小林朋道のレビュー一覧
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下の文のように、不思議…?確かに不思議!と思わせるような書き方が多く、ワクワクしながら読んでいる。
先生の急な招集で、雪山を梯子を持って4キロ歩くと言われても文句を言わずついて行ける学生たち…
動物のことを本当に好きなのと、先生を信頼しているのか。まっすぐで眩しい。
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ちなみに、カメの甲羅は、カメの体の内部の肋骨が拡張したものである。六角形の"パネル"が一つの単位になり、カメの〝生身"をカバーする甲羅全体をつくっているわけだが、カメの成長にともなって甲羅全体が大きくなっても、この六角パネ -
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前回からカラー写真が増えて、生き物の姿がリアルに迫って来る。
今回は、ヤドカリ、コウモリ、ヤギとイヌ、サンショウウオ、コウモリ、アナグマ、コウモリ、モモンガ
コウモリ、モモンガ、ヤギは、すっかりレギュラーの座を獲得。
今回、コウモリに至っては3種が登場。
ホンヤドカリ
見るだけで自分の体に合ったサイズの貝殻が分かる。
同じサイズなら、重さや殻についた傷などを確認し選別もする。
貝殻を取り換えるのは成長し生きていくための命綱だから。
キクガシラコウモリ
子供は乳で育つ。飼育するには牛乳ではダメで、人間の乳がいる。
授乳中のレディに乳を分けてくださいとも言えず、粉ミルクで代用。
ヤギと犬の -
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「ヒトとしての行動」に関する質問を、著者の
動物行動学の知見をもとに検証し、仮説し、回答する。
・はじめに
1 親しい友人と会った時、とび跳ねたりするのはなぜか?
2 ヒトはなぜ「怖いもの」を見たがるのか?
3 子どもがやる「地団駄を踏む」動作は本能か?
4 「血のつながり」の正体とは?そして「自爆テロ」との関連は?
5 「思い込み」はなぜ起こるのか?
6 ヒトは現在も進化しtりるのか?
7 寄生虫はどのようにしてヒトを操るか。そして遺伝子とは?
8 ヒトにとって「音楽」とは何なのか?
9 赤ん坊の黄昏泣きはなぜ起きるのか?
10 他人の口調やしぐさがうつってしまうのはなぜか?
11 なぜヒト -
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今回は、コウモリ、コウモリ、ミミズ、ドンコ(魚)、モモンガ、スズメ、ヤギ
と、空飛ぶ哺乳類の話題が豊富。
モモンガは4年連続登場。レギュラーになったのかな。
2007年から始まった「先生!◇△が□〇で▽☆しています!」シリーズの9作目。
やっと2015年に到達。
コウモリ探しは洞窟探し。探検家のようでもある。歩ける場所もなかったりする。
脚を怪我したコウモリが地上で生き延びていた。
ヘビなどの捕食動物が入りにくい場所を見つけていた?
地面を走るモモンガ。
いつでも木の上にいるわけではないのだ。
モモンガの耳を見てコウモリの耳との類似を見出し、超音波を聞き取れるに違いないと推測。
実際に観測 -
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最近かなり新書を読んでいるような気がする
そしていわゆる「当たり」が多いような気がする
それは何故かと言えば、理由は「タイトル」にあることが明確である
これは書評家の三宅香帆さんが仰っていたことだが、新書に多い実用書やビジネス書のタイトルにはそのものズバリというタイトルが多い
これは売るための戦略なのだという
一般に「小説」を買うときに何を指針にするかというと、ほとんどの人が作家さんなのだそう
「好きな作家さんは無条件に買う」という購買行動だ
ベストセラー作家さんは黙ってても売れる
それに対して新書はというと、小林朋道さん?誰やねん?である
そこで『モフモフはなぜ可愛いのか』である
それ -
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今回は、ヒバリ、アシナガバチ、ヒグマとヘビ、カエル、トカゲとカナヘビ、モモンガ、ヤギ。
ヤギのカラー写真が8ページに渡って載っていた。
本大学に2001年に生後2か月でやってきた"ヤギコ"が2012年に亡くなった思い出アルバムでした。
ヒバリは人通りの多い地上の草むらに巣を作ったのを学生が見つけて、子育てを見守る話。
本書の表紙はヒバリの幼鳥。かわいい。
アシナガバチも集団で命をつなぐ、巣作りと子育ての話。
一つの巣を増築しながら3回子育てをしていた。
ヒグマはヘビの匂いになぜか警戒し、たじろぐようだ。
ヘビの形態や行動を嫌がるのではない。
オタマジャクシの食性、 -
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動物行動学者が雑談のような軽い語り口で自身の専門とする学問の知見を用いた様々な見解を紹介している。
100人程度の集団で狩猟採集生活を送るのに適した進化を遂げた人間の脳は、病原体の感染リスク回避のためによそ者嫌いだし、確証バイアスから振り込め詐欺にもひっかかるし、自分の血縁者を探したがる。擬音語や擬態語、耐えることを賞賛することも動物行動学的に説明ができる。1番面白かったのは意識の話で、なぜ脳という物体が意識という非物体という問いはその問い自体が間違いで、物体も意識もヒトの認知装置が生み出したイメージに過ぎない。動物はそれぞれ独自の認知装置を持って、何かの正しい姿を正しく判断した断片をつかんで -
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おもしろかった。
毎作、ほんまにエンジョイしております、先生シリーズにハズレなし。
今回は、表紙にあるとおりだが、
真無盲腸目の動物、シン・盲腸をもってない動物。ヤギの体毛や認知能力の話。ヒキガエルの新しい威嚇行動と、タイトルにあるように、捕食時に群れた昆虫の場合、ターゲッティングができず諦めるという行動(ハヤブサやサワラみたいなことか?はたまた視覚的にターゲティングできないんだろうか、すごく気になる??)。ロードキル動物研究の学生。シジュウカラの巣材。ニホンモモンガのビヘイビア。千代砂丘の生き物。
面白い箇所はたくさんあるが、個人的に一番笑ったのが雛人形エピソード。思わず朗読したくなる面白さ -
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「人には、生命、あるいは生命のシステムに対する関心や愛情を感じる、生得的な精神特性が備わっている」と、生物多様性の研究者、E.O.ウィルソンさんが主張しており、その精神特性を「バイオフィリア」(この言葉はドイツの心理学者が作ったそう)と呼んでいる。
そのバイオフィリアの本質をこの本の著者は、〝自然の中での狩猟採集生活”において、「さまざまな生物の習性に強い関心を感じる心理特性」、「その習性をより深く理解しようとする欲求」が、ヒトの生存・繁殖にとって明らかに有利だ、と考えていると記している。
前置きが長くなったが、あまり動物好きとは言えない私が、動物の行動に興味を持ち、このような本を読み、面 -
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ネタバレ先生!シリーズ第6弾。読む順番を間違えてしまったみたい。。
今回の目玉はなんと言っても芦津モモンガプロジェクト。
鳥取県智頭町芦津の森で、ニホンモモンガを中心とした樹上性鳥獣類の調査を行ったり、豊かな森の保全につながる活動としてモモンガをシンボルにした様々なグッズを作って販売したり、エコツーリズムをしたりする活動、ということらしい。
このモモンガの森のことは数年前、NHKの『ダーウィンが来た!』で観たことがあった。
あの頃はまだ鳥取環境大学のことも小林先生のことも全く知らず、鳥取にはこんな森があるのか…行ってみたいな、と単純に思っていた。
あのつぶらなお目々の可愛いモモンガが木と木の間を華麗 -
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ネタバレ先生!シリーズ第7弾。と言っても第1・2弾までしか読んでおらず、随分飛んでしまったけれど。
3冊目の今回が一番読みやすかった、と言うより自分の興味のある話が多かったのですいすい読めた。
鳥取環境大学の敷地内における食物連鎖に驚いた。立派な生態系がそこには存在している。
ミジンコに始まってメダカ、カエル、イモリ、ヘビ、トカゲ、タヌキ、キツネ、アナグマ、イノシシ、ヤギ、そしてヒト。
大学内に集まる様々な生き物と、それぞれの関係性を見ていると実に面白い。
地球上に生きる”生き物”として、共存していくことの大切さ、厳しさについて考えさせられた。
「科学者にとって、現場こそ命なのだ」
「人間は、野生 -
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ネタバレサブタイトルの「動物行動学的人間論」に魅かれて読んでみた。前半は特に面白かった。中でも
p37
「それぞれの動物種が生存する環境によって、写し取る部分や、写し取るやり方(どのような波長の光を使うのか、音を使うのか、ニオイを使うのか、そしてそれらを脳内でどのように処理するのか等)は異なっている。」
がとても腑に落ちた。
人間よりも嗅覚がすぐれている犬、紫外線が見えるチョウ…確かに、実在世界の反映の仕方は、それぞれの動物で異なっている。
そして、実在世界をどう認知しているのかは、ヒトの個体それぞれも微妙に違っているわけで、この点は日ごろから常に意識しておきたいと思った。