河合敦のレビュー一覧

  • 晩節の研究 偉人・賢人の「その後」

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    偉人と呼ばれる人々でも、全て上手な人生ではなかったんだなぁと思うと、ちょっとだけ親しみが湧く。鑑真とか、石田三成とか、格好よかったんじゃん。ただし後半の不倫おじさん×2の手紙が強烈すぎて、もっと他にいなかったんかいと思った。

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    2023年12月27日
  • 面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす

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    日本史が苦手な私でも楽しめそうと思い読んでみました!始めの方は分かりやすく、面白かったのですが途中から人名がたくさん出てきたり、用語が難しかったりしてついていくのが難しかったです。でももっと日本史を勉強してみたいという気持ちになりました。

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    2023年09月19日
  • 早わかり日本史 ビジュアル図解でわかる時代の流れ!

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    日本史について、比較的わかりやすく学べる。ざっと流れを掴むことや所々のトピックや小ネタなどで興味を引くようなところは覚えやすいと感じる。
    歴史を知ることは重要であるが、一つの本で長い歴史を学ぶのも難しいと感じるので、いろいろな本を読んで流れと記憶を繋いでいくのが良さそう。そういった意味で最初に読むのは良いかも。

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    2023年08月23日
  • 日本史は逆から学べ~近現代から原始・古代まで「どうしてそうなった?」でさかのぼる~

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    結果から原因を探っていくというスタイルだった。とりあえず現代ー戦国あたりまでは楽しく読めたが、昔に遡っていくにつれて教科書的な書き振りに見えた。というのも古代の方はどう考えても紙面が足りず、説明口調になってしまったようだった。

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    2023年06月07日
  • 本当は近くにある大正時代

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    大正をはさんで明治・昭和初期の
    小説や漫画をいろいろ読むから
    ちょっと題名に心惹かれてしまった。
    著者の執筆理由も
    『鬼滅の刃』にはまって
    時代背景に興味をもったからですって。

    『東京、はじまる』で読んだ東京駅も
    完成は大正3年だったり
    『きみは謎解きのマシェリ』で
    美津子さんが憧れていた「一丁倫敦」の
    職業婦人も、だいたいこの頃に定着。
    『日に流れて橋に行く』の百貨店が
    流行の最先端基地になるのも。

    最近の私の読書録から拾うだけで
    こんなに関係があった
    大正時代たった15年の事柄をいろいろと
    コンパクトに教えてもらいました。

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    2023年05月23日
  • 徳川15代将軍 解体新書

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     徳川十五代将軍を順番に紹介解説したもの。学校の授業では、江戸時代は将軍よりも、その為政中の出来事や改革の内容や推進した人物が中心で教えられるものであるが、こういった将軍で紀伝体式にまとめてみると、意外に逆に時代の流れがわかりやすくなった一面もある。
     それにしても当時は将軍の子供とは言え、死亡率がなんとも高いというのは感じたことだ。多産多死の時代なのであろうが、栄養不足やら医療の不備やら、もしかすると血縁関係の濃さなども要因としてあるのかもしれない。
     また将軍が幼すぎるときや、暗愚であってもしっかりとした政治制度があり、官僚、優秀な部下がいたら政治は邁進していくのであることを、改めて思わさ

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    2023年04月23日
  • 絵画と写真で掘り起こす「オトナの日本史講座」

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    ネタバレ

    河合先生の著書はわかりやすいものが多いので手に取った1冊。

    既に書かれている方も多いですが、帯などのあおり文よりはけっこう真面目に書かれていて、裏を掘り起こすというより、写真などからは見えない歴史をじっくりと解説してくれる感じ。
    個人的にはまだまだ知らないことも多く、勉強になるなと思いました。
    (無血開城が西郷・勝だけの手柄じゃないことと、江戸時代のオランダ人が将軍謁見の際に外出して自由が効いてたあたりは既に知ってたが)

    ええじゃないか現象は全然詳しくなかったので、倒幕派の一種のパフォーマンスだったのではというのは面白かった。
    今みたいにSNSもない時代で、あれだけのことを広めていくのは相

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    2023年03月13日
  • 岩崎弥太郎と三菱四代

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    岩崎家の発祥から発展までが簡単にまとめられているわかりやすい一冊
    創業家の血の滲む様な、昔ながらの根性論ストーリー  

    偉人の多くが少年期を過ぎてからも弥太郎のように大風呂敷を広げ続けている 

    英雄色を好む 弥太郎も長崎で相当色街に耽って失敗している 機を知るは夫か神か 人間は一生のうち必ず一度は千載一遇の好機に遭遇するものである

    三菱は初めは坂本龍馬などの土佐商会の海運から次第に政府からの委託も受け拡大していくが最終的には政府のこしらえた共同運輸と相対し、最終的には合併して日本郵船。
    日本郵船に海運を渡してから炭鉱業で発展、三井、住友、三菱の御三家に数えられるまでに。

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    2023年02月27日
  • 徳川15代将軍 解体新書

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    流石に15代もいると知らない人ばかり。それにしてもお世継ぎ候補を含めた、将軍回りで病死する人が多いことか。これがその当時の人々にとって普通だったのか、あるいは政治的意図がからんだ結果なのか、疑問に思ってしまうほど。今の議院内閣制でも少し当てはまるところがあるけれど、平和な時代に官僚制がしっかりしていると重責を担うべく地位に無能な人がいても、なんとかなっちゃうところが面白い。それぞれに個性があった面白かった。

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    2023年02月20日
  • 早わかり日本史 ビジュアル図解でわかる時代の流れ!

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    300ページほどの厚い本。
    日本史、歴史本。

    日本史はほぼわからないので、基本事項を分かりやすく教えてくれる本が読みたかった。
    オリラジのあっちゃんがYouTubeで日本史について言っている動画を見ていたが、紹介していた本を偶然買っていた。

    時代の流れや大事な出来事は読むことができたと思う。幕府の流れ、文化、などちょいちょい行ったり来たりするのが難しかった。
    何度か繰り返し読んで、記憶に残るようにしたい。

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    2023年02月05日
  • 早わかり日本史 ビジュアル図解でわかる時代の流れ!

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    タイトルそのまま、日本史がざっくり理解できます。
    大人の教養むけ、ないしは日本史を学ぶにあたっての入門書というような感じ。

    日本史は高校では選択しなかったので中学レベルですが、それでも、理解が進みました。

    大きな流れで描かれており、それぞれがトピック的に読めるので、スキマ時間で読み進められます。
    一つの一つのテーマで、その塊の流れで語られていて、年表でいついつこれが起きたというような話ではないのが分かりやすい。

    日本史の入門書としてはちょうどよいと思います。
    これをベースにググって理解を深めることが出来ました。

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    2023年01月29日
  • 殿様は「明治」をどう生きたのか【電子版限定特典付き】

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    教科書の歴史では学べないしテレビドラマにもならない内容で非常に興味深く読めた。幕末の歴史がもっと良く分かっていればもっと楽しめたに違いない。

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    2022年12月18日
  • 面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす

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    当初、芸人の文章が目障りと思ったが、頁数の関係と分かりやすさ追及の目的からは妥当な文体かもしれない。
    分かりやすく、且新しいという帯は嘘ではない

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    2022年11月23日
  • 江戸500藩全解剖 関ケ原の戦いから徳川幕府、そして廃藩置県まで

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    『500藩全解剖』は大袈裟だが、一つ一つのエピソードが簡潔で読みやすかった。脱藩大名で有名な請西藩主・林忠崇の話が書かれていなかったのは残念!

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    2022年10月08日
  • 徳川15代将軍 解体新書

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     いつも聞いているpodcastの番組に著者の河合敦さんがゲスト出演して紹介していました。
     最近、以前教えられていた日本史の通説の見直しが話題になることが多く、そういった新たな史実を紹介している著作もよく見かけます。本書はそこまでインパクトを追及したものではありませんが、対象を「歴代の徳川将軍」に絞って、その一人ひとりにつきかなり細かなプロファイルやエピソードにも入り込んで一覧に書き記したチャレンジングな著作です。

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    2022年09月30日
  • お姫様は「幕末・明治」をどう生きたのか

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    幕末のお姫様たちも命を懸けて戦っていたと分かる本でした

    特に素敵だったのは川越藩の貢姫
    才媛過ぎて漫画の主人公みたい

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    2022年09月22日
  • 江戸500藩全解剖 関ケ原の戦いから徳川幕府、そして廃藩置県まで

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    ネタバレ

    p16.そもそも【藩】とは
    一万石以上の大名の領地とその支配機構
    ★?一万石以下は→直参(旗本.御家人)例外も:
    喜連川藩
    しかし正式に公称されたのは明治時代はいってから

    p26.参勤交代:ばくっと年間経費の2~4割
    p33.三万石以下は城なし→陣屋

    藩の改革例が多い。
    薩摩はかなり強権的で、だから明治政府もあんな?

    ランキング
    薩摩藩2、長州藩8、土佐藩819、肥前藩4

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    2022年10月03日
  • 徳川15代将軍 解体新書

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    ネタバレ

    260年以上続いた徳川の時代がどんな風に受け継がれていたのか、とても興味深く感じていました。
    一人一人の話は、ざっくりとした感じで”こんな人だった”的に描かれて、歴史初心者には混乱する場面もありました。

    他の歴史小説やドラマ等を見る時には、かなり参考になるのではないかと思います。

    全員の話を知っているわけでもないので、この本を読んだ限りですが、私の推しは”吉宗”か”慶喜”
    両極端だったかな。

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    2022年08月27日
  • 江戸500藩全解剖 関ケ原の戦いから徳川幕府、そして廃藩置県まで

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    ある地方新聞社の方に「日本の地方を理解するためには県を見ていちゃダメなんだ。その前の藩を見ないとわからないことがある。」と言われたことがあります。この夏、仙台育英の初優勝によって甲子園優勝旗が「白河の関を超えた」という表現が報道されていますが、その表現も関東と東北の境界を示すだけでなく「白河以北一山百文」まで触れないとニュアンスは伝わらないだろうし、その契機はやはり戊辰戦争の時の「奥州列藩同盟」に求められると思います。今、47都道府県でまとめられていますが、その地図を一枚めくると廃藩置県前の283もの藩が見えてきます。藩のいう概念が整理されたのは太閤検地からというのも知っているようで知らなかっ

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    2022年08月25日
  • 殿様は「明治」をどう生きたのか2

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    慶喜の近代化構想
    ここに記載された著名な元藩主、新政府側になり爵位を受けた人々は、大凡明治維新以降大きな屋敷で悠々自適、贅沢三昧生活だったと読める。だが、残念のだったのは最後の将軍慶喜だ。将軍になった直後の慶喜の政治・軍隊組織等含め近代化構想には驚愕する。と言うのも実は明治維新の諸外国からの近代化推進は慶喜の新政府構想そのもので、慶喜にもう少し時間があったら日本は軍国主義的な国家ではない国になっていたのではないかとさえ想像できる。

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    2022年08月03日