ブックライブでは、JavaScriptがOFFになっているとご利用いただけない機能があります。JavaScriptを有効にしてご利用ください。
無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
来店pt
閲覧履歴
My本棚
カート
フォロー
クーポン
Myページ
8pt
コウモリは先生の手に包まれていないと食事をせず、イヌも魚もアカハライモリもワクワクし、キジバトと先生は鳴き声で通じあう。自然豊かな大学を舞台に起こる、動物と人間をめぐる事件の数々を、人間動物行動学の視点で描く。
アプリ試し読みはこちら
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
毎度の小林節が今作でも快調。毎年一冊の出版を継続し、別冊まで出しているのは、超多忙な教授職にあって凄いことだと思う。負担でありながら、気分転換でもあるのだろうか? 何れにしても、出来る限り続版を読みたいと思った。
タイトルの通り、とても楽しい科学読本。 筆致は読みやすく、ユーモラス。けれどきちんと科学的な考え方が学べる。紹介されているエピソードも興味深い。子どもたちがこれを読んだら、きっと身の回りの生き物たちを今までとは違った気持ちで見るようになるんじゃないかなと思う。そして、大学って楽しそうだな、と感じるん...続きを読むじゃないのかな。 著者は動物行動学という分野の研究者で、特にニホンモモンガやコウモリなどがご専門。 この本ではそうした生き物に加え、ヤギやカルガモ、キジバトやヤマネなど、身近な生き物たちのへーと驚くような話、ちょっと切ない話、著者との心温まる話が紹介されている。特に、最後のキジバトの話と生き物のワクワクの話が印象的。 シリーズ化されているようなので、また別の本も読んでみようと思う。
"ウグイスの幼鳥は、いろいろな鳴き声の中から、同種の雄成鳥の求愛ソングのみに反応し、それをまねることきよって、種に特有な「ホーホケキョ」を正常に発するようになる、というわけだ。" 知らなかった!! 人間の言語が話せるようになる過程と似ているとのことで。 それが生存や繁栄に役立つ能...続きを読む力なのか。 近くに鳴いて求愛するウグイスがいないなら、自分もわざわざそこにエネルギーを割かない方が効率がいいから…? 色々と考えられて面白い。
読みやすい!短いセンテンスで楽しく読める。私は動物モノが好きなので、この先生のシリーズはつい手に取ってしまう。先生の授業も面白いんだろうな〜。
シリーズも長く続くとネタが尽きるという。 この本の前半では、それを強く感じた。けれど後半に盛り返しを見せ、筆者の愉快な筆致が楽しめたように思う。 『言葉』をコミュニケーションツールと設定するならば、言葉を持つのは人間だけではない。人間以外の動物たちも言葉を持つ得るという筆者の主張は、無意識に人間の使...続きを読むう言語に過大過ぎる価値を据えている自身の傲慢さを気づかせてくれたように思った。
鳥取環境大学で動物行動学が専門の教授が様々な研究対象や自身の森、大学内での動物について書かれた本。著者の語りは軽妙で面白く、自画自賛なのに嫌みがない。研究をした後はまた野生に返しているのも書かれていて安心できた。シリーズ化されているので他の本も読んでみたい。
このシリーズ(番外編も含め)17冊目かぁ~。 相変わらずの小林節のまわりくどく、もったいぶった語り口に、平和だなぁ~と癒されるなんて・・ アフリカで牛のお尻に目を描くと、野性動物の被害が減ったことは知ってたが、ニホンモモンガにもお尻に目模様が有るとは! 対フクロウ? では、電柱に張ってある歌舞...続きを読む伎の隈取りのような目のシール、「見てるぞ!」シールって誰に対して? コウモリの体長が前腕の長さ、とは知らなかった。たまに知識になる話しもあり。 小林先生には、体調に気をつけて春に頑張って18冊目の本を、やまねの話しを書いて頂きたいと願います。
<目次> 第1章 私の手に包まれていないと餌を食べないユブナガコウモリの話 第2章 ニホンモモンガの尻の模様は、天敵の攻撃をためらわせる目玉模様か? 第3章 なぜヤギに顎鬚があるのか? 第4章 洞窟内冬眠時のキクガシラコウモリの秘密 第5章 イヌだってオイカワだってアカハライモリだってワク...続きを読むワクする⁈ 第6章 子モモンガは、成長のある時点からフクロウの鳴き声に反応するようになる 第7章 父から受けついだ山にニホンヤマネ母子がいた話 第8章 カルガモのヒナを救ってやれなかった 第9章 キジバトPiがいた夏 <内容> 毎度毎度の小林先生の築地書館シリーズ最新刊。今回はあまり学生が出てこないのが寂しい。小林先生も偉くなっているからね…そしてこのシリーズではじめて学習したこと。野性の生き物を人間が触っても親とかは気にしないこと(触ってもいいこと)。また彼らは人間を個体認識していること(ハトでも)。動物はかわいがらないとね…。
レビューをもっと見る
新刊やセール情報をお知らせします。
先生、モモンガがお尻でフクロウを脅しています?
新刊情報をお知らせします。
小林朋道
フォロー機能について
「学術・語学」無料一覧へ
「学術・語学」ランキングの一覧へ
ウソみたいな動物の話を大学の先生に解説してもらいました。
絵でわかる動物の行動と心理
試し読み
苦しいとき脳に効く動物行動学
先生、イルカとヤギは親戚なのですか!
先生、シロアリが空に向かってトンネルを作っています!
先生、頭突き中のヤギが尻尾で笑っています!
どうぶつことわざ辞典
人間の自然認知特性とコモンズの悲劇―動物行動学から見た環境教育
「小林朋道」のこれもおすすめ一覧へ
一覧 >>
▲先生、モモンガがお尻でフクロウを脅しています? ページトップヘ