尾原和啓のレビュー一覧
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最近はChatGPTが流行っていて、自分でも便利さを実感しているので、最先端の人たちはどう活用しているのか知りたいと思い手に取りました。読んでみてまず感じたのは、ChatGPTの使い方には種類があって、自分の目的を意識すると利便性が一気に上がるという点です。
文章作成系では、メールや議事録、報告書などの体裁を整えて作成するなど、本質的にはどうでもいいけど時間のかかる作業をChatGPTに代わりにやってもらうのが便利です。その際、深津式プロンプトのように条件指定して指示すると、より精度の高い文章を得られます。重要なのは、形式を整える作業に手間を取られず、本来考えるべき部分に集中できることです。 -
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転職や働き方の自由度が高まっている中でビジネスをいかに効率化してネットワークを広げるかということで、メインとしてはコンサル的な働き方を想定しているように感じられた。
毎朝新聞を1時間読んで関連した記事をメールで送るというのは確かに仕事をつなげるために役立つとは思うが現在の自分の場合では想定されるリターンの割にコストが大きいのでそれが自分に最適とは思えない。
性善説の思考の方が仕事を進める上で効率的だというのは同意。ただし例え悪意がなかったとしても狭い視野で表面的な判断をする人は一定数いるので、相手の判断のレベルの見極めが難しい。
人間の寿命が伸び高齢になっても働くためには定年後もどこかの -
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AIの登場によってゲームの勝ち方が変わったこと、勝つためにAIを活用できるようAIの得意なことを教えてくれる本。
◯AIは頭の良さ、センス、経験をコピーできる
◯いままでの正解のある仕事はAIがやってくれるようになるから、人間に残されるのは意思決定や「やりたい・好き」という原動力を起点にして何かを始めること。
とにかく正解のある仕事はAIにばんばん任せて早くDCPAサイクルを回して、浮いた時間で好奇心を追求したり好奇心の源泉を育むのが人間のやることになっていくのかなと思った。AIができることを自分でやっていたのではAIを活用している人と大きく差が開いてしまうので、まずはAIをとにかく最大限 -
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ネタバレアフターデジタルの世界では、今あるオフラインを軸にオンラインをくっつければよいという訳ではない。
既存のビジネスをオンラインに移行し、オンラインとオフラインが融合したビジネスにしなければいけない。
私はアナログ、オフラインならではの良さがあると感じているので、そのような筆者の意見に最初は少し懐疑的だったけど読み進めていくうちに納得した。
オンラインがオフラインに劣っているという話ではなく、オンラインもオフラインもユーザーにとってはUIのひとつでしかない。
これから先のビジネスはビッグデータを生かしたUXの向上に寄与するようなサービスが増えていく。
そう考えると、データに支配された世界というネ -
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『努力革命 ラクをするから成果が出る! アフターGPTの成長術』の主要ポイント:
## AI時代の新しい成功法則
1. **従来の努力概念の変革**
- ChatGPTにより「頭の良さ」「経験」「センス」がコピー可能に
- 従来の努力方法が通用しなくなった
2. **AIがもたらした3つの変化**
- 「80点」がスタート地点に
- あらゆる物事の個別化
- 正解主義から修正主義へ
## 新しい成長戦略:「壁打ち」手法
**5つのステップ**
1. 問題の明確化
2. アイデア出し
3. アイデア評価
4. 解決策の練り上げ
5. 実行計画の立案
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ネタバレ今の職場以外では働けないかもしれないと怖がっているだけでは何も進まない。外の世界にどんどん出ていって、副業禁止だからまずはボランティアをやってみているけど、それもアリなんだと肯定してもらえた。あとは、まだやったことがない転職活動をしてみようと思った。今の職場で働き続けるかもしれないのに転職活動するのは良くないという思い込みを外してもらえた。筆者は転職するかどうかに関わらず毎年転職活動しているとのこと。自分の市場価値を把握しておくって大事だなと思った。
筆者が大事にしていることの中に、始まりの場所に身を置くという話があり、とても共感が持てた。今せっかく大きな組織の中の新規プロジェクトのチームに -
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ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」
著:丸 幸弘 尾原和啓
人とテクノロジーの関係に誤解が生じている今、改めてテクノロジーの本質を見つけ直すときが来ている。誰一人取り残さず、持続的に人類が発展を遂げていくためにテクノロジーは存在している、社会の課題をどう解決していくのか、社会にどう貢献していくのか。
この先の30年、日本はどのような新しい日本を創っていけるのか。ディープテックという大きなうねりの中に身を置き、アジアをはじめとする海外の人たちと手を取り合い、直面する喫緊の課題から決して逃げることなく、立ち向かっていく。日本の未来を日本人が創っていく。
本書の構成は以下の4章から