尾原和啓のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
東芝、島田さんの考えがわかる本。
サイバーとフィジカルの融合、その中でどう日本企業は戦っていくか、ということがテーマ。
個人的には後半の松尾先生との対談が面白かった。
スケールフリーネットワークを作る。
ユーザーが欲しいものはユーザーが一番わかっている、ユーザー体験を提供するのではなく、ユーザーがことを生み出せる場を提供する
米お金を投じる、EUデジュールスタンダードに続く、規模に頼らない方法がアセットのオープン化、みんなを呼び込みスケールフリーネットワークを作る。
サイバーの世界ではGAFAに大敗したが、フィジカルの方が圧倒的に規模がでかい、両者を融合した世界で日本企業は勝機あり。 -
Posted by ブクログ
・新しいテクノロジーとかプラットフォームが生まれた時、人はそれがまだよくわからないうちは、古い文化や風習をそのまま被せて使ってしまうんです。
・この仕事にはどんな意味があるのかを語る。どんな価値を生み出して、会社や社会がどう変わるのか、というのが本来の目的
・IKEAのミッションは「家具をデモクラタイズする」こと。障害を抱える1割の人が快適に家具を使えない状態はデモクラタイズされた状態とは言えないからソリューションを生む
・仮想空間の解像度を上げる4象限(ひとりでorみんなで/目的型(Do) or 非目的型(Be)
①決まった目的をみんなでやり切る
②決まってないからこそ、みんなで蓄積する
③ -
Posted by ブクログ
これも衝動買いだったけど今の自分にとても必要な本だった。
大きな企業から飛び立つ時の葛藤…
・どんな時代でも前向きになれるような自己肯定感を持てること
・自分の能力と可能性を発揮でき、仕事の幅を広げていけること
・転職などの変化を、不安からワクワクする冒険に変えていくこと
・いつでもどこでも、第一線で活躍できる自分でいつづけること
尾原さんでもこんなふうにおもってたんだから。
私も。
GIVE=何者かになるための成長のチャンス
相手の視点に立って、ギブを渡す
IREE=interesting? 面白いか?relevant? 関係あることか?engaging? 夢中になれるか?empm -
Posted by ブクログ
インターネットはもともと、軍事的な理由から分散型のコンピュータネットワークを作ろうとしたものであり、また、データベースを効率的に管理したい学者たちが作り上げたものでもある。その成り立ちからして、権力者による管理と、自由な民衆という二面性を持っている。
本書は、国に管理されるだけでなく、GAFAに代表される巨大プラットフォーマーのサービスに依存しながらも便利な生活を送る私たちが、さらに自由であるためにはどうすべきかを説く。インターネットの構造の肝は分散型であること。我々は複数のアルゴリズムを使い、生活する国を選んだり、利用するプラットフォームを選ぶことができる。それによって、「自らを由し(自由 -
Posted by ブクログ
ネタバレ将来、有望な産業について、勉強をしようと思って読みました。
テクノロジー業界では当たり前であろう用語を私が知らないので、理解に苦しみました。ある程度理工系に通じている人は読みやすいのではないかと思います。
海外でのDeep Techの好例が紹介されていて、新しい技術で、社会が地球規模でどのように前進しているのかを知っておかねばならないと感じました。
「既にある技術の組み合わせ」は、真面目で勤勉な人よりも、柔軟な思考力を持つ人や好奇心のある人のほうが、見つけやすいことでしょう。
より長期的で、広範囲な視野を持つことが大事だと思います。物事を見る時や新しいものに出合った時は、クエスチョ
ン -
Posted by ブクログ
アフターコロナにおける仮想空間シフトによって社会がどのように変化し、人々に求められるものは何か対談形式で語られている。
学校現場に携わるものとして、Z世代の子供達がこれから生きる社会がどのように変わっていくのかを俯瞰するためにとても参考になった。
一方、本書で述べられているデジタルディバイドが教師間で広がっているというのもひしひしと感じる。
コロナによって前倒しされたGIGAスクール構想はこれからの社会に生きる子供たちにとって必要不可欠だが、教師がそれを「使おうという価値観を持っているかどうか」は大きい。
この価値観を持っていない教師にとってはこれから大きなハンディキャップになりうる。
と同 -
Posted by ブクログ
ネタバレ尾原さんへのインタビューや投稿を「ユーザーの自由の選択の幅」と「データ管理者に求められるフェアネス」にフォーカスさせたエッセイ的な一冊。広大かつ深遠なテーマだが、正直、浅い所をピョンピョン跳ねてる感否めない。編集者とライターに拍手を送りたいです。よくまとめたなぁと。
★★★★☆の高得点にしたのは、尾原さんの新たな視座として今後に期待してるから。「ITビジネスの原理」も同じ印象を受けた。広いが浅い。でもその後「The Platform」「アフターデジタル」「ディープテック(未読)」「ネットビジネス進化論」と視座として深められている。この本も「モチベーション革命」「どこでも誰とでも働ける」を経て