吉野万理子のレビュー一覧

  • ロバのサイン会

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     動物目線で描かれた面白いお話です。
    猫や鳥など、動物は様々で「確かにそう思っているのかも…」と思うこともあります。
    短編集ではなく、すべての話が繋がっているところも良いと思います。

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    2021年06月30日
  • スポーツのおはなし 卓球 ピンポン兄弟 ゆめへスマッシュ!

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    ネタバレ

    弟はお兄ちゃんの影響を受けて卓球をやりはじめた。
    お兄ちゃんは7歳からはじめて出遅れたけど、スターアカデミーに入る夢に向かって四年生の一年間がんばった!
    弟はお兄ちゃんに勝ちたいと言う目標に向かってがんばった!
    だから、さいごに弟とお兄ちゃんがどっちも決勝トーナメントに進出してすごいと思った。

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    2021年05月27日
  • いい人ランキング

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    いい人の定義は人それぞれだし、ただいい人がいいって訳では無い。
    いい人ってなんだろうと改めて考えさてくれる本です

    キーワード▶︎「いい人」

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    2021年04月17日
  • 強制終了、いつか再起動

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    序盤は登場人物の一人一人の悪い所ばかり見えて好感も持てず微妙だったが終盤に入ってくると隠れていた魅力などが見え始めて加地さんを応援したくなるのがよかった。特にラストシーンが好きだった。

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    2021年04月17日
  • いい人ランキング

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    クラスで行った「いい人ランキング」で1位に選ばれた桃。そのことがきっかけで、桃はいじめられるようになる。
    「出る杭は打たれる」や「人の不幸は蜜の味」などが頭に浮かぶ。嫉妬という感情はとにかく怖い。

    でも桃には、この状況を打破する手助けをしてくれる仲間がいてよかった。ひとりでは抜け出せなかったと思う。

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    2021年01月31日
  • ロバのサイン会

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    動物が主人公の短編集。
    でも、それぞれの話に登場する動物は重なっている。初めは動物目線の書きぶりになれなかったが、小5の息子と一緒に読んでいるうちに登場人物に愛着が湧いて、途中からとても面白く、悲しいお話は悲しく読んだ。
    うちの猫も同じようなことを考えてるのかなあ。。

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    2021年01月23日
  • チーム!上

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    児童書、チームふたりから全シリーズ読破。
    卓球している子供のためにも、手元に置いておきたくて。文庫本の上中下を購入。

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    2020年12月30日
  • 赤の他人だったら、どんなによかったか。

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    ネタバレ

    読んでいるときに、次どんなことが起こるって大体分かってしまうけど、面白かった私も、もしかしたら世界中あの人と遠い親戚なんじゃないかって考えてました。私は個人的にききが好きです

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    2020年07月15日
  • イモムシ偏愛記

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    イモムシ、毛虫が苦手です。存在を排除したいとは思わないのですがどうしても心が拒否します。
    虫嫌いの少女が、近所のイモムシ大好きおばあさんと友達になって、次第に虫への愛着を深めていく話です。
    ほんわかで進んで終わるのかなと思いきや、イモムシおばあさんと母親の確執から始まる毒を含んだ人間関係がとてもスパイシーで素晴らしいです。
    本の中でも、次第にイモムシが可愛く思えてくる少女の心境変化に伴い、自分も段々と拒否感が薄れ、イモムシ可愛いかもなあと思い始めました。
    流石にスズメガ系のでかいイモムシを触るのは絶対無理と思うけれど、拒否感って知らない事に関する事が多いので、誰かと一緒にずっと面倒見ていたら可

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    2019年11月28日
  • イモムシ偏愛記

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    中学3年生の凪は、お屋敷が立ち並ぶ麓の新興住宅地に引っ越してきた。大きな敷地に住むお屋敷の老婦人が、自分の好きなアイドルの祖母だと知り、彼女と親しくなりたいと願う。虫好きの老婦人の影響を受け、蝶になるまえのイモムシに関心を持つようになった凪のお話。

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    2019年10月26日
  • どうぶつのかぞく ペンギン はらぺこペンギンのぼうけん

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    イラストの可愛さに惹かれて、息子に読み聞かせようと思っていたら…私がハマって読んでしまいました。ペンギンには当たり前の子育てと自立なのだろうけれど、保育園に入ったばかりの息子と被って涙。
    ファーストペンギンをわが子に任せるって重いなぁ。私に出来るだろうか。

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    2019年05月04日
  • ライバル・オン・アイス 3

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    大阪校の代表で、中学一年生の瀬良光香がとてもきれいで、近づきがたいと思っていたら、面白くて、やさしくて、とてもいいひとだと思った。新潟校の聖祥子も、とてもやさしくて、体が柔らかくて、あこがれた。愛音が、あんなにふわふわのシフォンで、スパンコールのたくさんついた衣装を作れるなんて、私も弟子入りしたいぐらいの気持ちだった。

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    2019年02月17日
  • 昨日のぼくのパーツ

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    トイレ問題の本って、あまり読んだことがない気がする。
    小中学生向けでこのテーマは素敵だと思った。
    みんないろいろ悩んでるって知って、
    もっと気軽に話してもいいんだって思えたらいいな~

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    2019年01月31日
  • ライバル・オン・アイス 2

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    ネタバレ

    愛音が、とてもいい人で好きです。衣装作りが好きなところが共感できました。それに比べて、敦子は美馬の衣装に細工をするために、仲のいいふりをしてひどいと思いました。飛風美もクラス中に根も葉もないうわさを広げて、美馬をいじめるのはひどいと思った。最後美馬が川崎校のナンバーワンになれてよかったです。

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    2019年01月06日
  • 連れ猫

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    連れ猫
    題名と装填から 勝手にほんわかした話かと思っていた。
    読みはじめてすぐ
    えっ
    社会派な作品だなぁ
    ところが また違って 二匹の猫を主人公にした
    人の暖かさ 怖さを表した 面白い1冊でした。

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    2018年12月27日
  • 想い出あずかります

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    入り江に子供達は向かう。
    しかし大人達は何も言わないし、後をつける事もない。
    大人達はみんな、秘密基地でもあるんだろうくらいにしか思っていないし、別に問題もないだろうと共通の認識だからだ。

    しかしその入り江にあるのは質屋。
    おもいでを預かる質屋。
    しかも魔法使いが店主なのだ。

    おもいでを話して、その想い出に値段がつけられる。
    その金額を子供達は手にする事ができるが、話をするとその想い出を忘れてしまう。
    二十歳になる前にお金を返せば想い出はまた自分のものとなる。
    そして二十歳になると魔法使いの事も忘れてしまう。


    里華は魔法使いと仲良くなり、質屋に通うが想い出は一度も話したことはない。

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    2018年11月29日
  • 時速47メートルの疾走

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    ネタバレ

    今のところ僕の中の「吉野万理子らしさ」が一番よく感じられた作品。一つのシーンに向かうまでの、そこに立ちあった男の子、女の子たちの心情を描きあげているのだけれど、これだけいろいろなタイプの人をうまく動かして物語を紡ぎあげるなあと感心する。逆に言うと、吉野万理子らしい登場人物というのはまだちょっとよくわからないところがある。表題の時速47mっていうのは読み終わってから、ああそうだったのかとやっとわかった。「疾走」はなくてよかったのでは。僕だったら「時速47m」とつけたいところ。「秒速5cm」みたいに。

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    2018年10月28日
  • 赤の他人だったら、どんなによかったか。

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    ネタバレ

    これはオリジナルのタイトル(「赤の他人?」)のほうが良かった。たしかに主人公は、ストーリーのごくごくはじめには「赤の他人だったらよかったのに」と思っているのだけど、すぐにそう思わなくなる話なので。いじめの話ではあるんだけど、あまり重すぎずほどよい感じで救いがあり、楽しく読めた。子どもにも薦めたい。

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    2018年10月28日
  • 想い出あずかります

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    素直に面白かった。
    魔法使い
    質屋
    思い出
    昭和のイメージを すごく今風にして
    おじさんにも楽しめました

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    2018年10月14日
  • 南西の風やや強く

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    ネタバレ

    主人公の男の子が、優秀すぎるお父さんからの期待に応えられなくて、自暴自棄になりそうなところに、僕自身と息子との関係を重ねてしまう。僕自身は日々劣等感にさいなまれながら生きている毎日だが、息子に対してそれが裏返しになって、過度に高い理想を期待しすぎているのではないかと、きっとこんな風に息苦しい思いをさせているのではないかと反省させられる。
    もっとも僕自身は「優秀すぎるお父さん」キャラからははるかに遠く、よくできた友人に嫉妬心をいだいてしまったり、つまらない嘘をついてしまって悶々としたりというような、いかにも小市民的なところのある主人公に、自分の嫌なところを見せられている気にもなりつつ、リアルに感

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    2018年09月23日