河合敦のレビュー一覧

  • 日本史は逆から学べ~近現代から原始・古代まで「どうしてそうなった?」でさかのぼる~

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    血で血を洗う群雄割拠の戦国時代よりも、恐ろしくドロドロした人間関係の平安時代、大仏が出来る程の不安に追われる奈良時代のインパクトが絶大。聖徳太子は(ほぼ)出てこない、全ての戦争は稲作から始まる。 水稲耕作がなくてむしろ後よりも平和で豊な縄文時代もとても印象的(但し人口はとても少ない)。

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    2020年04月17日
  • 岩崎弥太郎と三菱四代

    購入済み

    おもしろい

    よい

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    2020年01月01日
  • 晩節の研究 偉人・賢人の「その後」

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    晩節の研究 偉人・賢人の「その後」。河合敦先生の著書。終わり良ければ総て良しと言うけれど、途中までは良くても終わりが最低になってしまう人は少なくない。歴史に名を残すような偉人も含めて、晩節を汚す人があまりにも多いのは、成功したからこそ無意識のうちに自尊心過剰で自信過剰、我儘で尊大で驕慢で非常識な人間になってしまうからなのだと思う。初心を忘れずに傲慢にならないというのは、言うは易く行うは難しなのかも。

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    2019年07月21日
  • 日本史は逆から学べ~近現代から原始・古代まで「どうしてそうなった?」でさかのぼる~

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    今から昔へ遡る斬新なアイデアやと思います
    ただ通史を一通りやってないと読んでてしんどいかもしれません。
    ムスコに最近よく日本史のことを聞かれるので知識の補足になりました。

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    2019年06月22日
  • いっきにわかる! 日本史のミカタ

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    為政者、政治、経済、外交、文化、戦乱、衣食住という7つのテーマごとに、古代から現代までの日本史をタテ読みでざっと解説する。
    テーマごとに歴史の流れ、どんなことが要因となってあって、その結果どのようなことが起こったといった動きがよく理解でき、テーマを変えて繰り返して歴史をたどるので全体をつかむことができる。
    明治維新が成し遂げたことの大きさを初めて感じた。
    監修者の河合敦氏が前面に出ていて、執筆の福田智弘氏の扱いが余りに小さいのが不思議だ。
    18-173

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    2018年12月01日
  • 岩崎弥太郎と三菱四代

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    岩崎弥太郎は有名だが、岩崎弥太郎亡き後、弟弥之助、久弥、小弥太、会社トップが変わっていく中で、会社がどのように大きくなっていったのか、軌跡を学べました。

    安田善次郎の小説を読んだ時はだいぶ三菱財閥を悪者扱いに書かれてたのですが、三菱側からの視点で見ると、当時の歴史背景で見えてくるものがありました。

    歴史は人により捉え方がかわるので、複数の視線から多面的に情報を得ないといけないなと思うきっかけになりました。

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    2017年08月19日
  • もう一人の「三菱」創業者、岩崎弥之助 企業の真価は二代目で決まる!

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    今の三菱は、岩崎弥太郎一人で創業したのではなく、もう一人、岩崎弥之助の手によるものであり、2人の精神は、確実にその息子たちに受け継がれている。
    対称的な2人の経営の考え方や、事業の進め方の違い、国との確執などなど。
    知らなかったことが多々あり、興味深く読める1冊です。

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    2016年11月18日
  • 都立中高一貫校10校の真実 白鴎/両国/小石川/桜修館/武蔵/立川国際/富士/大泉/南多摩/三鷹/区立九段

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    都立中高一貫校が今、大変人気である。
    でも、本当にいいのか? という思いもあった。
    そんな思いに答えてくれた本である。

    いいところもたくさんあるが、
    ・教員の質の問題
    ・生徒の中だるみの問題
    ・学力試験を行えないということによる弊害
    などなど、問題も多くあるのだなぁと思った。

    よい点と悪い点をはかりにかけて、どう考えるか。
    それが問題。
    著者は長く東京都で教員をしていただけに、内容が具体的でわかりやすかった。

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    2014年05月29日
  • 読めばすっきり!よくわかる日本外交史 弥生時代から21世紀まで

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    常にワクワくしながら読めた。

    万人受けする本ではないだろうが、
    今の自分が求める、勉強したい内容が存分に記述され楽しめた。

    現在、社会科教員として子供たちに歴史を教えながら、過去の出来事を教えることにどれだけの価値があるのかあまり認識できていなかったが、その重要性を認識できた。(つっても、歴史の内容がいきるのはほんのわずかな職業だが)
    この本を通して、日本という国がいかに外国との繋がりで形成されたのかある程度は把握できた。

    過去を振り返ると、渡来人の頃から一種の外交は始まっていたのは驚きだ。

    現在は、中国、韓国、ロシア、アメリカなどと一部の面で外交に摩擦が起きているが、その原因を知るた

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    2014年03月01日
  • 岩崎弥太郎と三菱四代

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    ネタバレ

    当時の日本人がビジネスをする際の最終的な目標は国家の繁栄であり、今日の日本人にはまさにこれが足りない。
    国家のためという言葉はまるで右翼的だと言われ、個人主義や目先の利益を追求する時代に我々は危機感を感じなければならない。

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    2013年06月10日
  • 後白河法皇 平家を滅亡させた黒幕

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    読みやすいし、面白い!
    後白河という人物を知るにあたって、とても参考になった一冊。
    いままで後白河というと、策略家で腹黒く、性格の悪い人のイメージが強かったが、そういう評価は見直さなければいけないと強く思った。
    ますます彼に興味を持った。

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    2013年02月24日
  • 遷都1300年 人物で読む 平城京の歴史[奈良の都を彩った主役・脇役・悪役]

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    ネタバレ

    再読完了。感動的。
    筆者が若いせいか非常に読みやすい文調。(=素人向き)
    奈良時代の代表的な人の関係図がよく分かる。

    忘れたころに再々度読む予定。

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    2013年02月12日
  • 遷都1300年 人物で読む 平城京の歴史[奈良の都を彩った主役・脇役・悪役]

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    奈良時代の人物を総覧するのにとても役立つ本。天皇家と藤原氏の系統が複雑な時代だが、頭の中が整理された気分。巻末の系図を時々参照しながら読むとよいでしょう。

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    2012年01月02日
  • 幕末・明治  偉人たちの「定年後」

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    河合敦による幕末の偉人の定年後の生活について。

    勝海舟のように引退後が有名な人もいるが、あまり語られることのなかった偉人についても知ることができた。

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    2025年11月22日
  • 逆転した日本史~聖徳太子、坂本龍馬、鎖国が教科書から消える~

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    メディアにもよく出ている河合敦が、日本史について教科書を軸に書いた一冊。

    知ってる話が大半だったが、改めて復習になった。

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    2025年11月08日
  • 教科書に載せたい日本史、載らない日本史~新たな通説、知られざる偉人、不都合な歴史~

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    メディアにもよく出ている河合敦が、日本史について検証している一冊。

    知ってる話が大半だったが、改めて復習になった。

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    2025年11月08日
  • 日本史の裏側

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    メディアにもよく出ている河合敦が、日本史についてそれまでの通説が覆されていることを書いた一冊。

    知ってる話が大半だったが、改めて復習になった。

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    2025年11月08日
  • 平安の文豪 ユニークな名作を遺した異色の作家たち

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    文筆という面から15人の平安人を取り上げたものだが、当然、各人たちの生涯もコンパクトに語られていて、かえってそちらのほうが興味深かった。
    「空海」密教は、それまでの鎮護国家のための仏教ではなく、個人のためのものであった。
    「菅原道真」謙虚ではなく、周りの貴族からの支持もなかった。
    「紀貫之」土佐日記の明け透けなエロさが凄い。
    「藤原道綱母」プライドが超高い気の強い女。藤原兼家の第1夫人になるチャンスを自ら失う。第3夫人に第1夫人を蹴落とそうと共謀を持ち掛けるが断られる。
    「藤原道長」藤原伊周の自滅が大きかった。貴族の日記は、有職故実が多々書かれ、家人はそれを宝物とした。道長の日記は残っている最

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    2025年10月20日
  • 禁断の江戸史~教科書に載らない江戸の事件簿~

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    ただ江戸時代の珍しい事件を列挙したものかと思ったら
    以外と深い内容だった
    著者は江戸時代が大好きと言ってるだけあって
    なかなか読書の好奇心をくすぐって最後まで引っ張ってくれる
    すぐ読み終わるかと思ったら結構時間がかかった
    でも満足度は高い

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    2025年10月13日
  • 武将、城を建てる 戦国の名城を建てた 一流の城名人

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    有名武将と名城の関わりを中心に描いた本。戦国三英傑の他には築城名人とされる武将がノミネートされている。黒田官兵衛や山本官兵衛は軍師タイプだから何となく納得できるが藤堂高虎や加藤清正は猛将豪傑のイメージがあり意外な感もある。細かい指示を出しているところを見るに知識も詳細だったのだろう。これだけでも一流の武将である事が窺える。
    明智光秀は文武両道でありフロイスからも「謀略の達人」と称せられる人だが築城についても評価が高いとはさすがといえる。その光秀に裏切られた織田信長であるが、城を移動していくという地域性を取っ払った考えと入場料まで取ったという安土城を創建した独自性はやっぱり凄い。

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    2025年07月31日