小林朋道のレビュー一覧

  • ヒトの脳にはクセがある―動物行動学的人間論―

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    冒頭こそは学実書みたいで退屈だなと感じたけど中盤から後半にかけて興味深い内容が多くつい読み耽ってしまった。
    人類の99%をしめる狩猟時代の名残が今もかなり濃く残ってるという説にはかなり納得。
    この著者の違う本も読んでみたい。

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    2023年08月01日
  • 身近な野生動物たちとの共存を全力で考えた! 動物行動学者、モモンガに怒られる

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    <目次>
    第1章  アカネズミは目をあけて眠る
    第2章  動物行動学者、モモンガに怒られる
    第3章  スナヤツメを追って川人になる
    第4章  負傷したドバトとの出会いと別れ
    第5章  小さな島に一頭だけで生きるシカ
    第6章  脱皮しながら自分の皮を食べるヒキガエル
    第7章  タヌキは公衆トイレをつくる
    第8章  コウモリはいろいろな生物が寄生している
    第9章  ザリガニに食われるアカハライモリ

    <内容>
    築地書館の『先生~』シリーズの動物行動学者。鳥取環境大学の副学長だ。築地書館シリーズほど筆は滑っていないが、小林節は健在。ただ、あとがきにあるように「人と野生動物の在り方」をテーマにしている

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    2023年03月22日
  • 苦しいとき脳に効く動物行動学

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    こんなに難しいことを皆さん、小林先生に求めていないのでは?となりました。コギト・エルゴ・スム…大学時代の美学の授業を懐かしく思い出しました。その考えているということが…色々難しかったです。

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    2022年12月16日
  • 身近な野生動物たちとの共存を全力で考えた! 動物行動学者、モモンガに怒られる

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    私は特別生き物好きではないけど、ささーっと読めた。先生が保護したり観察したりする動物に名前をつけるところがカワイイ。
    共存のため、ある程度その被害を我慢すべき、というのは乱暴なようで当然で、恩恵だけ受けることはできないと思った。
    著者の経歴、公立の環境大というものや、環境学部というのがあるんだなー、なかなかおもしろそう!

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    2022年10月17日
  • 身近な野生動物たちとの共存を全力で考えた! 動物行動学者、モモンガに怒られる

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    「先生!」シリーズより「ヒトと野生生物のあり方」のようにテーマが重大で難しい話なっていると感じました。イラストレーターさんには忖度無く小林先生のお顔を描いて欲しかったとも思いました。うちの母は「小林先生はこんなにカッコ良くないよ!」と言っております。

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    2022年07月31日
  • 先生、モモンガがお尻でフクロウを脅しています?

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    ネタバレ

    <目次>
    第1章  私の手に包まれていないと餌を食べないユブナガコウモリの話
    第2章  ニホンモモンガの尻の模様は、天敵の攻撃をためらわせる目玉模様か?
    第3章  なぜヤギに顎鬚があるのか?
    第4章  洞窟内冬眠時のキクガシラコウモリの秘密
    第5章  イヌだってオイカワだってアカハライモリだってワクワクする⁈
    第6章  子モモンガは、成長のある時点からフクロウの鳴き声に反応するようになる
    第7章  父から受けついだ山にニホンヤマネ母子がいた話
    第8章  カルガモのヒナを救ってやれなかった
    第9章  キジバトPiがいた夏

    <内容>
    毎度毎度の小林先生の築地書館シリーズ最新刊。今回はあまり学生が

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    2022年07月16日
  • 先生、頭突き中のヤギが尻尾で笑っています!

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    大学での動物生体の行動についての研究についてなのですが、研究の着目点がすごいな、と思いました。仮説を立てたり、黙々と観察や実験?を行うのですが、でも、好きな仕事をこんなに突き詰めて出来ることの幸せも感じられます。

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    2022年06月19日
  • 先生、モモンガがお尻でフクロウを脅しています?

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    鳥取環境大学で動物行動学が専門の教授が様々な研究対象や自身の森、大学内での動物について書かれた本。著者の語りは軽妙で面白く、自画自賛なのに嫌みがない。研究をした後はまた野生に返しているのも書かれていて安心できた。シリーズ化されているので他の本も読んでみたい。

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    2022年04月16日
  • ヒトの脳にはクセがある―動物行動学的人間論―

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    人がどうして「そのように」行動してしまうか分析し解明している。自分が涙を流す理由は解明しなくていいと思った。「泣きたくなったから泣く」でいい。

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    2022年03月26日
  • 先生、モモンガがお尻でフクロウを脅しています?

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    このシリーズ(番外編も含め)17冊目かぁ~。

    相変わらずの小林節のまわりくどく、もったいぶった語り口に、平和だなぁ~と癒されるなんて・・

    アフリカで牛のお尻に目を描くと、野性動物の被害が減ったことは知ってたが、ニホンモモンガにもお尻に目模様が有るとは!
    対フクロウ?

    では、電柱に張ってある歌舞伎の隈取りのような目のシール、「見てるぞ!」シールって誰に対して?

    コウモリの体長が前腕の長さ、とは知らなかった。たまに知識になる話しもあり。

    小林先生には、体調に気をつけて春に頑張って18冊目の本を、やまねの話しを書いて頂きたいと願います。


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    2022年03月18日
  • 先生、頭突き中のヤギが尻尾で笑っています!

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    小林先生の先生シリーズは、大好きです。
    子供に薦めてワイワイ楽しんでいたら、大学受験時に鳥取に行きたい。と、シマッタ!

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    2021年07月21日
  • 利己的遺伝子から見た人間 愉快な進化論の授業

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    20年以上前にドーキンス博士の著作を読んだ時の衝撃はよく覚えていて、その後のお話を知りたくて読んだ。
    生命の起源に関する洞察が一番おもしろい。

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    2017年09月05日
  • ヒトの脳にはクセがある―動物行動学的人間論―

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    人間の行動は、昔サバンナにいた頃のホモサピエンスの頃の生活に適応した脳から生じている。そのために様々な癖が生じる。これが著者の主張である。最近の脳の本で比較的よくみられる内容です。こう考えるとうまく説明できるよね、といったことですが、そうなのかなとも思うし、ちゃんと証明されたことになっていないような気もする。遺伝子の設計されたことに従って、行動する。遺伝子が増えるように行動する、というのが、これほど強力な動因になっているはずなのなら、なぜ日本では人が減っているのか、とも思った。新たな視点を教えてもらって、今後に役立つのかは、よくわからない。

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    2015年02月03日
  • ヒト、動物に会う―コバヤシ教授の動物行動学―

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    読んでいて面白いと思うのは、著者の文才に寄るところもあるが、今まで知らなかった生物たちの行動(地中の虫から空飛ぶ鳥まで)を身近に感じることができるせいだろう。新潮社のPR誌「波」に連載されていた当時から断続的には読んでいた。今は無き、晴屋書店の店頭で無料配布されていたものを手に入れていたため、気がついたらいつの間にか終了していた。まとめて読みたいと思っていたが、同時期に連載されていた「義理と人情 長谷川伸と日本人のこころ」(2011/10)はすぐ書籍化されたのに対して、書籍化されるまでにはずいぶん時間がかかった。

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    2014年06月10日
  • 利己的遺伝子から見た人間 愉快な進化論の授業

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    いつもの コバヤシセンセ節を楽しみたい人は
    第二部「利己的遺伝子説から見た人間の行動」から
    読み進めていく方をおすすめします

    理科的、科学的、化学的な単語に
    なんの痛痒もない人は
    初めから お読みになることを

    私自身は
    むろん 第二部から読んでいる方で
    つくづく
    文系の人間だなと
    痛感させられました

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    2012年05月21日