吉野万理子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
表紙がすごくかわいらしかったのと、タイトルの今夜も残業エキストラっていうのが語呂がよくていいなって思ったので買っちゃいました。
内容も小さな会社で働く女性の仕事の話がメインでなんとなく面白そうだなと思いました。
読んでみたら面白かったです。
主人公の紺ちゃんが優秀なキャリアウーマンって感じじゃないのが共感できていいです。私も働き始めたらあんな風に空回りとかするんじゃないかなって思いました。
憧れの大賀センパイもいいですね。きっとこういう憧れの人がいたらつらい仕事も楽しくなっちゃうんじゃないかな。
章ごとにある紺ちゃんの変な短歌も好きです(笑)
エキストラ!の考え方がいいです。
大多数の人は -
Posted by ブクログ
以前読んだ『秋の大三角』より、ずっと良かった。
あちらは2005年の作品ゆえ、6年もたてば、筆力も上がるか……(笑)
普通の生活の中に、ファンタジーが入り込む、まさにエブリディ・マジックの世界なのだけれど、あまりに普通の小説の顔をしているので、本当にファンタジーなのかどうか、いつも疑いながら、何度も読みかえしてしまう。
その不思議な導入がこの作者のテなのかもしれない。
さて、本書。
イメージとは程遠い魔法使いが、20歳以下の子どもたちのおもいでを買ってくれる海辺の町が舞台。
その家に出入りする遙斗と里香・・・・・それぞれの物語が動いていく。
私はかなりツボにはまる。
不自然な感じは否めない -
Posted by ブクログ
ネタバレベンチャー企業に入社三ヶ月目の紺ちゃんが、憧れの先輩や一筋縄ではいかない取引先などに囲まれ成長していく物語。
「人生のクライマックスはいつだったか?」この小説を読み始めて最初に問われる問いだ。ちょっぴり地味で、自分に自信がなくて、太陽のように温かい先輩がいて、ちょっと気の合わない後輩がいて。主人公の紺野のポジションというのは、働く現代女性にとって近いものがあるのだと思う。だからこそ彼女が直面する問題は非常に身近で、彼女がとる解決方法が時には参考に、時には反面教師となるのだろう。私たちもエキストラで、舞台の中央には決して登場できないかもしれない。それでも「!」が上についているエキストラを目指し