となりの漱石

となりの漱石

1,100円 (税込)

5pt

4.0

日本を代表する文豪・夏目漱石。
明治という日本の夜明けとともに、時代の精神を文学へ昇華させていった近代百年最大の国民的作家は、じつをいうと、損をしようが曲がったことが大嫌い、皮肉屋でありながら情にあつく、うるさい世間はご免蒙(めんこうむ)るがほっておかれるとさびしい、胃炎は怖くて仕方がないのに甘味はついつい盗み食い……という、人間味まるだしの人なのであった。
その49年(作家生活はわずか10年!)の生涯に残した「作品」「手紙」「俳句・漢詩」などの名言・迷言からは、愛すべき我らが隣人の姿が浮かび上がってくる。明治は遠い日々ではない。ふり向けば、私たちのすぐそこに漱石の「こゝろ」は息づいている。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

となりの漱石 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「隣から、また甲高い声が聞こえてくる。今日は奥さんを叱っているのだろうか、いや、一番下の子供だろうか・・・まったく、あんなにがなり立てなくてっても良さそうなものなのに。・・・(略)・・・それにしても、いったい、あの亭主は、なにをしている人なのかー学校の先生みたいだと近所の連中は言うが、朝から晩まで毎

    0
    2017年05月13日

    Posted by ブクログ

    夏目漱石とはどういう人物であったのか。をいろいろな
    面で語られている本。
    胃炎がひどく、癇癪持ちで甘いものが好きで、難しい気質
    子ども達へ思い。弟子や友人との付き合いかた。
    奥さんの苦労などなど。。。
    非常に人間味にあふれた漱石の一面がおもしろくかかれて
    あります。

    0
    2015年11月21日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    明治という時代背景の中で、いかに文学者として立つか苦悩していた漱石。彼の人生には、いわゆる文豪というイメージだけでは測れない、とても人間臭いものでもあったようです。個性的な、そして厄介な弟子たちのエピソードも漱石の懐の深さを感じる(というよりは単に断り切れなかったのかも)おかしさです。中でも晩年の弟

    0
    2016年01月04日

となりの漱石 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ディスカヴァー携書 の最新刊

無料で読める ビジネス・経済

ビジネス・経済 ランキング

山口謠司 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す