下重暁子のレビュー一覧

  • 母を葬る(新潮新書)

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    題名から介護の内容かと思ったがもっともっと広いスパン。母子の確執から70を過ぎて昔の母の気持ちに気づいたり、母を通じて自身の人生を振り返ることも多い。
    二人の女性の母の死をきっかけにした人生論を語り合う異色の対談。

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    2025年03月03日
  • 愛蔵版 くちずさみたくなる名詩

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    最近研修でいくつかの詩の名作に出会い、「やっぱり詩っていいな。でも解釈が難しいし、どうせなら有名な詩や教科書などで親しんだ聞き覚えのある詩がまとめられているもので、解説なんかもついているといいな。」と思って探しました。けっこういろんなものがあったのですが、もともと下重暁子さんが好きなので、これを選びました。「くちずさみたくなる」というタイトルから、音読するのにも良いかなと思いました。
    さて、読んでみて、やはり詩の名作が入っていて、聞いたこととのあるフレーズに出会うことができてとても良かったです。解説というよりは、下重さんがその詩にいつ出会い、どんな思いをもっていたかなどのエッセイが添えられてい

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    2024年10月31日
  • 家族という病

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    子供が産まれる前に初めて読んで、子供達が夏休みで出かけている間に再読しました。家族と自分との関係性・距離を冷静にポジティプに捉え直すことができる本。

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    2024年08月14日
  • 結婚しても一人~自分の人生を生ききる~

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    ネタバレ

    上野千鶴子さんの「女ぎらい」を読んで、関連本として読みました。こんな本を携えていたら夫が気を悪くするかな、とか思ったけど(笑)。
    女である前に一人の人間であること、「娘」「妻」「母」と言った役割を生きるのではなく、「個人」として生きることを選んだ著者。本書を読んで、「個人を尊重する」ということが本当によく理解できました。日本は個人より集団・家族・組織・国家を大事にし、個人をないがしろにしがち。個人の尊重とか個性重視というと、秩序が乱れるとか集団・家族のまとまりがなくなるなどと言う人もいる。しかし個人を尊重することこそが、よりよい社会を築くことになるのだということが腑に落ちる内容でした。
    私自身

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    2023年12月17日
  • 結婚しても一人~自分の人生を生ききる~

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    結婚しても、人はやっぱり一人だと思う
    干渉しない、期待しない
    一緒に住むためには必要なこと
    でも、自分がそう思っていても
    相手が同じ考え方でないとうまくいかない
    著者の家庭は同じ価値観だからうまくいってるのかな

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    2023年09月26日
  • 家族という病2

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    賛否両論あるようだけど、私は面白いと思った。
    作者の考え方もあるし、そう思わない人も中にはいるから、世の中成立するんだと思う。

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    2023年06月28日
  • 家族という病

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    おもしろい!なるほどと思うところもあり、私の気持ちを代弁してくれてるのか?!と思うところもあった。
    2が楽しみだ。

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    2023年06月05日
  • 老いてはネコに従え

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    私も制服に合わせる靴が大嫌いで、全然違うスタイルの靴履いてました。目立ってしまうのですが、その辺りの細かい校則は無かったので何も言われませんでした。似合わない靴は履けないですよ!

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    2023年06月02日
  • 老いてはネコに従え

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    養老先生のyoutubeで、話されていることもありましたが、対談本としてはいい内容でした。養老先生の自然体な返しが最高です

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    2023年05月12日
  • 鋼の女

    k

    購入済み

    瞽女さん、今の時代では考えられない事ばかりでした。老後は、穏やかな生活を送られて、すごい人生を生きた人だと思いました。色々と考えさせられました。

    #タメになる #感動する

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    2023年02月11日
  • 人生の締め切りを前に 男と女、それぞれの作法

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    世界観10/10点(田原さん87歳で描く壮大な3つの目標!)
    惹き込まれ10/10点(宗教、死等、下重さんと率直に意見し合っている。自然体!)
    キャラクター10/10点(熱意の力か!田原さんの本は私は好き。)
    読みやすさ10/10点(対談形式分かりやすい。お二人共書くことのプロなので当然分かりやすい。)

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    2023年01月07日
  • 家族という病

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    子どもは親とは別の個性 戦後すぐの人で、歪んだ家族のあり方に警鐘ならしておられる。機能不全家族。この単語なくても、ここからの脱出方法踏まえて語られてる。
    子に異常な期待を寄せる親が増えてきてるのも確か。いつまでも子離れする気がない親達が、家族の歪みの元。

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    2025年12月02日
  • 哀しみがあるから人生は面白い

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    【哀しみがあるから人生は面白い】
    課長島耕作シリーズなど数々の作品を楽しませていただいた弘兼憲史さんと、私は初めて知ることになった下重暁子さんの対談形式の著書です。

    正直、最初の方を読んでいて下重さんはなんか面倒臭い女性だなぁと思いましたが、これまでの人生の軌跡を知ると、下重暁子という存在が大きく思えてきました。

    特に下重さん、83歳なのに心が若くて驚かされました。年齢なんて関係ない、それを改めて教えていただくことが出来ました。

    弘兼憲史さんとの掛け合いが素晴らしい著書です。

    私が最も心を動かされたのは、下重暁子さんの以下の言葉。少し長くなりますが…。

    『そもそも哀しみのない人生なん

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    2022年01月24日
  • 女40代 いま始める(大和出版) 人生のターニングポイントの過ごし方

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    人生における大きな出来事(悲しい側の)
    があり、変わりたい、前に進みたいと思って手に取った。
    読んで本当に良かった。
    私も家事苦手、死ぬまで働きたいタイプの女なので、作者さんと価値観が合うのも大きかった。
    48でバレエ始めるのはすげぇわ…(笑)(笑)
    尊敬しかない。
    自分は今+将来に役立つであろう資格の勉強が趣味であり生き甲斐になってるので、
    しばらくはそれでいいかなと肯定して貰えた気持ちになった。

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    2021年09月01日
  • 明日死んでもいいための44のレッスン

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    いくつか好きなフレーズ

    人は生きたように死んでいく
    「いつ死んでも後悔する」生き方もいい。
    死ぬ時が一番個性的

    いつからだろう、
    「死」を意識しだしたのは。
    こういう本は何冊か読んだ。


    先のことを
    これはやっておきたいと
    日頃から思っていることが書いてあって
    うんうん、確かに!とうなづきながら読んだ

    本当に好きなものに囲まれる
    うまいものを食う
    好きな食器を使いたおす
    自分の死のイメージを作る
    会いたい人に会う


    肉体は無くなっても魂は残る気がするし。
    きっとだれかの記憶の中にはいつまでも
    居座り続けているのだと思う。
    自分自身、義理父やおばあちゃんのこと
    いつになっても覚えてい

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    2021年05月02日
  • 極上の孤独

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    作者の子供の頃の心情や、孤独についての考え方にとても共感出来たし、1人でいることを肯定できた。
    私は一人で行動するのが好きだが、周りの人からは寂しそうだとか一人ぼっちだとか思われて声をかけられたりすることに疑問を感じていた。それに伴って一人が好きな自分はダメなのではないかと思って無理して誰かと一緒にいたりしていたけれど、この本を読み孤独は自己の考え方を洗練するのに大切だとか、孤独や一人行動を肯定している内容が多く、自分自身が肯定されているようで自信を持つことが出来た。
    作者の考えは自分と似通った点があり、文体も好みであったので他の作品も読んでみようと思う。

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    2021年02月22日
  • 極上の孤独

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    【目的】
    孤独の魅力とは何か。
    尊敬できる人はみんな孤独に生きている。
    孤独を恐れない。

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    孤独の孤=「個」である。

    孤独でいると、自分と向き合う時間が作れ、自分に必要なことが分かる。そして個性が磨かれる。

    孤独は寂しくない。自分を成長させる大切な時間。



    寂しくても、SNSに頼ったり、色んな人に連絡を取ると余計寂しさが助長される。

    自分で考えて、悩んで、決断する。分からない事は、先人から知恵をもらうかyoutubeで学ぶ。

    これらの経験を経て崇高な孤独になる。



    1人の時間を大切にして、出かけたり、本を読んだり、自分と向き合いな

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    2020年07月24日
  • 極上の孤独

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    孤独を前向きに考え、積極的に自分の時間を作り、楽しみたいと思った。
    印象に残った言葉は
    ・孤独は行動で、個性が結果
    ・1人の時間を大切にすると夢が叶う
    ・いい人といると祭り、悪い人といると修行

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    2020年05月29日
  • 夫婦という他人

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    ネタバレ

    前半で紹介される惚れ切った恋人の話が印象に残った。文字通りドラマみたいな恋であった。どうして本質と関係ない話が印象に残るのだろうか。それはやはり書き方がドラマ仕立てであったからかもしれない。シーンが浮かんだ方が印象に残る。下重さんの夫との付き合い方、距離の置き方は、羨ましい面もあるが、それはこどもがいないから実現できるようなものだと思った。

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    2019年06月29日
  • 年齢は捨てなさい

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    年齢は捨てなさい。下重暁子先生の著書。日本、日本人は年齢に囚われ過ぎているのかもしれない。年齢を言い訳にしたり、年齢を制約にしたりして、自分や他人の可能性を奪っている。それは日本の常識だけれど、世界から見たら非常識なこと。年齢は捨てなさい、素敵な言葉、素敵な一冊に出会えました。

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    2019年05月23日