河合敦のレビュー一覧

  • 徳川15代将軍 解体新書

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    徳川将軍15人を面白く紹介した本。わかりやすく書かれているが、若干著者の好みが混じってそうな‥?でも、おかげでわかりやすかった!

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    2025年07月03日
  • 面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす

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    日本の歴史で授業で習ったことが最新研究によって覆っている詳細や研究の裏話などを紹介している書籍です。

    聖徳太子が厩戸王になり、徐々に飛鳥時代のスーパーヒーロー的立場からフェイドアウトしていたり、「いい国作ろう鎌倉幕府」が「いい箱作ろう鎌倉幕府」になったことなど、日本の歴史の教科書は結構表現が変わっていることは知っていましたが、その裏にある研究を知ると頭の中にスッと入ってきてとても良かったです。

    著者が、歴史大好きなお笑い芸人の房野史典さんが前せつを書いて、歴史評論家の河合敦先生が解説を書くという掛け合いの構成も頭に残りやすくて良かったです。

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    2025年06月09日
  • 日本史の裏側

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    楽しく読めました。
    色々な歴史上の人物を紹介してくれてますが、詳しくは知らない人達ばかりで面白かったです。
    自分がまだまだ歴史弱者である事を思い知りました。

    個人的に特に面白く感じたのは、
    最もマイナーな徳川四天王・榊原康政。
    日本で初めて昆虫標本をつくった博物館の父・田中芳男。
    石集めに生涯をかけた木内石亭の偉業。
    知られざる埼玉の三賢人・塙保己一の偉業。

    歴史の本って読めば読むほど面白くなるなあ。もっと勉強したいって思いました。

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    2025年06月07日
  • 蔦屋重三郎と吉原 蔦重と不屈の男たち、そして吉原遊郭の真実

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    大河ドラマ「べらぼう」鑑賞のための参考本として。

    太田南畝(四方赤良)‥桐谷健太
    北尾政演(山東京伝)‥古川雄大
    倉橋格(恋川春町)‥岡山天音
    杉田玄白‥山中聡
    鳥山石燕‥片岡鶴太郎

    寛政の改革で幕府に押さえつけながらも蔦重とともに狂歌や絵を作り続ける江戸の芸術家たち。
    これからの登場人物にも期待大!

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    2025年04月29日
  • 岩崎弥太郎と三菱四代

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    土佐の地下浪人から丸の内の大家へ!

    岩崎弥太郎から連なる4人の歩みを記した1冊。
    初代の思いがつまった海運業から撤退し、多角経営に面舵を切った2代目の英断は称賛するばかり。

    「組織の三菱」発展のカギは「国利民福」か。

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    2025年04月02日
  • お姫様は「幕末・明治」をどう生きたのか

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     幕末から明治にかけてお姫様たちもまた大きな時代の波に翻弄された。華やかな大名家の娘として育ちながらも明治維新によって立場を一変させられたのである。
     しかし彼女たちはただ守られる存在ではなかった。武士道の気概を胸に家族や旧藩士を支え時には新たな生き方を模索した。
     時代が変わっても逆境に立ち向かう精神は変わらない。かくも強く逞しく生き抜いた彼女たち。

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    2025年02月28日
  • 殿様を襲った「明治」の大事件

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     明治維新は多くの殿様たちにとって激動の時代だった。版籍奉還、廃藩置県により彼らは領地と権力を失い華族としての新たな道を歩むことを余儀なくされた。
     一夜にして「殿様でなくなる」ことは難しく旧藩士たちの生活や誇りを支えようと奔走する者もいた。中には事業に失敗し没落する者もいたが新時代に適応し成功を収めた者もいる。
     時代の変化は厳しく殿様であり続けることができなかった彼らの姿に変革の波に翻弄される人間の姿を見る。

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    2025年02月28日
  • 殿様は「明治」をどう生きたのか【電子版限定特典付き】

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     幕末を生きた殿様たちは明治維新で封建制度が崩れ去る中、新たな時代の波にどう適応したのか。
     彼らの運命は実に多様だった。旧藩主として華族に列し政治の中枢に残る者、実業家として成功を収める者、一方で没落し貧困に苦しむ者もいた。栄華から一転、己の才覚が試される時代となったのだ。激動の明治をどう生き抜くか。過去の立場にしがみつくか、新時代を切り拓いたかは殿様次第。
     浮世離れ、安穏と日々過ごしていては明日はない。

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    2025年02月28日
  • 早わかり日本史 ビジュアル図解でわかる時代の流れ!

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    再読。
    かなり読みやすいけどやはり章によるところはある。
    ページ下の歴史メモが面白かった。
    小中学生の学級文庫として置いていた。

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    2024年08月02日
  • 歴史の真相が見えてくる 旅する日本史

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    旅に関する部分は日記レベルで大したことはなかったが、村上藩 鳥居三十郎についての話は幕末マニアの自分でも初耳だったのでとても面白かった。

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    2024年07月27日
  • お姫様は「幕末・明治」をどう生きたのか

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    幕末、明治の時代名家のお姫様達は親の言うまま嫁ぎ、その与えられた中で、自分を活かしその家のために生きる
    今の時代の比ではない、その中で何に生き甲斐を持って生きたのか頭が下がる思いである

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    2024年06月30日
  • 日本三大幕府を解剖する 鎌倉・室町・江戸幕府の特色と内幕

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    鎌倉幕府は統一政権とは呼べず、朝廷や寺社も大きな力を持っていた。
    室町幕府も大きな力を持ったのは義満から義教まで、以降は力は畿内だけにとどまった。そもそも鎌倉府や九州探題に支配を一任して地方をしっかり統治しようとする発想が薄かった。
    江戸幕府は日本全国を統治した。しかしながら大名を統制したものの、領国支配に介入せず、地方分権的な政権だった。
    日本を一元的に統治したのは明治政府から。

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    2024年06月23日
  • 面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす

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    自分が子供のころならった日本史の常識は最新の研究により昔とはかなり違った解釈になっている。それらの昔はこうだったけど、実は今は違うという話を沢山紹介して教えてくれる本。

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    2024年06月18日
  • 面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす

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    歴史の常識だと思われてたことが最新の研究で変わってきた、それを解説した本。

    難しい言葉やマニアックな言葉は出てこず、とてもわかりやすくかつ面白く今の歴史の事実を解説してくれてて面白かった。自分が学んできた歴史はずいぶん変わってきたんだなあと、知識をアップデートできた。

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    2024年06月09日
  • 日本史は逆から学べ~近現代から原始・古代まで「どうしてそうなった?」でさかのぼる~

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    年表を逆行する形で歴史をみていくと、一つ一つのイベントの因果関係が意識され、漫然とした事実の列挙になりづらいというメリットはあると思う。が、優れた教科書であれば上下の方向を問わず因果関係の記述はしっかりしているし、その点本書はどうも章立てに窮屈さを感じなくもなかった。
    「別に逆にする必要ないな」というのが悲しい個人的な結論。

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    2024年06月09日
  • 歴史の真相が見えてくる 旅する日本史

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    もっと旅行を楽しみたいと思い手に取った一冊。著者がロケなどで訪れた日本の観光地について、旅を振り返りながらその土地の歴史を語っている。江戸時代初期から幕末史を中心とした歴史を扱っているため、その時期に関する歴史の知識はある程度必要となる。その点がやや読みづらく感じた。

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    2024年05月06日
  • 面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす

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    学校で勉強したことすら覆されるのが面白い。
    それ以上に、世論や権威によって、事実よりも今までの流れを汲んで、歴史が教科書レベルでも正しく改定されていない事が驚き。
    それだけ世論や権威の力は大きいということ、正しいと思われることでも1度疑ってみることの意識を持とうと思った。

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    2024年05月06日
  • 晩節の研究 偉人・賢人の「その後」

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    歴史上に名を残した30人の人物たちのその後の人生について、
    エピソードを交え、紹介し、晩節の在り方を問いかける。
    ・はじめに
    第一章 古代の偉人たち 第二章 中世の偉人たち
    第三章 近世の偉人たち 第四章 近代の偉人たち

    「宮部みゆきが「本よみうり堂」でおすすめした本 2015-2019」で
    紹介された本から選んだ、一冊です。
    栄誉の頂点を誇った「その後」に焦点を当てた、
    簡易でエピソードが多めの軽めな文章だけど、実は重い。
    晩節とは、晩年の節操、老後。
    穏やかな老後の、鑑真、貝原益軒、徳川光圀(殺人もしたけど)。
    親族が次々と亡くなる、藤原道長、日野富子、小林一茶。
    晩節というより一生異

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    2024年02月29日
  • 岩崎弥太郎と三菱四代

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    ネタバレ

    タイトル通りの三菱四代についてコンパクトにまとまった作品。

    四代と言いますが、ページの配分的にはざっくりと、初代の弥太郎が65%、その弟で二代目の弥之助が25%、残り10%が三代目四代目の記述、といったところ。

    ・・・
    初代弥太郎の記述が中心なので当然ですが、弥太郎のやらかしが目につきます笑
    血の気の多さとか、遊郭通いとか、公金使い込みとか。

    初期の事業である商船時代の社訓で『俺の会社だー、儲けも損も全て俺の責任だからなー』(P.88)みたいなことを書かれているようです。経費の請求でレシートを白紙に貼り付けて請求しているのを見て激怒しているという逸話もありました。コスト意識の強さの観点を

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    2024年01月13日
  • 面白すぎる!日本史の授業――超現代語訳×最新歴史研究で学びなおす

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    面白くて一気に読み終わった。勉強向けではないけど、目次を見たら各章のタイトルが面白くて手にした一冊。歴史好きじゃなかったら途中で飽きちゃうかも。

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    2024年01月07日