尾原和啓のレビュー一覧
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世代によりモチベーションの核が違う。
それを理解してマネジメントすることが大事だし、自分のやりがいも見つけていけるとよい。
上の世代のサラリーマンは乾きと共に世の中の空白を埋めるために仕事をし、社会貢献につなげてきた。今までできなかったことができるようになる。なかったことへのコンプレックスをバネに、達成感やわかりやすいご褒美、快楽がモチベーション。
若い世代は生まれたころからないものがないので乾けない。だから意味合いや良好な人間関係、没頭に意味を置く。
ワークライフバランスというワークとライフが独立で考えるのではなく、
ライフワークバランス、ワークの中のライフワークを広げることを考えてい -
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■「バリューチェーンからバリュージャーニーへ」
「顧客接点データを多く持ち、それをエクスペリエンスの良さに還元する」という新たな改善ループをいかに高速で回せるか。これが新しい競争原理です。
■「平安グッドドクターアプリ」
・2018年1月時点で1億9700万人の利用者
・医師のネットワークと協力関係を結び、アプリ上で開業医に無料で問診できる機能
・アプリでの病院予約機能
・ユーザーが歩くだけでたまるポイントシステム
ユーザーは1日が終わる前に1度アプリを開き、「歩いた分を換金する」というボタンを押さないと、歩数がリセットされてしまうという仕組み。
■行動データは最強の営業ツール
・「顧客 -
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少し前の本なので、知ってる話が多いかな~と思って読んでいたのですが、
自分の知らないことや抜けていることもあって、とても参考になる本でした。
ネット時代になって、国家がフェアネス(公平)のルールを決めていたのが、
GAFAを始めとするネット企業が独自のフェアネスを決め始めたという本。
一人一人の個人がリテラシーを持てば、GAFAの暴走は止められると、
著者は比較的、楽観的(ポジティブ)にこの動きを捉えているようです。
様々な国家が現在のネット企業に対する課す規制も
その背後には歴史的な哲学・考え方があったという主張は、
世界史にあまり詳しくない自分にとってはとても参考になりました。
政治 -
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技術的には既にコモディティ化しつつあり、誰でも気軽に利用できるようになっているAIを、持続的競争優位につながる戦略に活用するためのフレームワークや実践に向けた要諦という観点から解説した一冊。
著者は、まず目指すべき最終目的(売上増大やUX向上等)に合わせて、活用するAIの機能(認識・予測・対処)とデータを組み合わせ、どこまで作業を自動化するのか(ヒューマン・イン・ザ・ループ等)を決定し、顧客に対するUVP(ユニークバリュープロポジション)を生み出す「シングルライン」のビジネスモデルを構築した上で、そこから収集・蓄積されるデータを学習してAIが強化され、サービス品質や効率化がさらに進む好循環の -
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以前TVでも取り上げれていた気がするが、本書からは積極的にGIVEすることの大切さを学んだ。特に情報のGIVEは気軽にできて、損するリスクも少ないし、情報化社会をうまく渡り歩いて行く上でも、自分が持っている情報はどんどんシェアした方がいい。
ここではギブ&テイクではなく、ギブしまくる、つまり見返りを求めず何かを与え続けることが大事になってくる。GIVEだけしていると一見自分には何も利益がないように見えるが、その行為には結果的に見返りに相当するだけの利益がもたらされる。例えば自分だけ知っているニッチな情報は独り占めしたくなるが、情報化社会においてはバレるのも時間の問題。どうせバレるなら -
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情報を発信する方が得だということは何となくわかりながらも、発信することに対してどこか苦手意識を持っている。本書で、発信することの利点を読み改めて、その大切さを実感。本格的に発信することに慣れていかなければならないなと感じた。
日本では、ハイコンテクストな文化背景から、差異を特別なものと思い、そこに価値を生み出す、いわゆるコミュニケーションやコンテンツ消費にポテンシャルがあるという話は、目から鱗だった。日本では未だにどうでもいいことをつぶやく目的でのTwitterが他の国よりなぜか流行っている
和歌などといった機微を楽しむ文化が背景にあるのは間違いない
そして、言葉ではない部分も楽しむ、余白 -
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ネタバレ島田氏✖️尾原氏の本。製造業中心の話とは想像しつつもスケールフリーネットワークという思想からなんらかのヒントを得るべく読書。
ドイツの話はさすが島田さんとてもおもしろい。、
メモ
・dxのための場を提供する。コトを提供するのでなく、コトが起こる場を提供しようという発想。
・スケールフリーネットワークは一部のハブが膨大なリンクをもち、強大な力を発揮する。何が起こるか予測できない世の中ではスケールフリーネットワークが持つ多様性が大きな強みとなる。
・東芝のユーザデータの考え方
自分のデータを確認しコントロールできること
自分のデータを自由に移動できること
データをつなぐのは自分自身で行 -
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企業がDX化を進めて、日本をこれから盛り上げて行く時には以下のメモ内容を再認識し、如何にオープン化したネットワークを意識して作っていくことが重要だなと考えました。
寝る前に読んでて面白かったけど、、眠い
◾️メモ
DX成功のためにはビジネスモデルそのものを変革する必要がある。
蓄積したアセットをオープン化してスケールフリーネットワークを作らなければならない。
提案は御社であれば、例えばこの製品をこうすると、自分ごとにさせる。
サイバー2割、フィジカル8割で、
日本はフィジカルの資産がたくさん残されているので必ず優位な立場に立つことができる。
→開かれたネットワークを作ることが重要。
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