尾原和啓のレビュー一覧

  • アルゴリズム フェアネス もっと自由に生きるために、ぼくたちが知るべきこと
    本を読むまで、恥ずかしながらこのタイトルの意味がピンと来ませんでした。サブタイトルは「もっと自由に生きるために、僕たちが知るべきこと」です。
    AIの発展には三段階あって、分析(Analysis)、予測(Prediction)、処方(Prescription)という段階がある。渋滞しているという道路状...続きを読む
  • アルゴリズム フェアネス もっと自由に生きるために、ぼくたちが知るべきこと
    グローバルIT企業によって与えられる自由と、そのアルゴリズムによって与えられる機会によって作られた世界は、本当に全員にとって平等な世界なのかを考えさせられる本だった。事例が豊富で、個人的には第3章の中国、ヨーロッパ、アメリカ、そして最先端のIT立国 エストニアの対比が面白く、わかりやすかった。

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  • アルゴリズム フェアネス もっと自由に生きるために、ぼくたちが知るべきこと
    現在起こっている事象から歴史的な洞察、テクノロジーの観点など様々なポイントからGAFAMとの付き合い方の検討材料を提供してくれている。一企業が国家規模で大きくなり、世界的にサービス展開をしており、何をもって公平なのかを今後とも考えていきたい。
  • アルゴリズム フェアネス もっと自由に生きるために、ぼくたちが知るべきこと
    アルゴリズムが支配する世界は、一見するとジョージ・オーウェルが「1984」で描いたディストピアのように思われるが、そこに「フェアネス」が保障されていれば、むしろ多くの人々がより幸福になれるユートピアになるだろう。
    たとえばあらゆる仕事はAIのアシスタントによってより効率化され、さらに多く稼ぐための手...続きを読む
  • どこでも誰とでも働ける―――12の会社で学んだ“これから”の仕事と転職のルール
    ◯要約
     社会やビジネスは今後一層インターネット化していく。
    インターネットの性質である「リンク」「フラット」「シェア」の形態、つまり「人と人がリンクし、フラットな関係で利益をシェアする」ように変化していく。
     また、AIの台頭や人生100年時代も提唱され、確実に働き方が変わりつつある中、これから活...続きを読む
  • ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」
    具体例が豊富で非常に読みやすいが、もし「古びた技術」を知っている人ではない自分が当事者としてかかわるとすれば、課題に対してどうやって「古びた技術」を知っている人を見つけるかが課題になるかなと思った。

    いずれにせよ、ベンチャーを見る新たな切り口を知ることができたのはとても参考になった。
  • ディープテック 世界の未来を切り拓く「眠れる技術」
    未来のビジネス(の潮流)を考える上でのキーワードが散りばめられている
     ・ソーシャルバリディティ
     ・外部不経済を起こさない
     ・バイプロダクト(副産物)
     ・ディセントライズド:非中央集権的、分散的
     ・相利共生
     ・保有の時代から利用の時代へ
     ・課題解決の為に複数のテクノロジーを掛け合わせる
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  • ITビジネスの原理
    Googleは特に何かモノを売っているイメージはないのになんであんなに稼いでるんだろう?
    そういう疑問にこの本が答えます。
    様々なITビジネスの儲かる仕組み、そして日本のITビジネスと世界の違いを比較して説明しています。
    実に読みやすく、また深さを感じさせるところがありますので何回か読み返したい本で...続きを読む
  • ITビジネスの原理
    ITがどんな価値をもたらしているのか、何を変えてきたのか、ということを一定の抽象度で非常にわかり易く説明した本。とてもよかった。
  • ITビジネスの原理
    2016/1/15
    ITビジネスの成長を、優しく教えてくれている本。
    なぜITが必要とされるのか、iモードやgoogleやFacebook等のIT企業がなぜのし上がることが出来たのか
    ・インターネットによるマッチングの最適化
    ・iモードのコンセプトは24時間、7日間、30cm以内
    ・情報を発信するこ...続きを読む
  • ITビジネスの原理
    一気読み。わかりやすくかつ、とても良い内容の本だった。と書くこのレビューは非目的型情報発信ですね。ハイコンテクストなインターネット文化がより実現されてきているのは、この本が出てからInstagramがユーザー数を爆発的に伸ばしていることからも実感できますね。
    と、難しいことを書いてるようにみえるけど...続きを読む
  • ITビジネスの原理
    これからの時代にあったビジネスモデルのヒントになりそうなことを書いてある。
    1、ユーザのインテンションを先鋭化させて正しく把握する。
    2、そしてそのインテンションに基づいて最適なものを提示する。
    という二つの仕組みがきちんと回ることが、インターネットビジネスでは重要。
  • ITビジネスの原理
    この本を読んで初めてITビジネスの潮流をなんとなくではあるも、捉えることができたように思う。

    なぜプラットフォーム型のビジネスが注目されるようになったのか?そもそもプラットフォームとはなにか?ハイコンテクスト、ローコンテクストなプラットフォームとは?
  • 静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話
    具体的な行動として新しい世界のモデルを作りつつあるさまざまな分野の若き第一人者たちと、彼らと同年代の宇野常寛の対談集。いまだ世の中で幅をきかせている、自分のような昭和世代にはその発想の根本が違う彼らの社会のとらえ方が斬新で面白く、なんだまだやれることはたくさんあるじゃないか、という前向きな気持ちにさ...続きを読む
  • 静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話
    既存の価値観に囚われていない若手のオピニンリーダー達が、様々な分野で活動をしていることがよく分かる良書。

    彼らは対象として取り扱うものが、理想的にはどうあるべきかを深く考え、再定義している。非常に頼もしい。

    我々の世代も負けてはいられないし、著者達の活動を邪魔してもいけない。応援できるところは応...続きを読む
  • 静かなる革命へのブループリント この国の未来をつくる7つの対話
    本当におもしろいと思った本の感想が書きにくいのは何故だろうか。

    リアルな未来の青写真と、価値観を揺さぶる思考の対流。

    それらが余すところなく言語化されているからもうそれ以上言うことナッシングです。

    頭キレッキレの若手論客たちの対談集。
    宇野常寛の分析眼、補助線の引き方は相変わらず神がかっている...続きを読む
  • アフターデジタル オフラインのない時代に生き残る
    とにかく行動データと接点が重要だとわかった
    でもそれらを活用するための提案や業務の発案には人間が欠かせないんだなと改めて思った
  • モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書
    好きを突き詰めて仕事にできるような世の中が、一日も早く来て欲しいと心から思った。この手の本は外国の方が著者で、日本語訳を読むことが多いが、この本は日本人の方が著者なので、すんなり頭に入った。(気がする…。)
  • ダブルハーベスト―――勝ち続ける仕組みをつくるAI時代の戦略デザイン
    AIを用いて、二毛作ビジネスを行うことの重要性を記載した本

    印象に残った点
    ・AIはコモディティ化していて誰でも使える領域にある、だからこそどう使うか、真似されずに使うかが大事
    ・生データをうまく扱う、とりあえず目的なく取得するだけでもいい、まずははじめる
  • プロセスエコノミー あなたの物語が価値になる
    グローバル化、情報化社会が進み、アウトプットは均質になる。

    一方、そのプロセスは千差万別であり、
    計画性や作為的な意図が薄いプロセスはファンが生まれ、それ自体が独自の価値を持つ。

    事業家がプロセス自体を楽しみながら、試行錯誤をすると結果的に独自性が高く、ファンが集まる事業が生まれている例もある。