殿様は「明治」をどう生きたのか【電子版限定特典付き】

殿様は「明治」をどう生きたのか【電子版限定特典付き】

880円 (税込)

4pt

3.8

生活の困り農民になった元殿様、宮司となってひっそりと生きる元殿様、外交官として世界を飛び回る元殿様など、多種多様なその後の人生とは

江戸時代に各地を治めていた藩主は、明治4年の廃藩置県によって国元から切り離されて強制的に東京住まいとなった。戊辰戦争で勝った大名も負けた大名も一緒くたに、領地は没収され、家臣は解散させられた。
大大名家は、維新後も華族として華やかに暮らしたイメージがある。しかし、新政府に対抗した請西藩の林忠崇は一時は自ら農業をしなくてはならないほど困窮してしまった。また、朝敵とされた会津藩の松平容保は、日光東照宮などの宮司となり、徳川宗家の菩提をとむらいひっそりと生きた。
外交官として世界各地を飛び回る元殿様や徳川宗家のその後など、14人の元殿様の知られざる生き様を、テレビなどでお馴染みの河合敦先生が紹介する。

※この作品には、電子版限定の特典として、河合敦『禁断の江戸市~教科書に載らない江戸の事件簿~』(扶桑社刊)の一部が巻末に収録されています。

...続きを読む

殿様は「明治」をどう生きたのか のシリーズ作品

1~2巻配信中 1巻へ 最新刊へ
1~2件目 / 2件
  • 殿様は「明治」をどう生きたのか【電子版限定特典付き】
    880円 (税込)
    生活の困り農民になった元殿様、宮司となってひっそりと生きる元殿様、外交官として世界を飛び回る元殿様など、多種多様なその後の人生とは 江戸時代に各地を治めていた藩主は、明治4年の廃藩置県によって国元から切り離されて強制的に東京住まいとなった。戊辰戦争で勝った大名も負けた大名も一緒くたに、領地は没収され、家臣は解散させられた。 大大名家は、維新後も華族として華やかに暮らしたイメージがある。しかし、新政府に対抗した請西藩の林忠崇は一時は自ら農業をしなくてはならないほど困窮してしまった。また、朝敵とされた会津藩の松平容保は、日光東照宮などの宮司となり、徳川宗家の菩提をとむらいひっそりと生きた。 外交官として世界各地を飛び回る元殿様や徳川宗家のその後など、14人の元殿様の知られざる生き様を、テレビなどでお馴染みの河合敦先生が紹介する。 ※この作品には、電子版限定の特典として、河合敦『禁断の江戸市~教科書に載らない江戸の事件簿~』(扶桑社刊)の一部が巻末に収録されています。
  • 殿様は「明治」をどう生きたのか2
    880円 (税込)
    江戸時代に各地を治めていた藩主は、明治四年の廃藩置県によって国元から切り離されて強制的に東京住まいとなった。戊辰戦争で勝った大名も負けた大名も一緒くたに、領地は没収され、家臣は解散させられた。 最後の将軍、徳川慶喜は狩猟や写真に生きることで自分の政治力を封印した。 慶喜の兄、鳥取藩の池田慶徳は、誠実さと勤勉さで藩をまとめ、維新後も領民を気にかけ、国家に尽くし、飄然と世を去った。 そのほか地方行政に腕をふるった上総の一宮藩一万石の加納久宜、商社を経営しクリスチャンとなった三田藩九鬼義隆、箱館戦争まで参戦後二十年隠棲した最後の老中安藤政信など、十二名の元殿様の知られざる波乱に富んだ生き様を、人気歴史研究家の河合敦先生が紹介する。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

殿様は「明治」をどう生きたのか【電子版限定特典付き】 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    購入済み

    その後を深掘り

    2021年08月11日

    面白かったー、
    幕末のラストサムライである大名当主のその後なんて、まったく気にしたことなかった。
    松平容保、山内容堂はなんとなく調べて知ってたけど、より詳細を知るとまた別の見方が生まれる。
    2も読みたい。

    0

    Posted by ブクログ 2023年10月15日

    明治維新で藩が廃止となった際に「最後の大名」となってしまった人物たちの【その後】にフォーカスを当てています。巻末に「江戸の300藩」リストがありますが、300もあったんですねー。いや多分歴史で習ったはずだけど忘れていたので改めてびっくり。

    印象に残ったのは、会津藩の藩主で京都守護職となって公武合体...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年09月03日

    なかなか面白かった。
    三国志のその後とかもそうだけど、歴史上あまり話題にならないけど、世の中の激変で逆境に立たされた人達の数奇な運命を知ることは学びがあるし、より鮮明に時代の流れを理解できる。

    0

    Posted by ブクログ 2021年04月24日

    ★4.0(4.00)2021年1月発行。江戸300藩のうち、14名の最後の藩主を取り上げ、明治時代にどう生き抜いたかを解説。江戸時代末期は、尊攘派と佐幕派に分かれ、中には兄弟で戦った藩主もいたが、さすが藩主だけあって、明治になると立派な人物こそ頭角を現しますね。中には、明治になって海外に留学した殿様...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2021年02月27日

    版籍奉還、廃藩置県によって土地を奪われ、支配者の地位から転落した元殿様たち。多様な元殿様の「その後」のなかから、特に波瀾万丈な人生を送った14人の元殿様の知られざる生き様を此処に。

    0

    Posted by ブクログ 2022年12月18日

    教科書の歴史では学べないしテレビドラマにもならない内容で非常に興味深く読めた。幕末の歴史がもっと良く分かっていればもっと楽しめたに違いない。

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月11日

    ああ、殿様たちは官僚になったり、他府県の知事になったりしたんだね。琉球のひどさに私財を投じて改革をしようとした米沢藩上杉茂憲が、既得権益者に追放されてしまうところ、すごい話。

    あんな激動の明治維新を経て、あんな雪国からあんな南国に行って、なおよき君主として米沢藩の素晴らしき治世を実現しようとしたの...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2022年02月19日

    「歴史のその後シリーズ」と自分で勝手に分類しているこういう本が好き。続きもあるようなので買ってみましょう。
    内容とは関係ないですが、幕末の大名·武士の名前は読みにくいのがけっこう多いという印象が改めて思わされました。

    0

殿様は「明治」をどう生きたのか【電子版限定特典付き】 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

扶桑社BOOKS文庫 の最新刊

無料で読める 学術・語学

学術・語学 ランキング

河合敦 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す