【感想・ネタバレ】読めばすっきり!よくわかる日本外交史 弥生時代から21世紀までのレビュー

あらすじ

民意を重視するか、それとも、民意に反してでも国益を第一に考えるか。民意と国益のどちらを重視するかで、その後の国の進む道が変わってしまうのが外交政策といえる。日本の執政者たちは、その時代時代で民意と国益の間で揺れ動いてきた。民意に流され、大失態を演じたこともあるが、民意に惑わされず、しっかりと国益を守る決断をくだしたことも数多い。はたして先人たちは国益を守るために、どのように行動してきたのか。中国、韓国、ロシアとの領土問題や曲がり角に来ている日米同盟など、いま日本が抱える外交問題の本質が、通史で外交史を読むことできっと見えてくる! 日本外交のすべてがすっきりわかる歴史読本。

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Posted by ブクログ

常にワクワくしながら読めた。

万人受けする本ではないだろうが、
今の自分が求める、勉強したい内容が存分に記述され楽しめた。

現在、社会科教員として子供たちに歴史を教えながら、過去の出来事を教えることにどれだけの価値があるのかあまり認識できていなかったが、その重要性を認識できた。(つっても、歴史の内容がいきるのはほんのわずかな職業だが)
この本を通して、日本という国がいかに外国との繋がりで形成されたのかある程度は把握できた。

過去を振り返ると、渡来人の頃から一種の外交は始まっていたのは驚きだ。

現在は、中国、韓国、ロシア、アメリカなどと一部の面で外交に摩擦が起きているが、その原因を知るために今後も勉強したい。

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2014年03月01日

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