佐藤航陽のレビュー一覧
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ネタバレゆるストイック=自分には厳しくストイックでありながら、他人には自分の価値観を押し付けず、時には周りの意見や力も取り入れる寛容な姿勢。
ゆるストイック=持続可能で続けられるストイックだと勝手に思っていたので、
こちらの思い込みのせいだが期待していたものとは違った。
猛烈ストイック世代を生きていないせいか、
まあ成功者ってこういう姿勢(=ゆるストイック)だよねという考えが
自分の中では既にあったので、新鮮な情報ではなかったが読みやすかった。
以下メモ
・思考や価値観は私たちが日常的に入手する情報から形作られる。
・自分は周りの環境との共同作品
・成功=独自性(ユニークネス)×タダ乗り(フリー -
Posted by ブクログ
ゆる~く頑張ろうね、みたいな本ではなかった。
視点としての緩さが大事だよ、ゆるさとは怠惰ではなく柔軟さだとしている。
#ゆるストイックとは
・自分を律するストイックさ
・他者への寛容さ(ゆるさ)
「自分は自分、他人は他人」。他人の姿勢や意見に対しては柔軟に「ゆるく」構える。自分の目標に対しては徹底的に「ストイック」である。
#ストイックであるための3つの考え方(古代ギリシャのストア哲学)
##コントロールできないことに焦点を当てない
他人の評価や天気に悩んでも意味がない。自分で変えられるのは、自分の行動・思考・判断だけ。
この考え方を習慣にすることで、無駄なストレスから解放される。
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Posted by ブクログ
なぜ、国家ができたのか?
一言で言えば【生存確率を上げること】に尽きる。
テクノロジーの進化の素晴らしさと危うさ両局面から物事をみる。
タイミングが早すぎればコスト、品質、倫理などの面で社会に受け入れられることはなく、逆に遅すぎれば成果は他人に持っていかれてしまう。【タイミング】
情報伝達スピードが圧倒的早くなる。そのためユーザーに受け入れられる必要性がある。ユーザーは触ってみて便利なら使う、というシンプルな原理を理解しておく。
人々の持つ価値観が切り替わるタイミング、それは技術の実現する利便性が人々の抱く不安を上回った瞬間なのだから。
もし手っ取り早く思考法が知りたいならP210-P2 -
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タイトルから想像していた内容と少し違った。
本編で一番言いたいこととはずれてるかもですが
他人とは議論せずに自分のやるべきことを淡々こなすというのは重要だと思った。
確かに、大谷翔平とかは、あんたも〇〇したらいいやん、こうすべきだよ、とかって他人に口出ししないだろうなぁと。
日本人の読解力低すぎ問題はショックだった。自分は本が好きだけど、現代は聴覚と視覚で情報を得てる若者が多いのかなぁと。
tiktokなど毛嫌いせずに、そこはどんな世界でどんな内容が流行ってるのか、興味を持って覗いてみる好奇心も35歳以降は必要だと思う。脳の限界がきたとしても好奇心を枯渇させないのは大事。 -
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・指導することコスパが悪い。ハラスメント。
→自分を律する力が重要。
2章
情報を遮断→触れる「情報」を変えることで「考え方」を変える
3章
成功は運や周りの環境が大きく起因する→だからこそ自分のできることを淡々とおこなう
独自性は
常識と非常識のかけあわせ。新しさと古さのかけあわせ。
さらに独自性と基盤(タダノリ)を掛け合わせる。
基盤(sns)+の独自性(コンテンツ)
4章
・自分に配られたカードを意識する
(意識していないのに褒められること)
→柔軟に変化し続ける。
5章
試行回数が多い人→運がいい人
80パーセントルール◯ 完璧主義✖︎
・毎日に点数をつけて記録する
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世界とは無料で使い倒せる「仮設実験場」
世界は電源不要の
巨大コンピューターのようなものなので、
自分の仮説が正しいか確かめたかったら、
現実世界に向けて実行してみれば良い。
答えは割とすぐ返ってくる。
無料で無限に使い倒せる。
>>>p37
佐藤さんの行動指針が浮き上がる言葉を集めた、「超訳 佐藤の言葉」的立ち位置の本書。
別著『お金2.0』とかでは、お金の分析の合間合間に顔を出していた佐藤さんの思想が、よりはっきり簡潔な言葉としてまとまっている。
『お金2.0』を読んだ感じ、多分ライプニッツとか仏教あたりを佐藤さんは押さえているので、より理論的な話もできたと思う -
Posted by ブクログ
海軍大将でA級戦犯の曽祖父、貧しい家庭環境、フィンテックの創業者で大金持ちというプロフィールに惹かれて読む。
未来予測は楽観的で眉唾ものに感じたが、現状分析には納得。
例えば、評判が金銭と同様の価値を持つと言うことや、金銭が効用をベースにした外面的な評価、評判が感情をベースにした内面的な評価という視点などは、確かにそうだと思う。
世の中を変える3つの要素
お金、感情、テクノロジー
経済は欲望のネットワーク
現代の3大欲求
本能的欲求、金銭欲求、承認欲求
動的ネットワークの特徴
極端な偏り
不安定性と不確実性
うまく回る仕組みが内包しているもの
インセンティブ、リアルタイム、不確実性、ヒ -
Posted by ブクログ
・新しいことがうまくいくサイン
①詳しい人から興味を持たれて、
②詳しくない人から批判されて、
③何も知らない人から支持される
のプロセスを経ることが多い。②で落ち込んで諦めてしまう人が多いけど、めげずに続けていると
③まで到達して景色が変わる。①②は③に到達する前に必ず通る道。
・思考の柔軟性は行動量次第
行動しない人間ほど偏見や固定概念が多い。
やってみればすぐ分かることも、
自分では動かないので、
思い込みが見直されることもない。
不思議な話しだけど、
思考の柔軟性は行動量に依存している。
・長期でうまくいくためのコツ
長期でうまくいっている人は共通点が多い。
-常に新しいことを「勉 -
Posted by ブクログ
本書に出てくる価値主義の代表的な評価経済について。
その最たるものである「SNS」は人に共感してほしいと言う感情に縛られている感覚が多い。
仮にお金に縛られない生き方が実現できたとしても、他人の評価に縛られる生き方になるような気もする。
封建社会が終わり自由主義社会になっても、今のインターネット社会になっても、恩恵を受ける人は相場が決まっている。
ここから私の持論ですが、この本で描かれた未来は一般ピープルにはそれほど影響はないんじゃないのかと思ったりする。
加えて仮想空間がもたらしてくれる「精神的な満足、」は、身体を超えるものにならないと思う。なぜなら、精神は「身体ありき」だから。
現在202