字の発音を漢字で表現する反切法で使っている漢字の発音仕方がわかるかららしい。
    本書は、ひらがなカタガナの50音表がどのように成立していったかを説き明かしつつ、日本語の中でのかなの果たした役割をといている。
    かなの確立には、仏教でのサンスクリット語による経文解明が大きな役割を果たしたようである。50音表もサンスクリット語の発音体系に基づいて作られたとする。

    0
    2014年06月11日
  • 『論語』から『孫子』まで一気にわかる 中国古典超入門

    Posted by ブクログ

    漢文を一切使わず、書き下し文だけで、古典のエッセンスをそれぞれいくつかの言葉で説明したものである。入門として役立つので、これを理解すれば、超早く中国古典がわかった気になれる。

    0
    2012年11月14日
  • ん―日本語最後の謎に挑む―

    Posted by ブクログ

    母音でも子音でもなく、清音でも濁音でもない、単語としての意味を持たず、かっては存在しなかった「ん」。「ん」とはいったい何なのか?「ん」誕生のミステリー。

    0
    2012年10月30日
  • 日本語の奇跡―〈アイウエオ〉と〈いろは〉の発明―

    Posted by ブクログ

    もともと書き文字がなかったところに中国から漢字を輸入し、しかしそれでは日本で話されていることばをすべて書き記すことはできないので、サンスクリット語の音を漢字で筆記する方法に倣って万葉仮名が使われるようになり……と、文字の歴史を辿りなおすことができる本。入門書としては手ごろでよいと思います。

    0
    2012年05月22日
  • ん―日本語最後の謎に挑む―

    Posted by ブクログ

    ちょっと難解もありますが、「ん」は古事記の時代人はなかった、「ん」と阿形吽形、本居宣長と上田秋成の「ん」をめぐる論争など知的好奇心をくすぐられ面白いです。

    0
    2012年04月14日
  • 日本語の奇跡―〈アイウエオ〉と〈いろは〉の発明―

    Posted by ブクログ

    漢字の伝来から、平仮名・片仮名の発明、いろは順からアイウエオ順への変遷など、日本語の歴史を網羅的に学べる。

    0
    2011年08月20日
  • ん―日本語最後の謎に挑む―

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    日本語には大きな謎がある。
    母音でも子音でもなく、清音でも濁音でもない、単語としての意味を持たず、決して語頭には現れず、かつては存在しなかったという日本語「ん」。
    「ん」とは一体何なのか?
    「ん」はいつ誕生し、どんな影響を日本語に与えてきたのか?
    空海、明覚、本居宣長、幸田露伴など碩学の研究と日本語の歴史から「ん」誕生のミステリーを解き明かす。

    [ 目次 ]
    第1章 「ん」の不思議
    第2章 「ん」の起源
    第3章 「ん」と空海
    第4章 天台宗と「ん」
    第5章 サンスクリット語から庶民の言語へ
    第6章 声に出して来た「ん」
    第7章 「ん」の謎に挑む
    第8章 「ん」の文字はどこから現れたか
    第9章 明治以降の「ん」研究
    第10章 「ん」が支える日本の文化

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

    0
    2011年05月22日
  • ん―日本語最後の謎に挑む―

    Posted by ブクログ

    昔の人が「ん」をどう書き表すかにこれほど四苦八苦していたとは意外でした。発音に関しては、中国語をかじった事のある自分にとっては非常に面白く読めました。

    0
    2010年10月11日