吉野万理子のレビュー一覧
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真純は小学生の頃にファンが出てくるほどカッコよいボーイッシュ見た目や漢気ある性格からスカートを履いているところを自分を知っている友達に見られたくなく、遠い女子校に通うことにした。真純は女子校がドロドロしているものだと思っていたけれど、思っている以上に素敵で爽快な生活を送ることができた。
真純は別の遠い学校に通うことを選択したけれど、私はきっとみんながいる学校を選んだのではないかなと思います。真純のように新しい場所で完全アウェーの状況で新しい自分をいちから上書きするのはとても自分には難しいのではないかと思うからです。この本で、自分らしく生きられないのは自分的にはもどかしいなと読みながら感じました。いい物語でした。 -
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思い出を預かってくれる魔法使いの質屋。そこは20
歳まで入ることができる不思議なお店。
思い出を預けるとお金に交換して貰える代わりに、その思い出が自分の中からなくなってしまう。
もちろん、預けた思い出を買い戻すこともできます。
嫌な思い出やどうでもいいと思った思い出を預ける子供たち。20歳を超えると預けた思い出は戻ることなく、
海のヒトデになるそうです。
小学生の日常や悩み、大切なおばあちゃんとのお別れや告白などを色々な展開を読むことができて良かったです。毎回、魔法使いさんが用意してくれるお菓子も美味しそうで素敵だなと心を踊らせました。
どんな過去も過ちも些細な日常も私は大切だと考えました。
もし、思い出を預けることができたとしても私にとってはどれも必要で、これからの未来を明るく生きるためには全てを受け入れることが大事じゃないかなと思ったりしました。
大河くんのどうでもいい思い出が後から価値あるものに変わるシーンが印象的でした。
素敵なお話でした。 -
Posted by ブクログ
「野球部員は来週までに髪を丸刈りにしろ」
野球部の監督が出した指令。野球部員がたるんでいることを危惧して出したその指令を始まりに、同中学校内の30人それぞれの恋愛模様が繰り広げられる。
中三、小川由真は、野球部員の弟からその話を聞いて、理不尽だと怒り心頭。野球部キャプテンでエースで四番の上里くんの、くしゅっとやわらかくウエーブする髪がばっさり切られてしまうなんて、考えられない!
一つ一つのお話は短く、次の誰かに繋げられていてとても読みやすかったです。誰が誰というのは何度も読み返しましたが。
恋愛ごとを中心に話が進んでいきますが、主人公が変わればそれぞれの事情や考えがあって、同じ出来事でも見る角度が変わればまた違うというのをいくつも体験できてとても楽しかったです。
テンポよくお話が進むのと、そこまで難しいテーマではないので悩みなく読むことができました。そうはいっても小学校高学年〜中学生くらいの興味関心の中心はやはり恋愛ごとで、5年後のお話が最後に数話ありましたが、きちんとそこへ繋がっていることが示されていて、そこで培ったことが未来に繋がるのだと希望が持てる終わり方でした。 -
Posted by ブクログ
中高一貫の私立中学に編入して三ヶ月の。長身のくせに運動神経が良くないところが悪目立ちして、未だに学校に馴染むことができずにいて、揶揄いや好奇の目に晒されている。
望んでもいない父親の転勤に振り回されている中で、唯一感謝していることは、家庭教師の安岡さんをつけてくれたことだ。大学生の安岡さんは自分の話に共感してくれて励ましてくれる。
ある時、大学を案内してくれた安岡さんに、うちに寄っていくか?と誘われた。二つ返事で遊びに行かせてもらった先で、目にしたものは…。
中学生の薬物使用を取り扱ったお話。
YouTubeやTikTokなど中高生にとって身近な題材を使っていて、その背景に、想像以上にすぐそばに薬物が存在するのだということを思い知りました。
始まりはこんなに簡単なのだと。大人の目線で読んでゾッとします。 -
匿名
購入済み六次の隔たり。
世界はみんな親戚で「つながってる」。
「赤の他人」とは一度もしゃべったことのない人を呼んで、一言でも言葉をかわしたら「赤の他人」は「知り合い」に変わる。
そう考えられるようになれば正義を振りかざして無闇やたらに人を攻撃しにくくなるのかな。
あと、”みんなのアドバイスは素直に聞くこと、逃げ道を見つけておくこと、誰かが逃げ道を用意してくれたら頭ごなしに否定しないこと”もそうだなと改めて思う。
それは”人を追い詰めすぎない、逃げ道は用意しておいてあげる、大丈夫かなと気にかけて一言二言声をかける”こととも繋がっている。
「誰にも相談できず、逃げ道も作らず、ひとりで追い込まれ」て行かないために。 -
Posted by ブクログ
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この本は、中学受験を目指す伊吹という名前の12歳の男子の物語です。
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ある日の夜、伊吹が神社にある木に結わえられていたおみくじを破っていると、後ろからなんだった?という声がしました。振り替えると同級生の多郎という男子がいました。多郎は神社の裏口から来たようでした。
多郎が見してよと言うのでおみくじを見せると中吉でした。もう一つ、「願望」の所に明日からきっといい方に向かうと書いてありました。多郎は実は毎晩、木に結わえられているおみくじを一本とっていたらしく、今一本とってみると、「今すぐ西へ向かうと吉あり」とかいていました。
一方、伊吹のおみくじは「早急に南方へ歩けば道は開ける。」と書いてありました。
多郎は具体的にどうしろという内容を見るのは初めてらしく、お告げどおりにしたらほんとうに吉があるかもといっていました。なので、「多郎は南西へ向かえばいいんじゃね?」と言いました。なので、二人でどんどん南西の方向へ進んで行くという物語です。
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この本は12歳、15歳、18歳の3つのストーリーに分かれていて、それぞれにストーリーがあります。全部面白いので、是非見てみてください。
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担当:佐藤亜美の息子(小6)
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