あらすじ
「飛行機の実現までには百万年から一千万年はかかるだろう」
ニューヨーク・タイムズがこの記事を掲載してわずか数週間後、ライト兄弟は人類で初めて空を飛び、この予測を覆しました。
一流紙でジャーナリストを務めるほどのエリートが、なぜそんなことを自信満々に書けたのだろうと、当時の人々は笑いました。
しかし、彼らもまた、こう考えていました。
「宇宙船? そんなものは夢のまた夢だ」
現代を生きる私たちも、未来を見誤るという意味では、宇宙船を夢と考えた人たちを笑うことはできません。
現在日本で2800万(2017年9月)を超えるユーザー数を誇るFacebook ですが、「実名登録なんて日本でははやらない」と言われていたのは、ほんの数年前のことです。
今では多くの人が使っているiPhone にしても、発売当初は「おサイフケータイが使えない」「赤外線がないなんてありえない」などの理由から、はやらないという意見が多数派でした。
これから私たちの社会がどう変化していくのかは、今の社会を真剣に眺めるだけではわかりません。巷にあふれる未来予測本を読んでも、わかることはないでしょう。私たちはいつも未来を予測し、そして外し続けてきました。人間は本来、未来を見誤るものなのです。
私たちの多くは、今目の前で起きていることからしか将来のことを考えることができません。しかし、現在の景色という「点」だけから行う未来予測は、だいたいにおいて外れます。
なぜなら、その一点においてでさえ、現実世界は膨大な要素にあふれているからです。それらが互いに複雑に影響し合って社会を発展させているのですが、それらをすべて把握することは、人間の脳というハードウェアの性能では、まず不可能なのです。
一方で、驚くほどの先見性を発揮して大きなリターンを得る人が稀にいます。
たとえば、スティーブ・ジョブズは1980年代、当時30代だったころから、すでに個人がスマートフォンを持つ未来を予言し、それを自分の手で実現させることを決めていました。
彼らはどのようにして「線」を見ているのだろうか。その思考法を汎用性のあるロジックとして整理できれば、ビジネスを進めるうえで大きなメリットになる。そう考えて、これまで自分なりに探究を続けてきました。
本書では、そこで見出すことができた技法をお伝えしたいと思います。
※ 本書は、2015年に小社より刊行された『未来に先回りする思考法』を再編集・改定したものです。
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Posted by ブクログ
人が未来をつくるのではなく、未来の方が誰かに変えられるのを待っている、という指摘が響いた。
同時に、著者も落ち込んだように、では何をやっても自分がやることなんていつかは誰かがやることなのではないか、結局何かを変えたとしてもちょっと早く未来を叶えたいだけじゃないかと思った。
行き着くところは同じなのか…??
Posted by ブクログ
次に「来る」モノ・コトを先読みし利益を得る。世の中の動きの原理やパターンはどれもなるほどと納得の内容だけれど、そこから実際の行動に移すことの間には高いハードルがありそう。Googleの20%ルールが経営層が戦略に失敗したときのためのリスクヘッジだという話には驚いた。全体的に図が(どこかで使った図の使い回しなのか)左→右に遷移する形式で書かれているけれど、本書は右→左に文章が書かれているのだから、図も同じように右→左に遷移するように書かれていると見やすくなったと思う。
Posted by ブクログ
凄い好き!「来るべき未来の到来をできる限り早めること」
・将来どうなっていくのか?については「パターン」を見抜く
・そもそもそれがなぜ登場したのか?という「必要性」に立ち返る
「パターン」
– テクノロジーがどのように進歩していくか?
– テクノロジーが進歩すると政治や経済はどのように動くのか?
– そこにパターンはあるか?
「必要性」
– どのような必要性を満たすために生まれたのか?
Posted by ブクログ
【時代を先読みしチャンスを生み出す】
1.リーンスタートアップに代表されるように、未来を予測するののではなく、状況の変化に合わせて常に自らも変化していくことの重要性が認知されていますが、その前提には未来がまったく予測不可能であるということがあります。しかし、実際はそうではありません。個別の具体的な予測というのはたしかに難しいのですが、将来どうなっていくかということの方向性を知ることは十分に可能なのです。そこで鍵となるのが「パターン」です。パターンを見抜いた上で来るべき未来の予測ができたなら、後は適切なタイミングを見極め、備えるだけです。
2.国家と呼ぶ存在は、3つの要素を持っています。領土と国民と権力です。なぜ国家はこれらの要素を持つようになったのでしょうか。言い換えれば、どんな必要性を満たすために、これらの要素は誕生したものなのでしょうか。国家ができた理由を一言で言えば、「生存確率を上げること」に尽きるでしょ。群れをなす動物と同様に、集団行動することで、私達の生きる残る確率はあがります。外敵に襲われにくくなり、集団の知識を共有しあうことで同じ失敗をしにくくなります。また、怪我をすれば、仲間が代わりに食料を分けてくれるなど、それぞれの不足を補うこともできるでしょう。すべて、個体の死ぬ確率を下げる行為です。
3.初期の人類は集団で狩猟をしながら暮らしていました。しかし、狩りは獲物がいつも見つかるとは限らいない、ハイリスクな手段です。時を経て、人類はより不確実性の低い農耕や牧畜へと移行をはじめます。農耕や牧畜は手間こそかかるものの、一定の土地とノウハウがあれば継続的に食料を確保することができます。農耕社会において「土地」は経済力の源泉です。集団は領土を拡大することで、より多くの食料を確保し、多くのメンバーを養えるようになります。個人は、集団のために「税」という形で得られた食料の一部を差し出し、それをもとに集団は領土を拡大していきます。そうすることで、集団に所属する個人一人ひとりに、より豊かな暮らしが提供されるのです。一方、領土が拡大し、コミュニティの構成が増えると、和を乱すものが出てきます。この段階において、コミュニティを快適に維持するために、特定の人に力を与え、構成員全員にルールを遵守させる必要性が出てきます。これが「権力」の起源です。「代理人」に権力を集中させることで、あらゆるプロセスを効率化さていくのが近代という時代でした。国家はその最たる存在です。国民の力を国家という代理人に集約させることが、近代の社会を運営する上では最も効率的でした。
4.近代国家のシステムは新しいテクノロジーによってどういった方向にへんかしてくのでしょうか。
A.領土の重要性が低下する
B.当面、国民は「形式的に」国家に所属し続ける
C.国家の権力が企業に脅かされる
5.予測を放棄し変化にすかさず対応する。一見理にかなったこの戦略は、もはや戦略として意味をなしません。変化を見抜くことが難しい時代だからこそ、未来を的確に予測し、先回りできた企業と個人が最終的に勝利を収めるのです。
6.どうすれば現状のやり方を効率化できるかを考える前に、今も本当にそれをやる価値があるのかを優先して考えるべきなのです。
7.うまく未来を予測している人は、点ではなく線で考えている。
8.世の中には、どうあがいても予測不可な事柄が存在します。たとえば、どれだけ過去を分析したとしても、今この瞬間に居眠りしたりドライバーの運転するトラックが突っ込んでくるかどうかは、知りようがありません。しかし一方で、予測可能なことがあることにも気づきました。それは「パターン」です。テクノロジーがどのように進歩していくのか、テクノロジーが進歩していくと政治や経済のシステムがどのように動いていくか、そこにはパターンがあるようなのです。
9.私たちにできることは「人々はどのように行動するか」「テクノロジーはどのように発展していくのか」「どのように未来をの方向性が決まっていくか」といったことについて繰り返し描かれているパターンを明らかにし、それをもとに、未来社会の全体的なトレンドやメカニズム探っていくこと、そして、それを重要な意思決定に活かしていくことです。
10.ディズニーにはユーザーの「感動パターン」がノウハウとして蓄積されている。
11.垂直統合型は成功すれば高い利益率を叩き出すモデルですが、全プロセスを自社で完結させることになるため、資金力とノウハウが求められます。一方で、水平分業型の場合、足りないプロセスについては他者に任せ、自社は得意なところだけに特化することができます。
12.点で考えるのではなく、線でつないでパターンを考えれば、何が起こるかを予測すること自体は実はそれほど難しいことではありません。ただし、それがいつ起こるかを読むとなると難題です。
13.予測の次は、タイミングの見極め
14.未来が読めるだけでは価値はないのです。その恩恵にあずかるためには、未来に向かう電車がくるタイミングで、必要なリソースを備えて、駅のホームでまっていなければなりません。そのためには、まず自分が持っている手持ちのカードがをきちんと把握し、電車がくるまでの残り時間のなかで、足りない条件を揃える必要があります。電車がやってくるタイミングが近づけば近づくほど、同じことを考えてホームで待つ人は増えます。その結果、一人ひとりが得るリターンは減少します。一方、そのタイミングが多ければ遠いほど準備している人は少なくなり、リターンは大きくなります。
15.手段が目的化することを防ぐためには、今やっている活動がどんな課題を解決するために誕生したのか、常にその原理を意識する必要があります。その課題を解決するための、より効率的な方法が存在するのであれば、今の活動を続ける意味はありません。
16.すてべのテクノロジーもまた、その誕生の背景には「必要性」があります。火も文字も電気も、存在するうえで必要だったからこそ作り出されたものです。
17.イノベーションはテクノロジーという視点だけから生まれるものではない。テクノロジーの流れだけを追っていって考えついたものや概念があったとして、それを社会がまったく必要としてないのであれば、それが普及することはないでしょう。資金も人材も投下されることはないからです。
18.テクノロジーの進歩と変化に潜むパターン
●パターン1:あらゆるもののエントロピーは増大する。
テクノロジーも、時間の経過とともに、シンプルなものから複雑化していき、部屋を飛び出し、多方向への侵食を繰り返していく性質があります
●パターン2:あらゆるものに知性が宿る。センサーから知能に。IoT、AI.
膨大な情報を蓄積する→蓄積された情報から人間が手動で改善につなげる→蓄積された情報から人間がパターンを抽出し、そのパターンをシステムに検知させて改善につなげる→パターン認識も改善のための判断もすべてシステムが行う。実行パターン:学習→パターン認識→予測→実行
●パターン3:ネットワークはピラミッド型からはじまり、ハブ型、そして分散型へ。
情報の非対称性が薄れていくことでの変化
●パターン4:テクノロジーは人間を拡張する
蒸気や電力は人間の手足の動力そのものを何百倍にまで拡張させるテクノロジーです。一方で、コンピューターやインターネットは、電力や蒸気と根本的にまったく違う方向に人間の機能を拡張しています。その本質は「知性の拡張」です。
●パターン5:テクノロジーは私達を教育しはじめる
新しいテクノロジーが社会に普及してしばらく経つと、今度は私達のほうがそのテクノロジーに合わせて生活スタイルを適応させていくようになります。
●パターン6:テクノロジーは掌から宇宙へと広がっていく
テクノロジーは一定の順番を経て、物理的に遠くへと浸透し、浸透すればするほど日常の風景となり、その存在感を消していきます。
●パターン7:テクノロジーは境界線を溶かしていく
国家と企業の境界線:Googleはネットさえあれば無料で情報アクセスをすることを可能に。Facebookは人がもつつながりから信頼性を担保させた。テスラのロケット事業など
社内と社外の境界線:企業は、クラウドソーシングなどを活用すれば、もはや、大量の労働力を自社に抱え込む必要はありません。世界中のリソースをリアルタイムで必要な分だけ調達し、企業としては小さなまま、膨大な量の仕事をこなすことができます。仕事が分散化され、社外にいるクラウド化された労働者へと外注されていくと、どこまでが社内でどこまでが社外かの線引きは非常に難しくなってきます。
●パターン8:テクノロジーはすてべを無料に近づける
●パターン9:テクノロジーが出した答えを理解できなくなる
システムは膨大なデータを学習していくことで、私達には因果関係がわからないようなパターンでさえ認識できてしまう。しかし、システムは行動の結果を分析することは得意でも、行動に表れていない潜在的な顧客層の需要を喚起したりするといったことは苦手です。システムは不確実性を極力排除し、短期的な合理化や最適化を進めてしまいます。
19.拡散と収束のサイクルが繰り返され、社会全体がより生産性の高いシステムへお変化していきます。社会も、人間と同様によく失敗をし、反省します。
Posted by ブクログ
2015.08『未来に先回りする思考法』のリアレンジと言えるべき本著。来るべき未来の到来を早めること。私たちの仕事はこの一言に尽きる。いい理念。
Posted by ブクログ
今をいきる人たちの唯一課された仕事と存在意義は、来るべき未来の到達を早め、不幸になる人の数を少しでも減らすこと。とても心に残りました。
ユーザーの求めるニーズと現在の技術でできることの接合点をいつも考えていきたいと思います。
Posted by ブクログ
識者こそ未来予測を間違えるという。どうやったら固定観念を捨てられるか。物事の本質を見つけられるのか。
本書ではこの物事の本質を「パターン」と言っている。
これは非常によく分かる。
すべては時間のように流れているのだから、広い視野で流れを読まなくてはいけない。
点として、目の前の物事に集中するのもいいが、それでは視野が狭すぎる。
その点はどこから来て、どこに向かうのか。
点ではなく線。つまり流れでみることが大切で、そこにパターン(法則)を見つけ出せるかが重要なのだ。
会社で会話をしていても、どうにも話がかみ合わない時がある。
そういう時は大抵見ている視点が異なっている。
近視眼的にしか見ていない事例が圧倒的に多い。
大局的に考えれば、おのずと課題の解決は出来るはずなのに、それが出来ない。
結局、そのパターンや流れや本質を見ることが大切なのだが、どうすればそれが見えるのか。
簡単でないからこそ「見える人」が大きな富を掴めるのだろう。
(残念だが私も「見える人」ではないし、大きな富も掴めていない)
パターンは抽象化とも言えると思うが、著者が様々な事例として上げている話が分かりやすい。
「電気」は今では当たり前に普及し過ぎていて、その意味すら考えなくなってしまっているが、まずはパターン化してみれば様々なことが見えてくる。
最初は電球の発明などが有名だが、そもそも「電気を作る=発電」が無ければ始まらない。
発電から電球へ、そして送電され、工場など生産設備や各家庭にも届くようになった。
そうなったらあらゆる手作業が電気によって代替できるようになった。
うちわは扇風機に。ほうきは掃除機に。
この流れと同じ事がインターネットで起きているということなのだ。
小さな情報を回線を通じて送るところから始まった。
それは文字情報だけであったが、やがて静止画像となり、その後動画となった。
動画までは一方通行の情報であるが、それが3DCG・メタバース世界になっていくということなのだ。
パソコンだって、大きな汎用型からデスクトップとなり、その後ノートPCとなった。
今ではやろうと思えばスマホでも仕事が出来る状態だ。
当然、今後も益々進化していくということなのだ。
プアだったものはよりリッチに。
大型だったものは、極限まで小型に。
数名の専門家しか使えないものから、世界中の人が使えるものに。
本書では「エントロピーが増大する」と表現しているが、要は変化は不可逆であるということ。
距離の話であればより遠くへ。
形の話であればより小さく。
その流れが分かれば、つまり「それがいつ訪れるか」の見極めが次の課題ということなのだ。
「人類が空を飛ぶなんて百万年先の話だろう」と識者が言った数週間後にライト兄弟は大空を飛行した。
iPhoneが出た当初は、タッチスクリーンだけでキーボードがない、赤外線通信もない端末に「こんなものは流行らない」と切り捨てた人もいた。
パターンで物事を分析すれば大体分かるはずなのだ。
今この段階。次はこうなる。もっと先はこうなっている。
実際には簡単な話ではないのだが、その時間軸が分かれば、後はどれだけタイミングを見極めるかではないだろうか。
それでも未来はなかなか読めない。
パターンは概ね読めても、人の心は予想もつかない方向に向かうからだ。
Googleの20%ルールは秀逸だと思った。
「未来は予測不可能・不確実だから、現経営陣の指示で動くのは80%に留める。残り20%は本人たちの意思で好きな方向を目指すのだ。」と言う。
これで未来に対してのリスクヘッジを図ると聞き、まさに唸った。
何が起こるか分からないのであれば、それを企業はバッファとして見込んでおく。
トップダウンでもハブ型でもなく、自律的に動いていくためには、20%時間は各自の自由に行動させる。
この20%の中から未来へのイノベーションは確実に生まれている。
それはつまり残りの80%は例えカリスマ経営者の指示とは言え、イノベーションに繋がっていないと言えるだろう。
これは自分自身にも言えることで、まさに目の前の仕事は80%以内で終わらせるべきだ。
残り20%を全く未知の事に使わないと、自分自身すらアップデートできなくなる。
未来を生き抜くためにはこういう思考回路が必要なのだと改めて感じたのだ。
(2022/10/18)
Posted by ブクログ
<目次>
はじめに
国家の未来
政治の未来
第1章未来に先回りしたものだけが勝ち残る
第2章未来予測の技法
テクノロジーの進歩と社会の変化に潜むパターン
p1あらゆるもののエントロピーは増大する
p2あらゆるものに知性が宿る
p3ネットワークはピラミッド型にはじまり、ハブ型、分散型へ
p4テクノロジーは人間を拡張する
p5テクノロジーは私たちを教育する
p6テクノロジーは掌kら宇宙へ広がっていく
p7テクノロジーは境界線を溶かしていく
p8テクノロジーはすべての無料に近づける
p9テクノロジーが出した答えを理解できなくなる
おわりに
p58短期間でおおきな企業を作り上げた企業経営者の
共通点は、世の中に流れを読み、今どの場所にいるのか
が最も有利なのかを適切に察知する能力
2018/1に購入していて、ずっと読めなかったもの。
本来はむつかしい内容なのかもしれかいことを、
かんたんな言葉で表現していて、とてもわかりやすい。
もっと早く読めばよかった。
で、どこで勝負する、、、、、。
Posted by ブクログ
マーケッターをやっている以上、未来を読むことが大事。
仕事のヒントにならないかと読んでみた1冊。
が、内容は想像と違った。
というより想像よりもっと抽象的で大きなことを書いていた。
筆者は、未来を予測するにはパターンを掴めと、そして大きなパターンを9個示す。
非常に面白い、内容であった。
筆者はともすれば資本主義社会の次の社会も予想する。
貨幣から解き放たれた、国(政府)ではなく、企業が生活を担保する社会だ。
私たちは遅かれ早かれ、そういった社会に移動していくのかもしれない。
Posted by ブクログ
・予測できないから「リーンスタートアップ」は間違っている
・「世の中の流れを読み、今どの場所にいるのが最も有利なのか適切に察知する能力」が大事
・未来予測のカギは「パターン」
・予測の次はタイミングの見極め
・常に原理から考える
内容的には「未来を先回りする思考法」と同じなので
新鮮味は感じられなかった。
Posted by ブクログ
軽い読み物。非常に読みやすい。
2018年の本ではあるが、
テクノロジーの未来予測は正確。
ベーシックインカムについても示唆に富んでいる。
未来を変えるのではなく、
未来を早めるという考え方には大いに同感。
Posted by ブクログ
未来予測の鍵は「線」で考えることと(これは最近の他の本でもよく見る)、タイミングを見極めること。変化に先回りし適切なときに適切な場所にいることが求められる。
Posted by ブクログ
国家や政治の未来を導入に未来予測の難しさやその有効性について語ります。そして未来予測に鍵はパターンにありと真髄に迫ります。この本の真骨頂は後半にあって、第二章未来予測の技法での「テクノロジーの進歩と社会の変化に潜むパターンがとても面白い。ところどころ論点が不安定になるところが気になりますが、言わんとしていることはわかります。