吉野万理子のレビュー一覧
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ネタバレ主人公・大地。絶対負けたくない6年生の大会、ダブルスでは同じく6年の誠とくみたかったのに、先生は5年の純と組めと言う。納得できない思いをかかえながら、もの静かな純とのダブルス。
その他にも、女子部のもめごと、家の中ではお父さんが会社を首になって部屋に閉じこもってしまう、・・・俺だって、もう卓球なんてできないかもしれないと、悩みはつきない。
でも、父さんの代わりに働き出した母さん。夫婦はチームで、おたがいが補い合っているんだ、と教えてくれる。今は母さんが父さんを助ける番だと。そしてそれは、純とのダブルスにも言えることだと気がついた大地。それまで弱い5年としか思っていなかった純のことを見て、また、純も静かに真面目に努力を重ねて、大地のことをよく見ていることに気がついた。穴のあいたシューズを、大地に内緒で用意しようとしたり、純のやさしさにも大地は気がついた。いろいろな問題も少しずつ改善していき、大会。大地と純のチームは試合に挑む。 -
Posted by ブクログ
ネタバレタイトルが既にいじめ事案のにおいがプンプン。舞台は中学校。主人公桃がいじめられて大人の助けなしで自ら解決する話。自分の特徴を自分なりに掴み、被害に遭ったことを糧にする。最後までいい人過ぎる話だった。
4章構成。1からで2部への流れが秀逸。2部の話はリアルに残酷。疲弊するほどに女子の闇が泥臭く綴られる。3部で解決に向かうのだがここから読んでて残念だった。大人が介入しないで解決するのは理想だけどあまりにも解決までの道が綺麗過ぎる。4部でお義父さんがありがたい話をするのだが唐突なのよ。多分加害者側に抱えてる事情があったろうしいくら病気でも桃の母だって桃の様子から何かの動きをするはずなんだよ、現実のいじめ事案ならね。終業式の日に業者による集合写真ってのもありえないし。
現実に合わせて担任や親の動きを入れると話がややこしくなるから割愛されたのか?それにしても前半が良かっただけに後半の現実離れさが、あゝ惜しい。
最後に、主人公の桃。どうしても私は魅力を感じることができなかった。ここも,残念。