小林朋道のレビュー一覧
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シリーズ10巻目にして、今まで”見辛いなー”、”何が写っているのか分らんなー”と思っていた写真が、冒頭の方だけだけどカラー写真になった!
しかし10巻も出していて、よくネタが尽きないものだなーと思うが、今回も改めて面白い。
小林節が全開なのはいつものとおり。
何となくだが、10巻目=10年も経った訳で筆者も10年歳を重ねたわけだが、心なしかパワフルさが抑えられてきたかな?という気がしないでもない。
様々な周囲との関わりが増える中で、学内外での責任と役割も増えて多忙そうなのが感じられる。
どうか、来年以降も楽しい本の出稿を!、と願って止まない。 -
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著者は、動物行動学に関するユニークな著書を多数発表している鳥取環境大学教授である。
本書で著者は、「ヒトの脳にはクセがある」、即ち「ヒトの脳にはかなり偏った性質がある」ことを、その原因・背景から明らかにしようとしている。
具体的に、「なぜマンガは文字より分かりやすいのか?」、「なぜヒトは時間の始まりと宇宙の果てをイメージできないのか?」等のヒトの脳のクセ(=性質)を挙げて、それは、ヒト(=ホモサピエンス)にとって当座の生存・繁殖のために何が有利であったのかを反映しているのだという。つまり、自分たちの歴史の99%においてアフリカのサバンナ地域で狩猟収集を中心とした生活を送ってきたヒトにとって、現 -
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幼稚園の時の愛読書が「動物図鑑」、「シートン動物記」も「動物のお医者さん」も読破した私が、こんな面白い動物本を読み逃していたとは、なんたる不覚。
これ、シリーズの7冊目でした。
リアル「動物のお医者さん」のようなこの本。
もちろん小林先生は漆原教授のように理不尽ではない。
けど、動物の観察または実験に向かって一直線に行動する小林先生の姿は、どこかしらユーモラスで、若干はた迷惑(動物からすると)だったりする。
・学生たちが守ったヒバリの巣
・このハチは、もう家族の一員だ!
・シマリスはヘビの匂いを体につけてヒグマを追い払う!?
・ヤギの放牧場のイイオ池で育った絶滅危惧種のアカガエルたち
・大 -
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ドーキンスの『利己的遺伝子』をもとに、現代の科学的な知見を追加してわかりやすく説明した書。
2部構成になっており、第1部は『利己的遺伝子(selfish gene)』の解説と、遺伝子の機能や構造を『利己的遺伝子』の考え方から解説されている。第2部は人間にみられるさまざま行動を霊として『利己的遺伝子』をもとに解釈・解説が加えられている。また、エピローグには、そういった『利己的遺伝子』の理解を通して、個体としての幸福を得るための助言が書かれている。
著者のユーモアも加わり、かなりわかりやすい説明となっていて読みやすかった。
読み進めて気がついたんだけども、著者(小林朋道氏)は鳥取環境大学の教授だ -
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「生物の形態や生理特性、行動、心理といった形質は、その生物がもつ遺伝子のコピーが世代をとおして増えやすいような性質につくり上げられている」というリチャード・ドーキンスの利己的遺伝子説に関して、最新の研究結果(2012年3月時点)を交えてその正当性を示唆している。
文章自体読みやすく、人間や動物の行動における具体例も面白い。
科学に対する非常に魅力的な考え方が記載されていたため、以下に長々と抜粋。
科学の研究を進めるためには、仮説が必要であり、仮説は研究を通して捨てられたり、修正されたり支持されたり、発展させられたりする。そしていずれにせよ、仮説は、完全に正しいものになることは永久にありえな -
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鳥取環境大学のステキ変人教授小林先生。
登場(人)物?のページに、人?いますっけ?ページのまんなかにいらっしゃる先生はあれ、フェアリーの類ですよね!しってる!
コバヤシ先生の行く先には動物珍事件が待っている!ナナナナンダッテーーーー!
むしろコバヤシ先生が動物珍事件を引き寄せているんじゃないんですか!引力!
フィールドワークたのしそうでうらやましいです先生。大学すらフィールドで充実してますね先生。とりあえず雪山には気をつけて!
テンポよく読めておもしろい、でも筆者はさすが教授先生でございますから知識もしっかりしてるんですよ!
でもなんでどうしてこんなにおもしろいんだろうね! -
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先生!シリーズ第5弾。写真がカラーになっている! そして見やすくなっている! 素晴らしい!
この手のシリーズものは、得てして失速しがちなものだけど、これに限って「ハズレがない」と思ってしまうのは、自分が動物好きだからか、小林先生がイキのいい「好奇心の目」を失っていないからなのか。
これまでの本に出演してきた動物達の「その後」も登場しつつ、今回も里山に囲まれた小さな大学で起きた騒動が読みやすい文体で楽しく書かれています。
一つひとつがさほど長くなく、また、女の子が苦手としがちな論説文、自然科学が内容に含まれているので、生徒たちの音読教材としてもこれまで同様活躍してもらう予定。
子どもたちに