感情タグBEST3
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楽しすぎて休みの日1日で読んでしまった。
主人公の紺ちゃんがイキイキと仕事をしていて、
私も休み明けの仕事頑張ろっかなと思わせてくれる。
大賀センパイが最高にいい男です。職場に欲しい。
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面白かったです♪
主人公・紺野真穂。
就職氷河期で、滑り込み就職した会社が三年後に倒産。
再就職先のキャラクタービジネス会社で初めての営業に配属されて…。
基本、お仕事小説なんですが、紺ちゃんの片思いがくすぐったくてね。
天然で立ち直りは早いが、大事な場面で緊張すると「へっ?」と気の抜けた返事をしてしまう紺ちゃん。
同じプロジェクトチームの大賀センパイに恋い焦がれ、
思いを詠った短歌がこれまた愉快で。
「いつまでもひとところに留まってちゃいけない。
毎日頑張ってるんだから、今の君はあの頃の君とは違う」
凹んでいるとき、こんな言葉をさりげなくかけてくれる大賀センパイ。
あ~、素敵です。
「紺ちゃん」と初めて呼んでもらえたときは、
自分のことのように、ときめいちゃいました♪
俺たちは所詮、世の中という舞台の中ではエキストラ。
でも、だからこそできることもある。
舞台の隅っこで自由にそれなりの自我を持って踏ん張り続け、
そしていつかはステージの中央にいるスターを食ってやる。
「!」マークのついたエキストラ。
うん、いいですね!
「仕事」ってなんだろう。「働く」ことにはどんな意味があるんだろう。
で始まる大好きな荻原浩さんの「解説」も良かったです。
肩の力がふっと抜けて、元気をもらえた一冊でした。
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なんとなくのタイトル買い表紙買いでしたが、アタリでした。
一人称小説で若い女の子の話し言葉だったから、最初はちょっととっつきにくいなーと思ってました。
でも、主人公の心情の変化、感情の浮き沈み(激しい!)がすごく伝わってきて、それが楽しい!面白い!
職種は違えど、仕事上のポジションが似ていたことも共感できた理由かもしれません。
ほとんど中断せずすいすい読めてしまいました。
作者さんのほかの作品も読んでみたいです。
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軽快な文書で、リアリティー溢れる内容。サクサク読めました。実在しそうな人物像で、主人公に親近感を持てます。あまり期待せずに読み始めましたが、面白かったです。
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題のインパクト。
そして最初の数行が生々しくってそれが面白い。
技術者と営業の立場がその通りだなと共感してしまいました。
よくあるトラブルや1つのものを作り上げていく達成感など、楽しく読ませて頂きました。
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軽いテイストながら文章はしっかりしてるし、仕事しているところもたくさん描かれているので息抜きとして楽しめました。裁量労働制で終電間近まで残業の日々なんて、私だったら嫌すぎるけど、太陽のように思い憧れている男性社員と同じプロジェクトチームにいるなら張り切っちゃうかな。
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働くとは?と、考えさせられる本。
恋愛ばかりで仕事が手につかないとか後回し的なものは嫌いだけど、どっちも主人公にとっていい意味で双方を上手く過ごすには大切なエネルギーの一部だと思う。
仕事って、やっぱり中身も大切だけど一緒に働く人が一番大切なのかもと思わせる本。
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■仕事ってなんなんでしょうね?ねえ、何のために働く???
キャラクタービジネスを手掛ける小さな会社に転職した紺野真穂。26歳。大手企業の下請け業務が中心で、プロジェクトの主役にはなれず、いわば「エキストラ」ですけど、それが何か? 社会の隅っこにいたって会社の下っ端だって、意地とプライドでいい仕事、目指しますから! 憧れの先輩、面倒くさい同僚、困った後輩と共に、さあ、今日もお仕事ですっ。仕事であるある! 職場にいるいる! 共感度ピカ☆イチのワーキング・ガール小説。
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タイトル&表紙買いしました。
軽い感じでサクサク読める。
仕事をしていれば誰にでも起こる理不尽な状況と幸せな瞬間。
真穂(主人公)に共感したり、自分と比較したり。
とりあえず頑張ってみようよと応援されている気がした。
エキストラだけど明日も頑張ろう!と思える本。
あと、真穂の詠む短歌が地味にツボる。
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ここの所重い本を何日も何日もかけて読んでいたから、たまには軽いものを、と手に取った。
「期待していなくて、ごめんなさい」といいたくなるくらい楽しく読むことができた。
サクサクと読み進められるけど、心に響く言葉もいくつかあった。
大賀センパイのような人の下で働けたら、大変なこともきっと乗り越えていけると思う。
キャラクタービジネスを手掛ける小さな会社に転職した紺ちゃん26歳が、社内での立ち位置に悩み、苦い経験を通して大人に向かって少しずつ進んでいく。
仕事を通して自分に自信をつけていく。
仕事を頑張る人を応援する内容。
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キャラクターデザイン会社に転職した紺野真穂(26)のお仕事小説。
「エキストラ!」を改題。
能天気なのでクヨクヨ悩まず明るい主人公。
憧れの大賀先輩の言動で一喜一憂、モチベーションにして仕事を頑張る姿勢は好感がもてます。
ライトな感じ。
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誰だってあると思う疑問「仕事とは?」そんなギモンを解決してくれるのがこの本だ!
これから就活に入る時期の私からしたら、共感はできないものの、いい時期にこの本と出会えたなと感じた。
「人のために仕事をする」「会社のために仕事をする」そんなのきっと人それぞれなんだろうけど、自分なりのしっくりストンとくる答えを見つけてあげるだけで、きっと各人の仕事をする意味が分かってくるのではないかなと思った。
実は初めて読む吉野万理子さん。彼女はもともと脚本家だったそうで、それも伺えるようなテンポの良さ。ただ、一つひとつのシーンの切り替えがちょっと早いような気がして、もっと読みたかった…と思わされた部分が多かったのが残念。スラスラ読める文章なので、ぜひ一度手にとって頂きたい!
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何のために仕事をするのか…
転職した先で忙しいながらも、少しずつやりがいを見つけていく紺野。
誰でも一度は考えてしまう仕事について描かれている。
やっぱり、人間関係も大事なところだよねー。
2015.12.20
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表紙可愛くキャッチーなタイトルに引かれて買いました。サクサク読めて面白く、仕事をしてる楽しさや意味を考えるようになる内容だけど、主人公にはちょっとイライラさせられました。ランダムだったけど主人公の読む短歌は面白かったです。
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表紙がすごくかわいらしかったのと、タイトルの今夜も残業エキストラっていうのが語呂がよくていいなって思ったので買っちゃいました。
内容も小さな会社で働く女性の仕事の話がメインでなんとなく面白そうだなと思いました。
読んでみたら面白かったです。
主人公の紺ちゃんが優秀なキャリアウーマンって感じじゃないのが共感できていいです。私も働き始めたらあんな風に空回りとかするんじゃないかなって思いました。
憧れの大賀センパイもいいですね。きっとこういう憧れの人がいたらつらい仕事も楽しくなっちゃうんじゃないかな。
章ごとにある紺ちゃんの変な短歌も好きです(笑)
エキストラ!の考え方がいいです。
大多数の人は「エキストラ!」な人生を送るんだから、その人生を十分に楽しみたいですね。
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20120831
さらりと読みやすかった。
人生のクライマックスはいつ?とか
エキストラはスポットライトは浴びないけどだからこそ自由だ、とか、
そんなようなことがブレずに描かれ、
面白く読めた。
職場の恵比寿や主人公紺野真穂の住む元住吉や、その他、地域を細かに描写してるのがわりと好きなので、楽しめた。
Posted by ブクログ
自分自身どうしてこの本を手に取ったのかは分からないのだけれど(作者の名前と、残業というワードに惹かれたのだと思う)、読んでみると高い文章力からくる軽快なテンポで楽しくサクサク読めた。章ごとに起承転結がしっかりできているのもその一因かと思う。漫画というよりかはドラマみたいな感じで読める小説。
Posted by ブクログ
ベンチャー企業に入社三ヶ月目の紺ちゃんが、憧れの先輩や一筋縄ではいかない取引先などに囲まれ成長していく物語。
「人生のクライマックスはいつだったか?」この小説を読み始めて最初に問われる問いだ。ちょっぴり地味で、自分に自信がなくて、太陽のように温かい先輩がいて、ちょっと気の合わない後輩がいて。主人公の紺野のポジションというのは、働く現代女性にとって近いものがあるのだと思う。だからこそ彼女が直面する問題は非常に身近で、彼女がとる解決方法が時には参考に、時には反面教師となるのだろう。私たちもエキストラで、舞台の中央には決して登場できないかもしれない。それでも「!」が上についているエキストラを目指しているのかもしれない。
冒頭の質問に対して、今が最高です、と答えられたらどれほどよいか。やや紺野の色ボケ感には辟易するが、できる憧れの先輩を救うのもやっぱり紺野なのだから。社会のために仕事をする、仕事をするのは世の中の役に立ってほしいから。そんな初心に返らせてくれるお話だった。