尾原和啓のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「#ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」」日経BP、丸幸弘、尾原和啓著
Day14
ハイテクとローテクを「知」によって新結合し、その集合体をテクノロジーと捉えるという概念(…)が、ディープテック(★必ずしも新しい技術で新しい市場を作る必要はない。古い市場に不便や不自由が存在し、それを新旧技術の組み合わせで解決できるならディープテックと呼んで良い)。
技術の掛け合わせは、段階的でも構わない。あらかじめ計画し、計画通りに進める必要もないし、そのやり方では真のイノベーションは生まれない…★なるほどだ!
後半の納得感が大きいだけに、前半のリズム不足がもったいない。手にとられた方は、むし -
Posted by ブクログ
ネタバレドコモのIモードやリクナビの立ち上げに関与したり、グーグルから楽天に転職したりアクティブなサラリーマンが、IT発展(2015年のAIの前まで)の経緯を振り返って説明。ビジネス本を読んだことのある人にはおなじみの話も多いけれど、ITという観点で掲示板からSNSへ展開した背景などや、24時間30センチ以内の距離というアクセスの容易さによるスマホの爆発的普及などを、一気に振り返るには有用です。
■ビジネスのキーは、商品・仕入地(安く売ってる)・消費地(高く買う)のマッチングだったが、時間と空間の制約をネットが飛び越えた■点在する情報を集める作業はインターネットが非常に得意。商品が情報に置換された■ -
Posted by ブクログ
ネタバレ前半は非常に面白く読んだ。現在のITビジネスの仕組み(まさしく原理的なもの)が理解できたように思う。プラットフォームを作り、ユーザー(の情報 = demand)を集め、それを活用しビジネスする。
以下、印象に残ったポイント。
・以前は、空間的・時間的差異による情報の非対称生が、価値と利益を生んでいた(ex 香辛料貿易)。
・インターネットは、利益の源泉である空間的・時間的差異を無くし、ビジネスの仕組みを大きく変えた。
・商材がモノから情報へ。
・インターネットは、情報を集めるのが得意。プラットフォームを作れ。そして、集めた情報を、欲しがるところに売る。
・ユーザのインテンションを先 -