ユーザーレビュー 100年見つめてきました 吉野万理子 / 川上和生 生駒山上遊園地(奈良県)にある飛行塔は現存する日本最古の大型遊具。その飛行塔が主人公の語り部となり、世代を超えて人々の営みを見守る。1929年からの歴史なので、近代化や戦争を体験していく。 語り部が飛行塔なのに、すんなり言葉が染みていくのがさすがの構成力だとおもった。また、戦争が物の目線から語られる...続きを読むので客観的にスムーズに読めた。戦争のお話としても、時代の移り変わりを読める児童書としても良かった。 4年生くらいから。 Posted by ブクログ 100年見つめてきました 吉野万理子 / 川上和生 生駒には一度だけ行ったことはありますが、 飛行塔はよく覚えていません。ごめんなさい… 戦時中は鉄は全て没収されたのだと思っていましたが、軍事利用というのも考えてみればアリですよね。 塔本人(!?)としては不本意かもしれませんが、 それで今日まで存在しているという運命的なモノ。 飛行塔がいつまでも...続きを読む子どもたちの歓声とともに いられますように。 Posted by ブクログ 川上和生のレビューをもっと見る