【感想・ネタバレ】文豪の凄い語彙力のレビュー

あらすじ

芥川、川端、三島……古くて新しくて深い文豪の言葉を手に入れる!

語彙力本の決定版!SNSやメールで平凡な表現しかできない残念な人ではないだろうか?「やばい」を多用してやばい状態になっていないだろうか?語彙力ブームの立て役者・山口先生が近現代の文豪の深い言葉をえりすぐって紹介。今日から使ってみたい言葉、知ってるけど意外な意味のある言葉など、読んで楽しい日本語の数々!文豪の例文入りで、その言葉の使われ方もわかる。

芥川龍之介の「的皪(てきれき)たる花」、内田百間の「生中(なまなか)手に入ると」、小沼丹の「耄碌(もうろく)していた」、吉川英治の「秀雅な山」、齋藤茂吉の「恬然(てんぜん)としている」、川端康成の「懐郷の情をそそる」、三島由紀夫の「結婚のほうが猥褻だ」などなど、文豪の語彙力を身につければ表現力も豊かにアップ!日本語って奥深くて面白い!文豪の似顔絵マンガ入り!

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Posted by ブクログ

知らない言葉をたくさん知れる。しかも漢字の成り立ちから解説しているので分かりやすいし、より理解が深まる。私は生中(なまなか)な理解しかしていないかもしれないが、人のため臆面(おくめん)もなくレビューを書いている。紹介されている言葉は普段使いの言葉ではない。日常生活で使うと、相手からは「どういう意味?」って返されそうだ。とはいえ、的皪(てきれき)や秀雅(しゅうが)、厚誼(こうぎ)、寛解(かんかい)、起居(ききょ)、蒼惶(そうこう)、慨嘆(がいたん)などはどこかで使ってみたいと僭越ながら思うのである。さくっと読めて言葉の理解を深められる本である。

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2022年12月15日

Posted by ブクログ

漢字の成り立ちから
その語彙の意味を教えてくれる本。
小説を読んでいると、
「?」と思っても面倒くさくて
読み飛ばしてしまう語彙もたくさんある。
読めるけど、意味が分からない単語が多く、
国語教師として恥ずかしくなりました・・・

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2019年10月16日

Posted by ブクログ

文豪が作品の中で使用した語彙を、漢字の成り立ちを噛み砕きながら解説していく本。
自分の生活の中では使わないような語彙ばかりではあるが、漢字が持つ意味合いが面白く、厚みのある本ではあるものの全て読むのは苦ではなかった。
知識欲が刺激され、作品を読んでみたいと思える文豪にも沢山出会えた。

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2019年02月09日

Posted by ブクログ

日本語には同じような意味の言葉がたくさんある。でも、それぞれニュアンスが違ったり、受ける印象が違ったり。

難しい言葉を使うだけが文学だとは思わないけれど、言葉のプロである文豪たちが、多くの言葉の中から選び、紡ぎだした言葉は、やっぱり洗練されてて美しい。
今度から作者の選び取った言葉一つひとつを意識して読んでみたい、と思った。

普段から辞書をひくほうだけど、それでも漢字の成り立ちまでは分からない。
言葉の意味だけでなく、漢字のつくり、成り立ちから解説してくれているので、さらに意味が分かりやすい。

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2018年05月17日

Posted by ブクログ

一つか二つでも使いこなせたらいいかな
・謦咳に接する
・拘泥する(執着する。固執する)
・幕府の爪牙に堕している

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2019年12月01日

Posted by ブクログ

こんなすごい語彙を使う文豪がどう凄いのか・・・を解説してくれるのかと思って手に取ったのだが、使われている凄い言葉そのものの解説だったので、ちょっと期待していたものとは違った。これはこれで勉強にはなりましたが。

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2019年07月02日

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