尾原和啓のレビュー一覧
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2冊同時投稿「DXの思考法」「アフターデジタル」
必ずしもテーマが綺麗に重なっているわけではないが、私の中で一つのトピックなのでお許し頂きたい。
で、まあデジタルトランスフォーメーションであるが、平たく言うとなんなのか。
前者「DX」はその構造的理解を、後者「アフター」はその先端的実装事例を解説してくれる。
「DX」の肝は、データは階層構造で把握すべき、というもの(本書の例えでいうなら、ミルフィーユ)。「アフター」の肝は、もうリアルの世界でデジタルをどう使うかの時代ではない、両者に境はなくユーザーはそれを意識していない、企業に求められるのは最適なジャーニーの提供だというもの。
前者は概念中心で使用実例はコマツやダイセルなどごく一部。後者はデータの構造よりは、そこにある何かしらのデータを分析することでユーザーはここまで満足感を味わってくれる、という事例がエキサイティング。一方、そもそもデータとは、という抽象論には立ち入らない。
どちらが良いということはないが、私個人の関心には「アフター」がよりフィットした。
ちなみにどちらもデータ分析そのものの指南書ではない。これを読んでも、自社の基幹システムに吐き出させた生データを前にして勝手に手が動き出すということはない。
何が起きているのかをコンセプチュアルに把握できれば、あとはデータサイエンティストなどプロフェッショナルや人工知能を有効活用すれば良い、という割り切りだろう。
うむ。
その通りだろうが、なにかものすごくわかった気はするが、畳の上の水練でシステム予算を溶かしてしまったらどうしよう、そんな不安に駆られる経営層もいるのではないだろうか。 -
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今までは成果物だけが金になったのに対し、これからは作成途中のプロセスも金になる。
情報が誰でも簡単に手に入るようになったから、成果物のクオリティは変わらなくなってる。あとは価格とかは資本がデカい方が勝つ。逆に俺らみたいな個人が後乗りしても絶対に勝てない。
だからこそ、これからは成果物だけでなく、その途中の過程にも価値を持たせて届ける。
哲学を込め、フォロワーを増やし、コミュニティーを加熱させ、セカンドクリエイターを作る。
役に立つと意味があるの2軸。役に立つのは一つで良いが、意味があるのはそれこそ唯一無二。それぞれのストーリーが価値になる。 -
Posted by ブクログ
1.ずっと読みたかった本が安売りしてたので買いました。プロセスにどうやって価値付けしていくかを考えたくて購入しました。
2.現代の製品、サービスは大抵どれも似たり寄ったりで良い製品です。そのため、今までは品質第一で売っていたスタイルと異なるやり方で利益を取っていかなくてはなりません。
そんななかで本書は「売るまでのプロセスを売る」という方向にシフトしなくては売れないと述べています。完成品だと消費者が抱く感情は大差ありません。しかし、プロセスであれば、共感したうえで愛着を持ってもらえます。そうすることでよりコミットメントしてくれる消費者を作り上げることができます。本書ではこのような経済の仕組み、事例を紹介しています。
3.ストーリーを持たせるというのは大事なのは気づいていたのですが、そのためになにをすべきかはずっと疑問でした。そのための初歩としてwill,can,mustの順番を間違えずに積み重ねていくことが大切という言葉が印象的でした。
やはり、ビジョンを決めないと相手は応援する気になれないし、自分は迷走を繰り返すという負のループに陥ってしまいます。
can,mustを圧倒的に増やすことが成功までのプロセスだということは日々感じていたことなので、チームで動く際にはビジョンメイクをしっかりやっていきたいと思います。 -
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IT業界に転職したということで、手に取った本。
中国の状況を例にとり、これからのデジタルに対する考え方を教えてくれている。中国は独裁国家なので、日本に全て当てはまる訳では無いが、自分ごととして考える必要があると感じた。オンライン/オフラインを別々に考えるのはもう古いのだと、考えさせられた。
恐らく一度では中々理解しきれない。
必要に応じて読み返す必要があると感じた。
【ビフォデジタル】
リアル(店や人)でいつも会えるお客様が、たまにデジタルにも来てくれる。
【アフターデジタル】
デジタルで絶えず接点があり、たまにデジタルを活用したリアル(店や人)にも来てくれる。
★
デジタルトランスフォーメーションを推進する上でこの考え方に転換できるかどうかが最も重要。リアルの方がツールになりつつある。
「デジタライぜーション」の本質は、デジタルやオンラインを「付加価値」として活用するのではなく、「オンラインとオフラインの主従関係が逆転した世界」という視点観点にあると考える。
これまでは「インターネットをどうビジネスに活用するか」という考え方。今では「リアルな場所や行動も常時オンラインに接続している環境」が整っているので、「オフラインが存在しない状態」を前提として、ビジネスをどう展開していくかを考える必要がある。 -
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AI(人工知能)を、技術的に論じたものではなく、ビジネスモデルの中で戦略デザインとして位置づけたものです。
■わかりやすく、前半は、ビジネスモデルなどの解説、後半は、ケーススタディをつかった実例を扱っています。
■AIがコモディティ化し、ゲームの焦点が、「技術」でなくなったいま、もとめられているのはAI活用の「戦略デザイン」です。
■それは、ダブルハーベストループという戦略モデルです。
すくなくとも、実務ベースと金融ベースの二重ループが作れるわけで、このダブルハーベストループを回し続ければライバルは追いつけなくなるというのが本書の最大のメッセージである。
■勝ち続けるための仕組みとしてAIの深層学習をベースにおいたループ構造をつくって回す
■他者の模倣ができないように、ループも二重三重につくって、複数の競争優位を築き上げる
AIは人間の仕事を奪うのではなく、人間の仕事をアシストしてくれる存在
3つのアプローチがある
①ヒューマン・イン・ザ・ループ 人間とAIのコラボ 深層学習と追学習で成長する。さらにその中には人力検査型、人間バックアップ型、監査型の3つの型がある
②エキスパート・イン・ザ・ループ 専門家の能力を最大化する
③ユーザ・イン・ザ・ループ ユーザに参加してもらってAIの精度を上げていく
AIが発揮している価値は5種
①売上増大 ②コスト削減 ③リスク・損失予測 ④UX向上 ⑤R&D加速
AIの機能は3種
①認識 ②予測 ③対処
業務の全体最適とAI ボトルネックにAIを適用して大きな効果を得る
(全体にはAIは適用できないのでどこに適用するのが効果があるのかを検討する)
・レスデータ 少数の有効なデータをつかって、迅速にAIを立ち上げる GANなど作られたデータなどを使う
・トランスラーニング 領域Xで開発したAIを領域Yに適用する
UVP:ユニークバリュープロポジション 他社にはない唯一無二の価値を追求する
100人が必要な業務にAIを適用して、たとえば85%が上限になった場合、その85%をサチュレーションという
飽和均衡になった業務は人がやるが、85%の効果があった。さらに学習で95%になった場合、残15%を残5%にしたわけなので、そこから、さらに3倍の効果があったことになる。
ループを一重にしておくと、他社から模倣されて、レッドオーシャンになってしまう。それを防ぐために、二重三重のループを形成する
どんなデータをためればいいのか?
①IDに紐づいた個人データ ②取引先データ ③地理データ
ハーベストループ実装の9ステップ
①KPIに落とし込む
②推論パイプラインのデザインとレビュー
③初期データの特定と準備
④初期実験とファインチューニング:POC
⑤累積データの「型」特定
⑥UI/UXデザイン
⑦実装・デプロイ
⑧クオリティチェック
⑨実運用と継続効果検証
・AIプロジェクトは、不確実性にある。WBSを用意してもほとんど守られないという現実 POCなどを使う
・イテレーションを使って短期間に開発⇒検証を繰り返す(アジャイル)
目次は次の通りです。
はじめに 「技術」から「戦略デザイン」へ
Prologue 勝敗を分ける「何重にも稼ぐ仕組み」ーハーベストループとは何か?
Chapter 1 AIと人とのコラボレーション ーヒューマン・イン・ザ・ループ
Chapter 2 AIで何を実現するかを見極める ー戦略デザイン構築のための基盤つくり
Chapter 3 戦略基盤を競争優位に変換する ー戦略デザインとしてのAI
Chapter 4 データを収穫するループをつくる ーハーベストループでAIを育てる
Chapter 5 多重ループを回して圧勝する -ダブルハーベストこそ最強の戦略
Chapter 6 ハーベストストーリーを実装する ーAIプロジェクトマネジメントの考え方
Epilogue 地球をやさしく包む「最後のループ」ーSDGsとハーベストループ
おわりに AIよりも戦略よりも大事なこと -
Posted by ブクログ
IT企業に入ったので、ITをもっと知ろうと考えこの本を読みました。
中でもIT化による機能価値の充足、今後必要となる感情価値の捉え方は大きな学びになりました。
確かにこれまでは効率化を重視してビジネスが成長していましたが、ITの発展により現在の社会では効率化はほとんど達成され、この先、効率化による機能価値が求められることはほとんどないと思います。
そこで感情価値を満たすために、どんなサービスを提供できるかがIT企業の今後の課題になるというのは明白です。
オフラインの全ての店に言えることですが、
欲しいものがあるから買う、物やサービスを得るために足を運ばなければならないからそうするなど、機能的な価値しか提供できていないお店に価値はありません。
それこそロボットで十分だし、場合によってはロボットの方がいいまでもあります。
いかに機能的満足を超えて、感情的満足を提供できるか。
店舗にITサービスを提供するIT企業、機能価値をITで完全に効率化させ感情価値を提供しなければならない店舗、これら企業の今後の課題と使命が明らかになったように感じます。
僕自身が働く際にも、感情価値を高めるにはどうしたら良いのか、機能価値だけに終わっていないかというのは意識し続けたいです。
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ネタバレ【迷いをなくして決断と行動を速くする】
時間当たりの生産性を上げるには、行動をのスピードを速くするよりも、行動に移るまでの時間を短縮することのほうが生産性が上がる
思いついたら即行動ができないのは、不安になって自分の中で対話を始めて、迷いが生じているから。
【ROI(費用対効果)を常に意識して、最小の時間で最大の成果を出せ】
自分で全部やるよりも先輩の力を借りた方が、時間が短縮されるし、結果的にコストも安くなるならためらわず、聞きに行け
【評価軸を複数もて】
社内の評価、社外の評価、環境が変われば自分を評価する人も変わるので、目の前の人の評価が全てではない。
【PDCAよりもDPCA】
Do → Check を短期間でなんども回して、細かくトライアンドエラーを繰り返していく。失敗してもすぐにやり直し押して、どんどん挑戦する。
失敗したら軌道修正をして再度挑戦すれば良いだけ
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■所感
小原さんの本はやはりどれを読んでも自分と考えが似ていると感じる。
とにかく今この瞬間のことだけにとらわれず、未来と自分の可能性を信じてこうどうしまくること。そして迷ったらやるという軸をもって失敗をすることが成功への近道という考えを持ってまずは行動すること -
Posted by ブクログ
ネタバレ本書ではITへの理解を深める為、過去ITがどのように生まれ、どう活用され、現在どのように発展し、未来にどのように進化するのかが記述されている。
正直な話、本書で述べられている事実の多くは既に知ってはいたが、その程度のものだった。
それら事実を著者はどのように捉えていたのかが本書における価値だと感じる。
この感想においては特に私が興味を持った、ITが普及した社会におけるビジネスの変化、コミュニケーションの発展、未来の可能性について新たに気づいたこと、自身の思考がどのように変わったのかについて述べたい。
ITによるビジネスの変化
これまでのリクルートなどのサービスにおいて見られる、マッチングサービス(リボンモデル)をただ単純に人と企業を結びつけるビジネスとしてしか捉えられていなかったが、本書を読む事で「ユーザ(自身の情報に価値を感じていない)から情報を集め、その情報を企業(ユーザの情報に価値を感じている)に売る事でビジネスを成り立たせている。」事を知り、より本質的なITビジネスに気づけたように感じる。
ビジネスとは安く仕入れて高く売るというのがビジネスの基本であり、それを私も当たり前だと思ってはいたが、「IT(またはインターネット)の登場により、これまで”物”を安く仕入れて高く売る形のビジネスが”情報”を安く仕入れて高く売る形に変わってきている。」と知り、どこかビジネスの基本を忘れITビジネスを別物のように考えていたところを改めることができた。
コミュニケーションの進化
昨今世の中でICT(Information and Communication technology )という言葉を多く耳にしていた。なんとなく意味はわかっていたつもりだったが、本書を読むことでその進化の歴史をしり、なぜコミュニケーションという言葉がITに付け足されたのかが理解できたように感じる。
また、それだけではなくICTのニーズについてもその歴史を通すことで理解が深まった。
これから述べることは今回の気づきであるが、それには私の考察も含まれている。
これまでの社会というか、日本人は特定のコミュニティや組織間(家族、友人、会社など)でのコミュニケーションが多かった。それがIT(通信や技術)の発展によりコミュニケーションの幅が広がった。これにより人々は組織において中々発揮できなかった個性を重視するようになったと感じる。組織の間では協調性が求められ皆が同じ方向を見て同じ方向に進む。これが良しとされていたのではないかと思う。
しかしITの発展により組織の枠を外れたコミュニケーションが可能になり、これまでの当たり前の価値観が変わった。組織に属し続けなくとも個人として生きていける、自分に合った組織を見つけることができるようになった。それゆえに人々は個性を重視するようになったのではないかと感じる。
本書によると日本人はどうやらハイコンテクストという言葉や情景を深く読み解く能力があり、その能力を活用して読み取った物を他者と共有することに喜びを感じるらしい。
個性、人と違うことを人々はこれまで以上に求め始め、それを他者に共有して気づいてもらう。
現在の人々のコミュニケーションはそれぞれが個性を発揮して、それを読み解くという形になっている。
私は、現在の人々は個性を発揮できればできるほど自分に合わない組織を抜け出し、自信を読み取ってくれる相手と新たな組織を形成しているのだと感じる。
人々が個性を発揮できるよう、企業も個性を与えるコンテンツを作り上げていった。それが絵文字であり、LINEのスタンプである。
人々はこれら個性を生み出せるコンテンツを活用してコミュニケーションをとり、コミュニケーションのためにコンテンツを購入する。
今回この内容を知り私がサービスを作る際には、この内容を思い出し、人々にコミュニケーションの為の個性を与えられるものを作りたいと考えた。
未来の進化
ITの発展の中でもデータの転送にもっとも興味を惹かれた。
現在できるのは、画像、テキスト、音声のデータ転送である。
本書を読んであり得ないと感じていた触覚、嗅覚、味覚のデジタル化とその転送も可能になるのではないかと感じた。
ビジネスを立ち上げるにはまだまだ知識も経験もないが、もし立ち上げられる機会が来るなら私は仮想空間において五感全てをかんじられる仮想現実を作り、人々のコミュニケーションをはじめとし、マズロー5段欲求を満たせるビジネスを作りたいと感じた。
夢もなく惰性で生きていた毎日だったが本書を読んで触発され未来に希望を感じ自身も本書に記載されていたような未来を作る側になりたいと感じた。
未来に希望も楽しみも面白みも感じていなかった自分だったが本書を通じて人生の目的、目標ができた。
拙い感想になってしまった事を反省しつつ、感想を以上とする。 -
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ネタバレアフターデジタル2 UXと自由
■新たなUX(顧客体験)を議論しないDX=顧客視点で提供価値をとらえ直さないのと同じで本末転倒
・多くのユーザーがデータを預けてくれることには社会的責任が伴う。
・社会に還元して初めて、ユーザーが信じてデータを預けてくれる。
■行動データ
・顧客の解像度が上がり、付加価値を高める事が出来るようになる。
・行動データを利活用出来ないプレイヤーは負けていく時代。
■リアルな接点
・今までよりも重要な役割を持つ
・今までよりも頻度はレアになる。
■UX品質
・便利か、楽か、使いやすいか、楽しいか
■価値観の再定義
・成功体験のある企業・歴史のある企業が考えるべき事
・「空間」価値があるスタバが、デリバリーのコーヒーに圧倒される。
→「スタバらしいデリバリーとは何か」を再定義。50円高いが早く、味を損なわれずに届けてくれるサービス。
■データは単体ではお金にならない
・データが何に使えるのかというベネフィットがないと、データを買ったり使ったりしない。
・つかい方
①マーケティング・広告:消費行動分析
②金融:信用情報
③インフラ:交通・医療の効率向上
■役に立つ、と意味がある
・モノが充足し、便利になった時代では、「意味を見出す事が出来るニュータイプ」が生き残っていく
・役に立つ、で戦うと価値が単一のため、少数の身が勝利して、ほぼ全員が負ける。
・「意味がある」市場では多様化が進む。
・「意味がある」とコピーできず、高く売れる。
■環境変化
・インターネットの登場、情報共有、人々がネット上でつながる
・価値観が多様化し、離れて入れも繋がれるようになる。
・誰もが羨むというマスなメインストリームがなくなり始め、多様なストーリー性や体験型消費に移行する。 -
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これはただのAI本でない。
これからの企業活動の中で、大前提として抑えておかなければならないエッセンスがここにある。
データが当たり前のように作り出される世界において、そのデータをいかに活用し、シングルラインとして活用するのみならず、如何に好循環なループをデザインするかが、重要。
そして、そのループを幾重にも設計することが、今後の競争力を高めることになる。
最後に記載されている、トライアングルとして、企業のパーパス、ハーベストループ、そしてUXが描かれており、パーパスあってこそのその二つであり、素晴らしいUXによってmore dataを、精巧なハーベストループによって、better UXを。
この好循環を創り出し、その中で、人々が、或いはエキスパートが、踊るように”働く”、そんな活動体としての組織が今後注目を浴びるだろう。
今までは、単一の製品サービス、分断された製品サービス、或いは一方向の製品サービスであったが、それを上記のような仕組みとして、社会に価値提供していくことな求められている。
AI実装自体はコモディティ化した。
故に、このAIやデータを前提としたオペレーションの再設計ができるか否かが鍵である。 -
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中国におけるDXの成功は、データをux(顧客体験)へ生かすサイクルが仕組化されており、それが高速に回されていること。
アフターデジタルの世界では、リアルがツールとなる。オフラインをメインにオンラインを活用ではなく、オンラインをメインにオフライン(リアル)を活用する時代となる。
「評価軸を本当にお客様の求めてるものにする。会社の自己満足のものではだめ。タクシーでいえば早く安心して目的地へつくこと。なぜなら、人間は実利主義だから」
昭和から平成にかけての日本家電メーカーの多機能化に一石を投げているように思えた
顧客はその瞬間において便利なものを利用する。全てがオンラインにはならない。
デリバリーの発展により、店舗は座席と回転率から解放される。
今後大切なのは属性データだけでなく、行動データ。顧客の年齢や性別が分かるというレベルではなにも意味がない。
属性ターゲティングではなく、状況ターゲティングをすべき。(30歳の母親ではなく、子を育てる人。このように区別できれば、父親もおじいちゃんも含まれてくる) -
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資源なき国ニッポンにおいて、プロセスエコノミーは、豊富な資源をもたらす「リソース革命」なのだと思う。
「過程という資源」に気づいたブランドが、多くの人を幸せにしてしまう時代が、もうすでに始まっている。
また、あらゆるデジタルツールが「視野狭窄せよ視野狭窄せよ」と呪いをかけ、短期的な経営指標に右往左往させられる現代において、本当に大事なことに目を向け、経営の舵を切る指針をくれる一冊でもある。
最新・最旬のトレンドワードを語っているように見えて(事実トレンドも多く読めるわけだけれど)、その本質は、人間本来の変わらぬ原理原則を束ね、骨太なロジックに昇華させた、きっと不朽になる名著。 -
Posted by ブクログ
全ての人にとって、真のフェアを実現させるためには、アルゴリズムを活用しながら、一人一人が特定のアルゴリズムに依存せず、自分がフェアと思うアルゴリズムを選択していくことが重要。
ポイント
・人間をある方向に導くための4つの方法
規範、法律、マーケット、アーキテクチャ
・ゲッペルスのラジオに相当するものが、今のYouTube
→無意識に動画を見続ける恐れ、二匹目のドジョウを狙う投稿者による類似コンテンツの乱立
・パワーバランスの発明こそが、ブロックチェーンの真骨頂
・一隅を照らす、これ即ち国宝なり 最澄
→自分の役割を楽観的に全うして人のために尽くすことは尊い
・有り難う→有ることが難しい
→贈与と交換は多様性を内包する
・インターネットの歴史
→第二の革命は、アップロード革命
・日本は和をもっと貴しとする文化
→カウンターとの相克があって進化が生まれていくと言う考え方が苦手
・弁証法の発展の3段階 正反合
・2つの自由 free from liberty to
・マザーテレサ
もしあなたが誰かを決めつけてしまったら、あなたは彼らを愛することはないでしょう
・アフリカの諺
速く行きたいなら、1人で行きなさい。遠くへ行きたいなら、みんなで行きなさい。
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Posted by ブクログ
製造業で働く身として、勇気をもらった。日本は、インターネットの到来におけるソフトウェアビジネスでは敗北したが、IoTの時代が進むと、そこは、ハードウェアがネットにつながっていくということであり、そこに、ものづくり日本の底力やニッチさを活かせるチャンスがある。そのため、日本の閉鎖的な村社会的なビジネスアプローチは改めるべき。すべてをオープンにはできなくとも、ギリギリの線でオープンにすることで、日本企業にしかできないネットワークビジネスが膨大に広がる可能性を感じる。アメリカもそれに気づいているだろうし、ドイツは先行して取り組みを始めている。日本もおちおちしていられない。武者震いがする。