河合敦のレビュー一覧

  • 日本史は逆から学べ~近現代から原始・古代まで「どうしてそうなった?」でさかのぼる~

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    新しい視点の本。
    普通は縄文時代を始まりに、過去から遡って歴史を解説していくが、それとは正反対で、、戦後から戦前、そして江戸へと時系列を逆にして話は進んでいく。
    これが、とても良かった!
    現在日本がこうなっているのはなぜなのか?→そのなぜ、を過去の出来事の原因を詳しく説明することで読者を納得させる。素晴らしい!

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    2025年12月02日
  • 面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす

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    先輩であり歴史好き芸人・房野さんと、NHK歴史探偵でおなじみ河合敦先生が綴る、楽しく学べる日本史本。

    といっても、体系的に日本史の流れを学べるものではなく、今現在だんだん支持されるようになってきた新説を中心に紹介してくれている。例えば「鎖国」は実はなかったとか、徳川綱吉は生類憐れみの令を出したポンコツイメージだけど実は人道的な観点から評価を上げているとか。新発見された事実ベースのものも、解釈ベースのものもあって、何度も「へええ!」と驚きながら読んだ。

    歴史とは、どんどんアップデートされていくものなんだなと実感する。

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    2025年11月18日
  • 面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす

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    40代の私が学生時代、学んだ内容から進化しているところがたくさんあり、びっくりでした。
    歴史的なイベントの背景を理解することで、改めて歴史の面白さを知ることができました。いつの時代も事の発端が人間関係なのが興味深いですね。

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    2025年05月23日
  • 早わかり日本史 ビジュアル図解でわかる時代の流れ!

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    歴史が好き。読んでてとっても楽しくなる本。学び直しや、新しい発見がいつもある。何回でも読み直して、側に置いておきたい一冊。

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    2024年10月25日
  • 岩崎弥太郎と三菱四代

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    岩崎弥太郎は不思議な存在ですよね…。
    土佐郷士から三菱財閥を築いたとはいえ、
    亀山社中の財務処理は大変ご苦労だったのではと、思ってしまいます。

    この本では、弥太郎の代で海運会社を皮切りに、
    二代目弥之助が製造業や鉄鋼業を切り拓き、三代目久弥、四代目小弥太が三菱の事業を大きくする…これらの内容が約200ページでサクッと読めちゃいます。

    私の印象に残った内容は、
    二代目弥之助の経営判断の早さです!

    人生の中で読んでおいてよかった本になりました。

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    2024年09月28日
  • 江戸500藩全解剖 関ケ原の戦いから徳川幕府、そして廃藩置県まで

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    2024年最初の書評です。
    今年もよろしくお願いします。

    今年最初は「江戸500藩 全解剖」です。

    こういう研究をしている人がいるのだなあ、が率直
    な感想です。

    江戸時代の藩の数は俗に300と言われていますが、
    それは幕末時点の数であって、江戸時代全般で見渡
    せば、お取潰しや後継がいない無嗣断絶などで、総
    数として500を数えるらしいです。

    その一藩一藩に歴史やドラマがあり、それを研究し
    ているのです。

    薩摩や長州のような誰もが知る雄藩だけでなく、あ
    まり知られていない藩の歴史にも迫ります。

    あなたの地元の藩は、どのような過程を経て現在の
    県になったのか、それともお取潰しにあったの

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    2024年01月03日
  • 本当は近くにある大正時代

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    明治と昭和に挟まれた大正の歴史は、ややもすれば軽視されるが、日本に於ける民主主義の萌芽とその衰退(戦争への突入)があったという意味で重要である。しかし、明治維新や戦争への道筋に就いての本は多数出版されるものの、大正時代についての書籍は多くはない。
    読み物として興味深かった。

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    2023年11月08日
  • 徳川家康と9つの危機

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    後の歴史を知るものとしては、鉢植えのような移封は珍しくなかったが、当時の感覚にしたら、「あまりにもむごい措置」であったことをあらためて痛感した。

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    2023年09月15日
  • 面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす

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    日本史について何となく知っているけど説明できるほどてもない。読みやすそうな本があったから読んだ。
    表面的なことに留まらず最新の研究を踏まえて解説されてい面白かった。歴史は資料の解釈が進むことで変わることを学んだ。この本を読んで日本史への興味が湧いてくる。

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    2023年07月23日
  • 徳川家康と9つの危機

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    ネタバレ

    桶狭間の戦い
    三河一向一揆
    三方原の戦い
    長篠の戦い
    信康殺害
    本能寺の変 伊賀越え
    石川数正出奔
    関東移封
    関ヶ原合戦
    を9つの危機として取り上げている。
    まず、ざっと通説をおさらいし、さらに最新の研究に基づく見解を紹介、さらにそれに対する反論も紹介するという論理的網羅的に納得の構成・内容となっている。
    谷口克広氏の活躍が衰えてきた昨今この著者の書籍をあさってみようかと思う。

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    2023年04月12日
  • 殿様を襲った「明治」の大事件

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    久光と伊達の話以外はほとんどもしくは全く知らない話ばかりだったのでとても面白かった。特に板倉がこんなに熱いとは知らなかった。著者の文章も平易で読みやすい。

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    2023年04月06日
  • 最強の教訓! 日本史

    mac

    ネタバレ

    ・自分以外のどんな人からも学ぶべきことはある。
    ・学んだことは実行に移す。
    ・自分が持っている知識をわかりやすくアウトプットし、興味を引くように話す。
    ・人の心を開くためにまず、ささいな共通点を相手に伝える。
    ・徳川家康「人間の一生は、重い荷物を背負い、遠くを目指して道を歩いていくようなもの。
    急いではいけない。不自由が当たり前だと考えていれば、まだ足りないという気持ちは生まれない。
    心に欲望が湧いてきたら、困った時のことを思い出そう。
    我慢すれば平穏無事が続く。怒りは敵と思うこと。
    勝つことばかり考えて、負けることを知らなければ、いつか自分自身に災厄が降りかかってくる。

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    2022年11月20日
  • 江戸500藩全解剖 関ケ原の戦いから徳川幕府、そして廃藩置県まで

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    大名と言えどもけっこう苦労しているんだなあと思いました。意外と藩主と幹部はうまくいかなかった方が多い。

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    2022年08月28日
  • 教科書に載せたい日本史、載らない日本史~新たな通説、知られざる偉人、不都合な歴史~

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    「歴史の教科書」というモノには「こういうことになっている」という「定説」に依拠した記述が載っている。そしてその「定説」に依拠した記述に基づいて「歴史の…」というように多くの人達が記憶に留める訳だ。
    そういう「定説」に関しては、時日を経て「新しい史料」が出現する、または在る複数の史料を深く検討するというようなことが積み重ねられる中で「“旧”定説」とでも呼ぶべき感になり、「“新”定説」が台頭する。そうなれば「歴史の教科書」というモノの記述も何時の間にか変わることになる。或いはそうならざるを得ない。
    本書の著者は、この「“新”定説」が「歴史の教科書」に載るという状況が「少し目立つようになっている…」

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    2021年10月06日
  • 図解版 日本史は逆から学べ

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    めちゃくちゃいい本!コンセプトが素晴らしいと思います。内容的には受験生にも十分おすすめです。学び直しの方にも新しい学び方として、大変おもしろい内容だと思います!

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    2021年10月05日
  • 殿様は「明治」をどう生きたのか【電子版限定特典付き】

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    その後を深掘り

    面白かったー、
    幕末のラストサムライである大名当主のその後なんて、まったく気にしたことなかった。
    松平容保、山内容堂はなんとなく調べて知ってたけど、より詳細を知るとまた別の見方が生まれる。
    2も読みたい。

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    2021年08月11日
  • 日本史は逆から学べ~近現代から原始・古代まで「どうしてそうなった?」でさかのぼる~

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     旧石器時代から戦後、経済大国になるまでの日本の歴史を、時代を遡る形で、因果関係を軸にしてまとめている。「なぜ、日本は中国を侵略して満州国をつくったのか。」→「国民の多くが拡大路線をとる軍部を支持したから。」→「なぜ国民の多くは軍部を支持するようになったのか。」→「経済を好転させられない政党政治に失望したから。」という形で進む。
     「歴史は暗記することが多くて嫌い。おもしろくない。」という人がいると「歴史があるから、今があるんだよ。そこにはさまざまな因果関係があるんだよ。そしていろんな人たちのドラマが…。」と、つい熱く語ってしまいたくなる私にとって、日本の通史の基本として何度も読み直したい1冊

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    2021年06月27日
  • 日本史は逆から学べ~近現代から原始・古代まで「どうしてそうなった?」でさかのぼる~

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    面白かった。

    現在こうなっているのは、なぜか?過去のどういう事象が、それを招いたのか?現在(令和と平成は無く、昭和からだったけれど)から、逆に、歴史を、紐解いて行く。物凄く、新しい視点で、日本史を見直す事が出来た。
    これ、学校の授業でもやらないかな?過去から学ぶより、ずっと面白いと思うんだけど……。

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    2021年05月06日
  • 学習まんが 日本の伝記SENGOKU 明智光秀

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    光秀は、本能寺の変で、織田信長を裏切ったので、裏切り物というイメージだったけれど、領民たちを大切にする優しい人だと分かりました。

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    2021年03月31日
  • 日本史は逆から学べ~近現代から原始・古代まで「どうしてそうなった?」でさかのぼる~

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    歴史の学び直し系の本は、大抵前半でつまづいてしまい、いつまでも近代史まで辿り着かないという悩みを解決してくれた!因果関係がわかりやすく、歴史苦手でも、なぜ?なぜ?と興味をそそられて読めてしまう。

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    2020年08月27日