佐藤航陽のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ3年ぶりに改めて読んでみたが、忘れていた概念や視点が多く出てきたのでメモ
出版直後に仮想通貨バブルは弾け、VALUは終了し、タイムバンクもよくわからんアプリに変貌してしまったみたいだが…
◆未来を決める3つのベクトル
金、感情、技術
◆お金について
・そもそもお金とは?
最初は物々交換の不便さを補う手段
→次第にお金そのものが目的となり、証券などができてからは独り歩き
・国の中央銀行という考え方はここ150年くらいのもので、それ以前は各銀行が勝手に通貨を発行
→仮想通貨と同じ
◆経済について
・本能、金銭、承認、三つの欲望のネットワーク
・心理的に人は、すでに多くの人に支持されているものを買う(その方が失敗が少ないから)
→さらにその商品が売れるというサイクル
→自然に経済格差は発生してしまう
・経済システムやサービス発展の5つの要素
①インセンティブ…金や承認
②リアルタイム…常に状況が変化
③不確実性…運と実力の両方
④ヒエラルキー…指標や自己の立ち位置
⑤コミュニケーション
・上に加え、持続のための2つの要素
①寿命…淀みを防ぎ、次のサービスへ繋げる
②共同幻想…価値観に共感していれば失敗も許容
・これらは自然の法則と似ている
→というより経済は自然と同じルール、普遍的な要素
→そのため、共産主義などの自然に反する?システムは持続しない
★テクノロジー
・これまでの中央集権化に対し、分散化がトレンド
ハブの存在を必要としない(自然と同じ)
→その延長でシェアリングエコノミー、トークンエコノミー、評価経済などが発達
・シェアリングエコノミー
Uber、エアビー、メルカリなどは、企業はただシステムが円滑に回るよう設計している黒子にすぎない
・トークンエコノミー
参加者が経済圏の改善や維持に努めるようなインセンティブ設計となっているので、ハブがないのに上手く回る
→代表であるビットコインは、経済圏を誰かが支配しようとしたりして皆がシラけると、フォークという選択肢が用意されている
→こうした「自律分散」が今後のカギではないだろうか
無人コンビニ、無人ヘッジファンド
・今後は個人が安価で、自律分散の仕組みや経済圏自体を作れるようになるのではないか
→歴史を振り返ると、印刷術の発明により書物が普及、さらにネットの登場で知識が完全に民主化
→これからは経済も民主化、お金そのものよりもどのように経済圏を作って上手く回していくかのノウハウが重要
★価値主義
・資本主義の限界、実態とかけ離れすぎて起きたリーマンショック
→じつは実体経済(消費経済)は全体の1割、金融経済(資産経済)が9割
資産経済はどんどん膨らんでおり、投資先を探してさまよっている状況
・資産として認識されていない「価値」への揺り戻し
→お金は価値を媒介する唯一の手段だったが、テクノロジーのおかげで他の選択肢が生まれてきている
フォロワー数などの注目度、社員の満足度、データ
・価値の種類
①有用性としての価値(役に立つか)
②内面的な価値(個人の感情)
③社会的な価値(慈善活動)
→資本主義では①のみを評価として認識してきた
しかし、②③を無視するとうまくいかない
→テクノロジーによって②③も数値やデータ化できるようになった、いいね数や閲覧数など
・評価経済の問題点
評価経済においても、資本主義のように価値が雪だるま式に増えていく
→しかし現在認識されている評価は「信用」ではなく、「興味」「関心」に過ぎず、アクセス数やフォロワー数はそのあたりが混同されている
→炎上商法は資本主義における詐欺や強要のように、手段を問わない利益の追求により他の価値を毀損している
・マネーキャピタル(金融資本)に対してソーシャルキャピタル(社会関係資本)
社会的なネットワークを資本と捉えることで、営利と非営利の境界が消える
→価値主義では経済活動に公益性が求められ、政治活動には持続可能性が求められるようになるため、政治と経済の境界も消える
ソーシャルビジネスや、企業が展開するベーシックインカム的なやつも増えるかも
・既存の経済と新しい経済は併存し得る
選べるし、複数に所属することで安心
→タイムバンク
時間は通貨と異なり「自然と減っていく」ので、経済のアンカーとすることは新陳代謝の面から優れている
→VALU
個人の価値をトレードできる
★お金からの解放
・人生の意義を持つことが価値
ミレニアル以前の世代は、衣食住など足りないものを埋めるために頑張る
→ミレニアル以降は満たされているので、意義や目的が必要、マズローの5段階
・儲かることよりも、情熱を傾けられること
→テクノロジーにより、内面的な価値も可視化できるようになってきた
→熱中できることに取り組み、お金ではなく個人の価値を上げるために働くべき -
Posted by ブクログ
<目次>
はじめに
国家の未来
政治の未来
第1章未来に先回りしたものだけが勝ち残る
第2章未来予測の技法
テクノロジーの進歩と社会の変化に潜むパターン
p1あらゆるもののエントロピーは増大する
p2あらゆるものに知性が宿る
p3ネットワークはピラミッド型にはじまり、ハブ型、分散型へ
p4テクノロジーは人間を拡張する
p5テクノロジーは私たちを教育する
p6テクノロジーは掌kら宇宙へ広がっていく
p7テクノロジーは境界線を溶かしていく
p8テクノロジーはすべての無料に近づける
p9テクノロジーが出した答えを理解できなくなる
おわりに
p58短期間でおおきな企業を作り上げた企業経営者の
共通点は、世の中に流れを読み、今どの場所にいるのか
が最も有利なのかを適切に察知する能力
2018/1に購入していて、ずっと読めなかったもの。
本来はむつかしい内容なのかもしれかいことを、
かんたんな言葉で表現していて、とてもわかりやすい。
もっと早く読めばよかった。
で、どこで勝負する、、、、、。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ「新世代CEOの本棚」
日経新聞の「リーダーの本棚」とかが好きで読んでいる私にとっては非常に興味深い内容。「新世代」はやはり読書傾向が全然違う。「一番影響を受けたのは『ガリア戦記』ですね」(XX工業相談役)みたいな人はほとんどいない。所謂古典教養への関心はほとんど見られない。
①「意思決定のケーススタディ」としてのビジネス書、伝記、ドキュメンタリーや(歴史は思っていたほどには言及している人は多くなかった)、
②心の揺さぶり、揺さぶられ経験としてのマンガ、
③世の流れの「鳥瞰」の観点から宇宙、生命・遺伝子、脳科学などの先端知識、
あたりに関心が集まっていた。
一方、小説を挙げる人は少ない(まあ本書自体が仕事論の一種として読まれることを想定しているだろうからかもしれない)。
あと、「信頼できる人のお勧め」をどん欲に読む人が多かった。やはり知の領域において謙虚さは最重要。
個人のレベルでは、仲暁子氏、佐藤航陽氏、孫泰蔵氏がとくに面白かった。 -
購入済み
柔軟な考えで行こう。
でも、なんでも便利だからと飛びつけばいいってもんじゃない!と思っている頑固な人がいるからこそいいストッパーになっている側面がある、というのは確かに・・と思いました。
資本経済も価値経済もどちらも行き過ぎはよくない。 -
ネタバレ 購入済み
これはけっこうきにいたほんです
佐藤航陽さんの目から見ていた今の世界の枠組みをよくかんがえれば、確かにそんな形のもんでした。これから十年後の世界の影も垣間見たのような気がします!でも本書の最後に書いたバーチャルな世界はまるでSF小説のように、まだ受け入れませんでした。
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Posted by ブクログ
役に立った内容↓
ゆるストイック状態で毎日過ごす為には…
『ニッチを見つけて独自性を発揮する』
最近、人生の攻略法と言えば『ニッチ大事』というのをよく目にするので、自分が引き寄せているのか、はたまた世の中の流行りなのか。
『そのニッチは好き→得意→需要の順で絞り込む』
のが大事だそう。確かに若い時に知っていたら人生スムーズに行ったのかもな、と思う。ただ無駄な時間もそれなりに楽しかったけどね。
『己を知り、没頭し、変化し続ける』
書道で書いて掛け軸にしたい。すぐ忘れちゃうから。没頭する行為はストレス発散に良いらしい。
ゆるストイック状態を継続する為には…
『人間は10回やったら2、3回当たるゲームにハマりやすい特性を活かしランダムを利用する』
確かに!!
『実社会での人間関係の依存先を増やす』
耳が痛い!実践する気持ちはあるのだけど、中々忙しくてね(言い訳)
あとの感想は『タダ乗り』して他の方の素敵なレビューを参考にします。