小林朋道のレビュー一覧
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目次
・真無盲腸目の動物とKjくんの話
・ヤギの体毛の夏毛と冬毛
・ヒキガエルで新しい対ヘビ威嚇行動をみつけた
・Okくんは自分のニオイでヤギの脱走経路を発見した!
・シジュウカラは生きたシカやキツネから毛を抜いて巣材に使うようだ
・クルミが逝った日
・二ホンモモンガの子どもは家族のニオイがわかる!
・千代(せんだい)砂丘には驚きと発見があふれている!
今回は、学生さんとの思い出から動物とのエピソードへとつながる話が多かった。
先生の指導のたまものか、それとも最初からなのか、ここに登場する学生さんたちは皆、自分が研究したいという対象を明確に持っていて、実験や研究に対する熱量が極めて高いように -
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ネタバレ目次
・子モモンガを育てて彼らが森に旅立つまで
・ヤギはほかのヤギたちの鳴き声を聞いて誰が鳴いたかわかっているか!?
・私のホンヤドカリについての思い出と今
・ニセショウロというキノコの表面に絵を描いた話
・夜行性の小動物ヤマネはフクロウの声に強烈に反応する
・ヤギは尾をふって「これは遊びだよ」と相手に伝える
・私のスギについての思い出
今回の白眉はモモンガでしょう。
育児中に不慮の事故で亡くなった母モモンガに代わり、生後間もない子モモンガ3匹を育てることになった小林先生。
その苦労は、そして創意工夫は本書を読んでもらうとして、ふんだんに差し挟まれる子モモンガの写真が愛くるしすぎてたまらん。 -
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第三者(前書きからするに全てTwitterフォロワーであろうか)から寄せられた、「人間」という生き物にまつわる様々な疑問についての著者の答えをまとめた1冊。
寄せられた疑問は実に様々で、自分も「それが気になっていた」というものもあったが、著者の答えは全項にわたり「それが自分(の遺伝子)の生存·繁殖に有利だから」というもので、著者いわく、それが動物行動学の基本であるとのことなので多少致し方ない部分はあろうが、その結論に至るまでの推論なども素人の身でも思いつく程度のことしか書かれておらず、面白さが感じられなかった。
特に表題の「モフモフはなぜ可愛いのか」については①(モフモフに内包されがちな「丸さ -
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本書は今年の1月に発行の最新刊なのだが、内容の大半は2023年に執筆したものらしい。
学長になって授業もゼミもしていないので、当然新しいネタがないのでしょう。
話題もこれまでの「先生シリーズ」を振り返るような内容が増えている。
最終章の、「先生、学長になるんですか?」では15年に渡るモモンガの研究のおさらいになっていた。
最後の4ページは「先生!シリーズ*思い出クイズ」になっていて、本書が最終巻だと感じてしまう。
が、答えを次巻に掲載予定と書かれており、来年第20巻が出ることがわかって安心。
(1冊ある番外編はカウントしないみたい)
今回は、イソヒヨドリが街に進出していることに目を付け、 -
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科学情報サイト「ナゾロジー」に掲載されている研究報告を
紹介し、生き物の新たに分かりつつある認知・行動を、
ホモサピエンスの実態を交えながら、分かり易く解説する。
・はじめに
1章 動物たちの不思議な生態
2章 環境に適応する驚きの身体機能
3章 生き物たちの生存戦略
4章 意外と知らない身近な動物の謎
5章 いろいろあります・・・・・・複雑な親子関係
野生動物に関する研究には、今までの認識が変化する報告が
あったり、研究が進行することで新たな発見に繋がる
可能性があったりもする。研究者の地道な努力に賞賛!
解説し、考察し、仮説も唱えるのは、鳥取環境大学学長の
小林教授。至って真面目であれど -
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今回登場する主な動物は、
ニホンモモンガの子ども、ヒバリのヒナ、ヤギ、ヤマトシロアリ、骨折して飛べなくなったユビナガコウモリ、
アカネズミ、アカハライモリ、ブチサンショウウオ
といったところだが、これまでと少し雰囲気が変わった。
動物行動学的な考察が始まるのだ。
大学の講義のような内容がはさまって来る。
このシリーズには、そんなアカデミックさは求めていないので、別の本にまとめて書いた方がいいと思う。
小林先生は、そういった趣旨の本も出されているので、興味があればそっちを読みますよ。
環境科学が学べる大学はたくさんある。
この分野は「快適で持続可能な社会の実現を目指す」というのが基本思想だ。 -
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今回は、
カワネズミ、ヤギ、ヒキガエル、ヤギ、シジュウカラ、ヤギ、ニホンモモンガ、スナガニ
ヤギの体毛が季節によって変わる。
寒い時期は体毛の下に細くて縮れた毛が生えて体温保持をしたり、暑い時期の体毛は太くなり断熱効果を低下させている。
ヒキガエルはダンゴムシが1匹ならパクっと食べるが、2匹になると両方が気になり結局どちらも食べられない。
8匹くらいになると(わけが分からなくなるようで)食べようという気配すら見せなくなる。
シジュウカラは、生きているシカやキツネから毛を抜いて巣材に使う。
ニホンモモンガは、家族の匂いが分かる。しかし家族と家族以外の声は聞き分けられない。
こんな感じの内 -
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前巻で予告されていた「母親を失った子モモンガ3匹を育て森へ戻す」までの報告から始まり、
ヤギ、ヤドカリ、ヤマネに関する話にキノコとスギの話題が加わった。
子モモンガは生まれてすぐに小林先生が育てることになったので、小林先生を信頼しきってなついているのが可愛い。
「教員時代」という言葉が出てきた。
調べてみたら2022年に鳥取環境大副学長、2024年には学長になっていた。
本書は2021年4月の発行だが、単なる「教員時代」とは年々仕事内容が変わってきているのだろう。
このシリーズも最初から順番に16巻読んできたので、続く限りは読むつもり。
主役の動物は、ヤギ、モモンガ、コウモリで、ほぼ毎回