吉野万理子のレビュー一覧
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友達の母親からの提案で3ヶ月の月謝を出して貰えることになり、フィギュアスケートを始めた美馬。スケートに対する好きな気持ちや自主練をするまでの情熱が芽生え努力する日々が続きます。そして、1年間で最も伸びた選手にお金の心配もなくバックアップするという美馬にとってスケートを続けるチャンスが降ってきてドキドキの展開に。素直に好きなものに向き合い、突っ走ることができる人はなかなかいません。初心者にも関わらず、他の人の動きを見て技術やコツを吸収し上達する美馬。友達の裏切りや嫉妬で孤立してしまうけど、頑張ろうとする姿を応援したくなりました。私も中学生の時に同じようなことを経験したことがあるからこそ、主人公の美馬に感情移入するところがありました。続きもぜひ読んでみたいと思いました。
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小6のヤヤ♀と葉央♂(表紙の2人)は中川ペルセウスという野球チームで一緒に野球を楽しんでいたが、ヤヤが引っ越しで離れ離れになる。その後、手紙という形でお互いに近況を報告し合うのとそれぞれの目線で毎日が語られていく。葉央は近くに元プロ野球選手がコーチをするチームができ、移籍が多くでて、人数へってしまったり、ヤヤは新しいチームとなかなか馴染めなかったり、女の子だから嫌な扱いをされているのかと悩む。母がチームのお手伝いを全くしないのも嫌み言われる。
そのうちに2人はキャッチボールクラッシックという、キャッチボールだけの競技に出会い、お互いに大会出場していくのだが…。
展開はスムーズで、すごくビックリするようなことはない(なので★4)けれど、色々な問題に2人が野球が好きというスタンスでまっすぐ取り組んでいくのと、信頼を持てる友情で繋がっているところが、清々しくて良かったです。そして、キャッチボールの奥深さを知れます。やはり吉野万理子さんはスポーツのお話書くと良いですね。ご本人のスポーツ好きさがすごく伝わってきます。
読めれば4年くらいから。高学年向け。野球好きな子に特にオススメ。 -
Posted by ブクログ
小学校中高学年向け。話の展開も早くよくまとまっており、小学生の息子ともサクサク読めました。
小学6年生の大地は卓球部のキャプテン。引退試合はベスト8を目指すと意気込んでいたのに、発表されたダブルスのペアの相手は5年生の純。5年生とのペアじゃ勝てない、と不満を抱く大地。そんなとき、お父さんが会社をクビになり、専業主婦だったお母さんが働き始める。引きこもっている父親についてグチる大地に、お母さんは「父さんと母さんは、ふたりで一つのチームなの」と。そこから大地は、純とのダブルスにも前向きになる。一方で、女子卓球部は、試合に向けて練習時間を増やしたいキャプテンと、それに反対する部員(実はヤングケアラー)との間ですれ違いが生じる。この部分はなくてもお話は作れるのに、うまくハマっていました。