日本語の奇跡―〈アイウエオ〉と〈いろは〉の発明―

日本語の奇跡―〈アイウエオ〉と〈いろは〉の発明―

660円 (税込)

3pt

3.4

「五十音図」に代表される論理的な〈カタカナ〉、いろは歌に代表される情緒的な〈ひらがな〉、そして中国から渡来した漢字。これらを巧みに組み合わせることで、日本人は素晴らしい言葉の世界を創り上げてきた。空海、明覚、藤原定家、行阿、本居宣長、大槻文彦……先師先達のさまざまな労苦の積み重ねをわかりやすく紹介しつつ、これまでにない視野から、日本語誕生の物語をダイナミックに描く。

...続きを読む

日本語の奇跡―〈アイウエオ〉と〈いろは〉の発明― のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2014年06月11日

    すでに読み方などわからない上代特殊仮名遣いがどのような発音であったかというのは、中国で漢字の発音を漢字で表現する反切法で使っている漢字の発音仕方がわかるかららしい。
    本書は、ひらがなカタガナの50音表がどのように成立していったかを説き明かしつつ、日本語の中でのかなの果たした役割をといている。
    かなの...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年05月22日

    もともと書き文字がなかったところに中国から漢字を輸入し、しかしそれでは日本で話されていることばをすべて書き記すことはできないので、サンスクリット語の音を漢字で筆記する方法に倣って万葉仮名が使われるようになり……と、文字の歴史を辿りなおすことができる本。入門書としては手ごろでよいと思います。

    0

    Posted by ブクログ 2011年08月20日

    漢字の伝来から、平仮名・片仮名の発明、いろは順からアイウエオ順への変遷など、日本語の歴史を網羅的に学べる。

    0

    Posted by ブクログ 2013年11月24日

    「いろは」「あいうえお」「漢字」という3種類の文字を使う日本人は素晴らしいのだと思う。海外のモノを真似して使う。これは発展には重要だが卑怯と思われてしまうこともある(例えば韓国、中国への技術流出、著作権問題)。しかし、私たちの祖先はそこに日本独自のものを吹き込んでいった。そうした努力と国を思う気持ち...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年05月23日

    [ 内容 ]
    「五十音図」に代表される論理的な「カタカナ」、いろは歌に代表される情緒的な「ひらがな」、そして中国から渡来した漢字。
    これらを巧みに組み合わせることで、日本人は素晴らしい言葉の世界を創り上げてきた。
    空海、明覚、藤原定家、行阿、本居宣長、大槻文彦…先師先達のさまざまな労苦の積み重ねをわ...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年02月16日

    フォトリーディング&高速リーディング。日本文化についてのシントピックリーディング。あいうえおは明治から。この発明はすごいらしい。

    0

    Posted by ブクログ 2010年12月25日

    ひらがなの成り立ちなど
    日本語の歴史をさらっと追っていく感じの本でした。
    ページ数もさほど多いわけではないですし、
    知識として知っていて損はないかと思います。

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2021年02月03日

    <目次>
    序章   「ひらがな」と「かたかな」
    第1章  国家とは言葉である
    第2章  淵源としてのサンスクリット語
    第3章  万葉仮名の独創性
    第4章  『万葉集』が読めなくなってしまった
    第5章  空海が唐で学んできたこと
    第6章  「いろは」の誕生
    第7章  仮名はいかにして生まれたのか
    第8...続きを読む

    0

日本語の奇跡―〈アイウエオ〉と〈いろは〉の発明― の詳細情報

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

新潮新書 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

山口謠司 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す