吉野万理子のレビュー一覧

  • 恋愛問題は止まらない

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    中学生向けの棚にあった小説。最近暑いしちょっと疲れてたので、大人の私ならさらっと読めるかな?と思って読みました。
    登場人物が34人いる!!!読めるかなと思ったけど楽しく読めました♪
    中学校内の恋愛のうわさ、〇〇と〇〇って付き合ってるらしいよ…あったあったあった!!!!笑
    部活に燃える青春。
    悩める今後。
    友達との関係。
    忘れてた中学時代を思い返しているかのようでたのしかったです♪

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    2025年08月02日
  • 南西の風やや強く

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    クラスにひとりはいる、ちょっとトガった男の子の十代の記録。素直な目線で描かれていて、仲のいい友達の話を聴くようです。息子より年下にあたる若い方々の日常に触れて、今を生きる大変さを思いました。

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    2025年06月04日
  • ティーンズ文学館 白い虹を投げる

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    小6のヤヤ♀と葉央♂(表紙の2人)は中川ペルセウスという野球チームで一緒に野球を楽しんでいたが、ヤヤが引っ越しで離れ離れになる。その後、手紙という形でお互いに近況を報告し合うのとそれぞれの目線で毎日が語られていく。葉央は近くに元プロ野球選手がコーチをするチームができ、移籍が多くでて、人数へってしまったり、ヤヤは新しいチームとなかなか馴染めなかったり、女の子だから嫌な扱いをされているのかと悩む。母がチームのお手伝いを全くしないのも嫌み言われる。
    そのうちに2人はキャッチボールクラッシックという、キャッチボールだけの競技に出会い、お互いに大会出場していくのだが…。
    展開はスムーズで、すごくビックリ

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    2025年05月27日
  • ティーンズ文学館 白い虹を投げる

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    女子が野球を云々やら保護者のお茶出し当番の是非やらが触れられ、これは結構重い話かと覚悟を決めかけてたらスルスル温かい話になっていって最終的に晴れやかな話になってだいぶよかったです。保護者のゴタゴタを子供がどうにかするのではなく保護者が自分で解決したのがよかった。

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    2025年04月21日
  • 想い出あずかります

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    最初の想像と違う話に、驚きつつ、最後はいい読後感を味わえた。最近読み切りばかり読んでいたので、一人一人が想い出を預ける事で、なんて想像していたが違った。
    想い出を預け続ける男の子
    想い出は預けないのに通う女の子
    うん、良かった!

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    2025年04月18日
  • 赤の他人だったら、どんなによかったか。

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    まずpomodorosa氏の装画が訴えてるじゃないですか
    血のつながり濃さとかお母さんとお父さんは他人とか考えさせらられた
    お母さんの心情ももっと書かれてたら…とおもったけど
    明日自分の身に何が起こるかわからない
    逃げる勇気もいる逃げてもいいんだ

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    2025年01月09日
  • 100年見つめてきました

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    ネタバレ

    建物に意識があったら•••。

    こんなふうに、自分の周りの世界を見て、さまざまな出来事を体験していくんだろうな。

    この作品の語り手、「飛行塔」に感情移入する子どもたちが沢山いたらいいな。

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    2024年09月27日
  • 今夜も残業エキストラ

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    『人はなぜ、働くんだろう』

    いきなり難しそうな問いかけから始まった本日のレビュー。思わず哲学は苦手で…と逃げだしたくもなります。しかし、このレビューを読んでくださっているあなたも何かしら働く日々を送られていると思います。究極的にはそれは生活をするためなのだとは思います。宝くじに当たった、株で大儲けした、そして巨額の遺産相続を受けた…というようなことでもない限り、日々生活していく糧を見出すためにも私たちは働き続けなければなりません。

    一方で、世界的な億万長者の方であっても働き続けている方は多数いらっしゃいます。一生困ることなく生きていけることが保証されているにも関わらず、働き続ける人た

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    2024年09月18日
  • いい人ランキング

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    小6の娘にお勧めされて読んだ。

    大人には物足りなさもあるけど、
    色々考えたり出来た。

    いい人にはなれないから、いい人に憧れる。
    悪い人にはなりたく無いから、絶滅してくれと思った。  

    悪い人って,みんな嫌いだと思うのに
    居なくならないから不思議。

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    2024年06月28日
  • 崖の下の魔法使い

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    思い出を預かってくれる魔法使いの質屋さんと、そこを訪れる少年少女のお話。
    途中までは、タイトルになっている割には魔法使いさんの存在が薄すぎやしないかと思ったけれど、全部読んでみたら結構納得できた。
    おそらく主役であると思われる、ミケや大河よりも、その友達になった夕紀のほうに感情移入しやすかった。しかし、それは私が大人になったからで、ミケや大河、星南のような子(とても良いところがありつつも不安定で見てるとモヤモヤする未熟さも目立つ)のほうが、子どもには自然であるだろうから、これで良いんだろうな。

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    2024年06月24日
  • 100年見つめてきました

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    生駒山上遊園地(奈良県)にある飛行塔は現存する日本最古の大型遊具。その飛行塔が主人公の語り部となり、世代を超えて人々の営みを見守る。1929年からの歴史なので、近代化や戦争を体験していく。
    語り部が飛行塔なのに、すんなり言葉が染みていくのがさすがの構成力だとおもった。また、戦争が物の目線から語られるので客観的にスムーズに読めた。戦争のお話としても、時代の移り変わりを読める児童書としても良かった。
    4年生くらいから。

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    2024年02月08日
  • 100年見つめてきました

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    ネタバレ

    生駒には一度だけ行ったことはありますが、
    飛行塔はよく覚えていません。ごめんなさい…

    戦時中は鉄は全て没収されたのだと思っていましたが、軍事利用というのも考えてみればアリですよね。
    塔本人(!?)としては不本意かもしれませんが、
    それで今日まで存在しているという運命的なモノ。

    飛行塔がいつまでも子どもたちの歓声とともに
    いられますように。

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    2024年02月07日
  • チームあした

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    ネタバレ

    チームふたりの続編。今回もおもしろかったです。
    純がキャプテンになった東小卓球部。顧問の辻先生が腰を痛めて、代わりに全日本選手権経験者の大滝コーチがやってきた。「目標は県大会優勝」と言ったコーチは突然練習に来なくなり、純はどうにかしようと考える。
    大滝コーチ、いいこと言ってました。
    「100%の状態で戦えることなんて、めったにない。」「県大会に行けなくたってどうってことないだろ。」「東小卓球部を引退しても、おまえは卓球を続けられる。」「将来のことが見えなくて、今がすべてと思っちゃうのが、子どものいけないところだ。」

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    2023年11月26日
  • シネマガール

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    主人公の小平真琴は私立黄桃学園大学の総務課に勤めています。その大学に、前理事長の孫娘の一条リラがやってきて総務課に配属され、真琴と一緒に仕事を行うことななります。ハリウッドで映画のストーリーアナリストとして活躍していたリラは、なんでも映画のストーリーで行動します。そんなある日、前理事長の娘婿の芹沢理事長が廃校を望んでいると知り、一年生の森川清華、人事課長津田芳彦先輩とともに廃校を阻止すべく大学の再建に取り組みます。映画が見たくなるポップでラブリーなお話です。

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    2023年11月14日
  • チームふたり

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    小学校中高学年向け。話の展開も早くよくまとまっており、小学生の息子ともサクサク読めました。
    小学6年生の大地は卓球部のキャプテン。引退試合はベスト8を目指すと意気込んでいたのに、発表されたダブルスのペアの相手は5年生の純。5年生とのペアじゃ勝てない、と不満を抱く大地。そんなとき、お父さんが会社をクビになり、専業主婦だったお母さんが働き始める。引きこもっている父親についてグチる大地に、お母さんは「父さんと母さんは、ふたりで一つのチームなの」と。そこから大地は、純とのダブルスにも前向きになる。一方で、女子卓球部は、試合に向けて練習時間を増やしたいキャプテンと、それに反対する部員(実はヤングケアラー

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    2023年11月10日
  • マジカルカレンダー2今度のタイムトラベルは150年前の日本!

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    プライベート発明家だったおじいちゃん(故人)の残した道具で祖母とタイムスリップ…しているような気がするシリーズ第二弾。今度は小4孫がやや狙って日本の鉄道開始日に行きます。大夢(たいむ)君は小説あるある、おかしいくらい賢い小学生ではなく、西郷隆盛すら知らない、ちょっと乗り物好きな男子。お婆ちゃんも英語しゃべれるくらいで普通。早く帰ってこないと疲れるから2時間ね~とか、靴はサンダルだと動きにくいとか、なんか、凄く親近感湧く二人なのです。鉄道も、横浜側から目線で書かれるので、横浜の小学生には特にオススメ。中学年向け。

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    2023年11月07日
  • いい人ランキング

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    子供がまさに中学生なので、こんなクラスだったら嫌だなあ…というのが率直な感想。
    主人公の鈍臭さ(失礼)といじめの自然な始まり方が怖かった。そうなんだよな、暇つぶしみたいにいじめるんだよな、このくらいの子たちは。いや大人でもあるな、こういうの。
    途中かなり辛い(凄惨ないじめではないが故に)けど、師匠の機転が面白い。最後もハッピーエンド!とはいかないけれど、落ち着くところに落ち着く。
    思春期真っ只中の子はどう感じるんだろう。大人だからこういう事もあるよね、って思えるけど、リアルすぎてキツいかも?

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    2023年09月21日
  • いい人ランキング

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    怖いランキング考えつくなあ。
    でも、これが10代。
    純粋すぎて怖い。
    大人はこんなに純粋にいじめんよ。

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    2023年08月27日
  • 今夜も残業エキストラ

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    題のインパクト。
    そして最初の数行が生々しくってそれが面白い。
    技術者と営業の立場がその通りだなと共感してしまいました。

    よくあるトラブルや1つのものを作り上げていく達成感など、楽しく読ませて頂きました。

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    2023年06月22日
  • 強制終了、いつか再起動

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    悩みはあるものの平穏な家庭の中学生男子に、いきなり大麻が出てきて、その設定に驚いた。危ういところを、主人公はどうやって前向きに切り抜けて行くのか。
    ブログ・YouTube・TikTokなど、SNSと切れない生活を送る現代の少年をハラハラしつつ、吉野万里子さんだから安心して読めたかな。

    #中高生

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    2023年05月23日