河合敦のレビュー一覧

  • 殿様は「明治」をどう生きたのか【電子版限定特典付き】

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    明治維新後の殿様(大名)の知られざる生き様を解説した本。

    14人の殿様が時代に翻弄されながらも維新後をどう生きたか。教科書だけでは見えてこないリーダーたちの思いや苦悩が、本書を読むとよくわかります。

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    2024年07月30日
  • 歴史の真相が見えてくる 旅する日本史

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    この本を持って旅行に行きたくなる本。
    知ってる観光地については、そんな歴史があったのか!と驚きを感じるとともにもう一度訪れたくなる。
    知らない土地は、ぜひこの本を元にコースを組んで旅をしてみたくなる。

    高校時代の日本史の先生の話がすごく面白かったが、この本にも似たような感覚を覚えた。
    日本史教育はもっと面白くなれる可能性を感じる。

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    2024年06月02日
  • 「神社」で読み解く日本史の謎

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    日本には多くの神社が存在し、その歴史的由緒背景を読むととても奥深いものを感じ、日本文化を保持継承していることは素晴らしい遺産であり誇りと言える。史上では神社分離、取り潰し、併合など多くの災難にも遭っているが、特に天皇家皇族の神話など戦国時代、太平洋戦争などで燃え尽き現存しない神社仏閣、史跡なども多くの「神」に対する啓蒙が現在でも祭り事などで継承していることに興味深い。徳川時代の日光参拝に多額の費用、多くの人足と参拝者があったのことに驚愕する。
    日光東照宮の造営は1年5ヶ月、のべ650万人、総工費2千億円
    日光参拝19回(@譜代旗本のみ参加13万3千人、人足22万8千人、馬32万6千匹)
    午前6時に親衛隊出立、将軍午前10時、先鋒から最尾まで10時間を要した参列
    参拝日程は4日間、古河城、宇都宮城に宿泊、費用は20万両(140億円)

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    2024年03月26日
  • 日本史は逆から学べ~近現代から原始・古代まで「どうしてそうなった?」でさかのぼる~

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    出来事そのものの名称や年号、登場人物を覚えることが歴史の勉強で、暗記科目と呼ばれる。大きな流れを掴む勉強と、その出来事の要因を研究する作業、庶民の生活の移り変わりや文化の変遷を探求すること、こういうのも歴史だろう。否、こういうことこそ歴史だろう。
    そう考えると子供達には本当の勉強をしてもらいたいと思う。今の学校の勉強は教養を付ける前段階の、目次を細かく覚えさせられているだけのように見える。自分の子供時代よりは幾分マシになったと思うけど。自分が育った附属小学校、中学校の先生方は良い先生たちだったんだなぁ、と今更ながら思う。子供達も実験台として多少はまともだったと思うけど、生涯学ぶ姿勢は親からだけでなく、小中学校での生活、先生方の熱意などから身についてきたものだと思う。感謝。
    この本は教科書として使えると思う。

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    2024年02月23日
  • 絵画と写真で掘り起こす「オトナの日本史講座」

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    歴史的に有名な写真や絵画から裏事情を読み解いた雑学本。要するに俗説の方を庶民は信じているという事だが結構楽しめた。
    それにしても「板垣死すとも自由は死せず」の台詞のインパクトよ。本人には失礼だがそのまま殺されていれば伝説的政治家として後世に残ったと思う。

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    2023年12月03日
  • 面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす

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    高校から世界史選択の私にとっては、
    基礎知識がないばかりに置いてけぼりになる部分もあったけどそれでもサクサク読めて面白かった〜
    世界史版もほしい。

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    2023年11月11日
  • 平安の文豪 ユニークな名作を遺した異色の作家たち

    匿名

    ネタバレ

    清少納言がもし生きていたら…

    平安時代の文豪たちのエピソードに加えて、もし生きていたらどんな職業に就いていたかが書かれている本。藤原道綱母が女優やらインフルエンサーになっていたかも…と考えたらクスっときた。

    #タメになる

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    2023年11月09日
  • 殿様は「明治」をどう生きたのか【電子版限定特典付き】

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    明治維新で藩が廃止となった際に「最後の大名」となってしまった人物たちの【その後】にフォーカスを当てています。巻末に「江戸の300藩」リストがありますが、300もあったんですねー。いや多分歴史で習ったはずだけど忘れていたので改めてびっくり。

    印象に残ったのは、会津藩の藩主で京都守護職となって公武合体に尽力した松平容保と容保の弟である桑名藩の松平定敬。ちょうど『燃えよ剣』を観たあとだったので。この本読んでから観ればよかった。
    「松平」繋がりで徳川家存続のために奔走した越前国福井藩の松平春嶽。新政府から冷遇されてしまったけどこの人の頑張りも興味深いです。

    水戸藩最後の藩主・徳川昭武の留学の話や慶喜と仲がよかったエピソードも好き。フランス留学中に大政奉還が起こり、家臣たちは帰国するも昭武とともに残留したメンバーに渋沢栄一がいたとか。「プリンス・トクガワ」についてはまた掘り下げてみたいです。

    ちょいちょい関連人物の写真が差し込まれているのですが、徳川慶喜の老年期の写真が掲載されていました。将軍時代で若いときの写真しか見たことがなかったのでびっくり。「敵前逃亡」の話は本書でも繰り返し触れられていましたが、功績もあったし撮影をするのが好きだったとか。

    というわけで幕末の人物について興味をもつきっかけになった良い本でした。

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    2023年10月15日
  • 面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす

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    日々の研究によって歴史認識が変わってきているという事実。
    定期的歴史のアップデートが必要だなぁということを認識

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    2023年08月18日
  • 外国人がみた日本史

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    文字通り、外国人が見た日本について書いた一冊。

    いわゆる日本礼賛本ではなく、その当時の日本の奇妙な風習(例:お歯黒)なども綴っており、非常に面白かった。

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    2023年07月02日
  • 面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす

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    これ、歴史好きにはたまらん本です。
    お笑いの要素満載。現代の感覚と、そうやって習ったよね〜という共感からの実は!とくる流れはどの章を通してもへぇええ!!となる事必至。
    出てくるのは全て有名人なので、誰だっけ?この人とならないのがまたイイ!

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    2023年03月16日
  • 面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす

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    ネタバレ

    歴史の中でも当たり前だと感じている部分が覆されていく気分に読んでいてなるものだった。
    後書きを読んで、この本の構成そのものが作り込まれたものだと分かったとき、改めてこの本の凄さを感じることができる。

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    2023年02月15日
  • 逆転大名 関ヶ原からの復活

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    関ケ原の戦いで西軍について領土を没収されたものの、その後見事に復活した大名を取り上げた一冊。

    立花宗茂は有名だが、それ以外にも何人もの大名がいることを知れて面白かった。

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    2022年12月18日
  • 早わかり日本史 ビジュアル図解でわかる時代の流れ!

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    流れが分かる
    意外な小ネタが光る
    たまに読みたくなる本
    やはり日本人のルーツ、歩んできた道を知ることは喜び也
    赤い本を是非

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    2022年12月15日
  • 徳川家康と9つの危機

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    ネタバレ

    徳川家康が、今川義元の人質になっていた時代から関ヶ原の戦いまでの9つの危機について、家康を中心とした事件を追い、その時に家康はどうやって危機を乗り越えていったかを詳細に説明した一冊。
    こうやって読んでいくと、初めは今川義元が織田信長に討たれ、武田信玄が病死、織田信長が明智光秀の謀反で自害、豊臣秀吉も病死、大老前田利家も病死し、家康にとっての大敵・目の上のたんこぶが、自分が関わらずに死んでいったことによって、徐々に上の地位に上がっていったとも言えるのではないか? これは偶然か? それともそれまで我慢したことによって日の目を見ることができたのか?
    家康の75年の生涯は非常に面白い。

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    2022年12月13日
  • 徳川家康と9つの危機

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    徳川家康の生涯における9つの危機を紹介した一冊。
    いわゆる三大危機、三河一向一揆、三方原、伊賀越えはもちろん、戦争としては桶狭間、長篠、関ヶ原、戦争以外でも信康殺害、石川数正出奔、関東移封など、歴史のターニングポイントとなる部分を解説しています。通説に従った解説をただ単にするのではなく、このあたりはさすがに著者らしく、最近の研究結果などを紹介しながら、単なる通説だけではない視点も提供してくれますので、これまでの歴史とは違った見方をすることができます。
    この時期になれば様々な資料も残っており、新たな発見やいろいろな解釈も生まれてきますので、今後、新たな学説も出てくると思いますので、今後も楽しみにしたいと思っています。
    来年の大河の主役ですので、いろいろな本が出版されてくると思います。事前知識として手に取りつつ、大河でどのように描かれるのか楽しみに待ちたいと思っています。

    <目次>
    第1章 桶狭間の戦いー大混乱の中で下した決断
    第2章 三河一向一揆勃発ー国内争乱、家臣の離反
    第3章 三方原の戦いー家の存亡と意地をかけた出撃
    第4章 長篠の戦いー信長の援軍で勝利
    第5章 松平信康殺害事件ー原因は家臣団の対立か
    第6章 伊賀越えー最大の窮地を突破
    第7章 石川数正出奔騒動ー秀吉への臣従を決断した背景
    第8章 関東移封ー小田原征伐を惹起させた処罰か
    第9章 関ヶ原合戦ー危機をチャンスに変えた戦略

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    2022年11月12日
  • 徳川家康と9つの危機

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    徳川家康がなぜ生き残れたのか? 最新研究を踏まえた知られざる実像  桶狭間の合戦から関ヶ原まで、徳川家康がくぐり抜けた九つの危機について、多くの参考文献を基に解説されている。

     今までの徳川家康のイメージが少し変わった。

     筆者は、「よく私たちは『失敗した』という言葉を安易に口にしがちだ。しかし、本当は失敗したのではなく、成功するまでやり遂げなかったから成功しなかっただけ。家康の生き方を見ると、そんなふうに思えてくるから不思議である。」と述べている。良い本である。

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    2026年01月18日
  • 殿様は「明治」をどう生きたのか【電子版限定特典付き】

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    なかなか面白かった。
    三国志のその後とかもそうだけど、歴史上あまり話題にならないけど、世の中の激変で逆境に立たされた人達の数奇な運命を知ることは学びがあるし、より鮮明に時代の流れを理解できる。

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    2022年09月03日
  • 面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす

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    お笑い芸人と学者のコラボ。最新の研究で大きく変わった歴史解釈を分かりやすく学ぶ。

    聖徳太子の役割、蒙古襲来、鎌倉幕府はいつ誕生?、関ヶ原の戦いはなかった?等今の大人が小中高出学んだ歴史は現行の解釈と大きく異なる。

    日本史に興味を持つ第1歩として楽しい一冊。

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    2022年06月18日
  • 面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす

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    令和4年のGW中にネットで見つけた本です、歴史本は好きで今までに多くの著者の書かれた本を追いかけてきましたが、この本の共著の一人である河合氏の本も面白いですね。

    この本では私のような年代あたりを対象に、かつて歴史の授業で習ったことが、現代の歴史研究によって学習内容に変更が生じた点を、その背景を踏まえて解説がなされています。特に、共著の房野氏の解説が面白いです、その後に河合氏が掘り下げた解説をしてくれています。この本の企画から出版まで2年を要したようですが、是非続編も出していただきたいものです。

    以下は気になったポイントです。

    ・聖徳太子(厩戸王)は、実在説を強く否定する研究者は少ないが、有力な皇子であるものの政治を主導したわけではないというのがほぼ定説になっている(p24)

    ・東大寺の大仏(盧舎那仏)は高さ16メートルもある巨大像で、これを作るには約500トンの銅が必要であった、その多くは長登銅山(山口)で賄われた。大仏の本体は錫との合金(青銅)で、この鋳込み作業は3年間で8回にわたっていて使用された錫の量は8.5トンに上った。その大仏に金メッキを施しているが、使用した金はおよそ400キロ以上、その金は陸奥国から調達できた、その知らせを聞いた聖武天皇は嬉しさのあまり、年号を「天平」から「天平感宝」(同年に天平勝宝に改元)したほどである。メッキのために、水銀に溶かして大仏に塗りつけてその後に表面を火で焼いて水銀を蒸発させる作業があるが、これにより多くの人が身体を壊したと想定される、この作業に動員された人数はのべ260万人以上、当時の人口は600万人(p36)

    ・桓武天皇は早良親王の怨霊に苦しんで長岡京(政治に介入する奈良仏教(南都六宗)の影響を断ち切るべく遷都した)を捨てて、平安京に遷都した。古代はある意味、怨霊が歴史を動かしていた(p48)

    ・鎌倉時代初期の幕府は全国を統治したわけでもなく、西国においては朝廷の力が以前強かった(p56)
    ・地方の郡や国単位の土地と住人を支配する者を戦国大名と呼んでいる、合戦をしなくても天下を目指さなくても戦国大名である(p60)

    ・天下布武の印を使った信長だが、天下は全国を意味する言葉ではなく畿内のこと、つまり畿内に室町将軍の政治を復活させようとした、それが天下布武の意味である、これが定説になりつつある、鎌倉新仏教は6つ(浄土・浄土真宗・時宗・曹洞宗・臨済宗)あるが、これは江戸時代まで残った6つの宗派を明治になって定義したもの、鎌倉時代に栄えたのは、幕府の保護を受けた臨済宗のみ。まだまだ鎌倉時代は、南都六宗(奈良仏教)や天台宗・真言宗などの旧仏教の方が圧倒的に力を持っていた(p63)

    ・日野富子が悪女と言うのも、幕府の財政を支えるための蓄財が生んだ誤解、応仁の乱の原因で重要な家督争いは将軍ではなく畠山氏の方であるであり、長い間唱えられてきた応仁の乱の認識が変わった、さらに戦国時代のきっかけは応仁の乱ではなく、明応の政変との説が有力となっている。(p96)

    ・室町時代、東国は幕府の出先機関である鎌倉府が支配していた、その長官を鎌倉公方、それを補佐して政務を取るのが関東管領である。鎌倉公方には足利尊氏の子孫、関東管領には上杉一族が代々就任していた、その後、鎌倉公方は下総国古河に逃れた成氏(古河公方)と、伊豆国を拠点とする将軍義政の異母兄である政和(堀越公方)とに分裂した。(p106)

    ・北条早雲は本当の名前は「伊勢新九郎盛時」であり、室町幕府政所執事の氏族であった、盛時はこの伊勢氏の庶流で備中国荏原郷を所領にもつ備中伊勢氏の生まれであった(p113)

    ・足利義昭は信長の傀儡だっという説も、最近の研究では否定されている、ある時までの二人は武力と権威を補完し合う関係であった(p125)

    ・関ヶ原の戦いは、開戦と同時に小早川秀秋が裏切り、それが原因でわずか2時間以内で決着のついた戦いとなる、問鉄砲や先陣争い(井伊直政と福島正則)もフィクションであろう(p165)

    ・士農工商という4つの身分制度はなく、武士と百姓・町民に大きく分かれ、江戸や大坂の城下町には、武士と町人が集められた(p181)農村に住んでいるのが百姓、町(城下町)に住んでいるのが町人、というように居住区や職業の区別はあっても身分に上下の差はない(p182)

    ・鎖国はなく4つの外交窓口があった、長崎(清、オランダ)、対馬(朝鮮)、薩摩(琉球)、松前(蝦夷)(p189)

    ・清の時代の銅銭材料の6−8割は日本から輸入した銅であった、江戸中期の日本は銅を清やオランダに輸出していた(p200)

    ・この本で伝えたかったことは、歴史は不変ではなく研究によって更新されるということ、1つの歴史的事実が解き明かされる裏には研究者の大変な努力がある、先行研究を読み込み、新たな史料を探しその上で先行研究とは何が違うのかを明らかにする、それを学術論文として発表する(p278)

    2022年5月8日作成

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    2022年05月08日