河合敦のレビュー一覧
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都立高校改革の中で、目玉の一つであった都立中高一貫校。内部の人間であった作者が、経験を踏まえて書いている。私のところにも漏れ聞こえてくる噂があるが、ほぼその通り。教員の勤務状況は過酷だということらしい。ただ、生徒・保護者の側から見れば、質の高い教育サービスが受けられるということも意味しており、都民の...続きを読むPosted by ブクログ
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≪目次≫
第1章 都立中高一貫校の構想
第2章 都立中高一貫校の誕生
第3章 10校の都立中高一貫校と九段中等教育学校
第4章 都立中高一貫校の現実とその矛盾
≪内容≫
中高一貫校の様子を知りたくて購入。ただ、前半は役に立たないかな、と思ったら予想通り。まとめてくれているが、都が外部に見せ...続きを読むPosted by ブクログ -
チェック項目3箇所。奈良時代のはじめ、和同開珎一枚で一升の米が買えたといいます、一升は1、5キロです、現在、15キロの米はおよそ5000円くらいですから、今のお金にして和同開珎は500円程度だといえるのです。江戸時代の医者は、全員無免許でした、現在のように難しい試験を受けて国家資格を取得する必要がな...続きを読むPosted by ブクログ
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2012/12/11
歴史をなぞってるだけといえばそれだけなのだけど、興味のある人物だったから面白かった。
大河ドラマも評判が良くないけど、面白いのになぁ。Posted by ブクログ -
テレビでおなじみ河合先生の本。「和同開珎は今のお金の価値に合わせると一枚いくら?」とか、「鎌倉幕府の成立年代は?」など、教科書レベルの日本史から出る疑問に回答している本。文章は平易でわかりやすいです。
特に目新しい情報はなかったので、どちらかというと、日本史好きな人よりも、大河ドラマや映画などから...続きを読むPosted by ブクログ -
大河ドラマ「平清盛」がオンエアーされているので、その時代背景をしるために読んでみた。この時代、政治の実権は天皇ではなく、上皇にあり、清盛の父である白河上皇から、鳥羽上皇、そして後白河上皇と続いていく。清盛は、この3代の上皇と折り合いをつけながら政治の表舞台に上がる訳だが、後白河という「妖怪」とは運命...続きを読むPosted by ブクログ
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旧岩崎邸に行ったのをきっかけに三菱四代に興味を持ち、最初の一冊として読んでみました。
単なる伝記ではないあたりが面白いです。
史実を示しながら、著者の見解が述べられていたり、現代におきかえて考えてみていたり。
弥太郎はもちろんだけど、弥之助もすごいのねーと感心しました。Posted by ブクログ -
本書は,岩崎弥太郎・弥之助兄弟を中心に,その子供たちを含む三菱4代を題材にした史話である.(冒頭の一文)
三菱財閥の初期を綴った本.弥太郎たちの言葉や文章の引用もあり,著者の簡単な考察もある.1冊で三菱の出だしを把握するのにちょうど良い本だと思う.Posted by ブクログ -
大岡越前は名裁きをしていなかった。鼠小僧次郎吉は盗んだ金は全部、飲む打つ買うに使ってた。銭形平次や半七などの岡っ引きは悪党だった。お白州で遠山の金さんが「一同、引き回しの上打首獄門!」と沙汰を下すことはなかった。などなど、「通説と史実とは、全く違うのである。」
まあ、TV時代劇や時代小説は殆ど嘘(...続きを読むPosted by ブクログ -
徳川秀忠が織田信長を尊敬してたっぽいというのは意外な話です。
冷酷非情な小心者とも捉えられなくもないイメージがありますが自分の失敗を15年かけて挽回しようとした意気込みは非凡。Posted by ブクログ -
[ 内容 ]
戦国最強の謙信を破った謎の軍師。
己の信仰のために大軍を相手にした孤高の名将。
一族郎党を見殺しにした自己チュー男…。
抜きん出た個性を放ちながら闇に消えた知将・愚将。
モグラ作戦、干殺し作戦、渇殺し作戦…。
よくぞ思いついたと驚きを禁じえない奇手奇策。
戦の勝敗を決定づけたのは華々し...続きを読むPosted by ブクログ -
三菱という巨大財閥を起こした岩崎弥太郎の経営哲学に興味があったのと、辞退したからには会社の生い立ちについてぜひ知っておきたいと思ったために読み始めた。
地下浪人という身分で生まれ、経済的にも苦しい生活を強いられ、学業も振るわなかった弥太郎は、詩作(漢詩)の才能を認められるようになってから向学心が燃...続きを読むPosted by ブクログ -
壮絶な政争の数々に途中で息苦しくなってしまいました。この時代では何をするにも命がけだったんですね。教科書で習った歴史の裏にこんな事実が隠されていたなんて衝撃でした。
子供の頃何気なく遊んでいた百人一首
” 天の原 ふりさけみれば 春日なる 三笠の山に 出でし月かも ”
遣唐使の安倍中麿の句にこんな...続きを読むPosted by ブクログ -
本書はその名のとおり戦国合戦の裏話をまとめたものである。見解の相違はあるが読み易く書かれていて面白い。残念なのは出展となる文献が文中に記されているが、巻末に一覧が載っていない事である。一覧は掲載して欲しい。
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