あらすじ
現代日本語は人工的に作らざるを得なかった? 「にゃー」「パワー」などに使われる「ー」の記号(長音符)が出来たのはいつ? 係り結びの「発見」? ……シリーズ累計70万部突破! 身近なのに意外に知らない、知ればとっても役に立つ奥深い日本語の世界を巡る一冊。 ●「ん」には少なくとも16種類の発音がある ●絵文字は平安時代から使われていた ●お経は「おきょう」、経済は「けいざい」の理由 ●漢字をローマ字に変えてしまえ! ●「ら抜き」は「ことばの乱れ」か? ●時制はAIには難しい ●日本語はなぜ主語があいまいなの? ●イギリスに伝わった最初の日本語 ●百人一首が全国に広がったわけ ほか
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Posted by ブクログ
今まで日本語はあって当たり前のものだと思ってきたが、実際は昔の日本人たちが知恵を出しながら、議論を重ねて生まれたものだと知り、尊敬と感謝の念でいっぱいになった。さらに、日本語はすでに確立したものではなく、今もなお変化し続け、より良い言語へ進化し続けていっている。今まではら抜き言葉や外来語などの進出によって伝統の日本文化が失われてしまうと思っていたが、これもより良い言語への進化だとも捉えられることを知り、そのような変化も受け入れていこうと思った。
Posted by ブクログ
日本語学、と言うタイトルにしては物足りないかなと思います。
発音と表記の問題、標準語ができたいきさつ、言葉は生きていて変化すること、などにフォーカスされています。
もう少し身近な日本語を考えてみよう、気軽に読んでくださいな。
Posted by ブクログ
面白くて眠れなくなるほどではなかった。
また、文章も少し変なところがあったし、説明も不十分な部分があった。
日本語についての雑学書といったところ。
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 変わり続ける話しことば
第2章 日本語と世界のことばのふれあい
第3章 日本語を調べ、作ってきた人たち
第4章 日本語のひろがり
<内容>
日本語の歴史や表記についての著書の多い先生。「面白くて眠れなくなる」シリーズで、日本語をまとめた。明治期の「日本」語の誕生や発音の変化、表記の変化などをわかりやすく伝えている。