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寝床で読む、喫茶店で読む、電車で読む、バスで読む、食事中に読む、トイレで読む、風呂で読む、目が覚めている間ずっと読む……。“空気のように本を吸う男”の書いた体験的読書論。
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Posted by ブクログ
この本は絶版になっている。古本で購入。 先に読んでいた「蔵書の苦しみ」より面白かった。 この人の勧める本は本当に読みたくなる。
書評家・岡崎氏による読書にまつわるエッセイ。 「読書=投資」ではなく、「読書=趣味」と考える本好きなら、絶対に楽しめる一冊ではないでしょうか。 読書という行為自体を論じた後、ベストセラーとの付き合いかただったり、本の整理の仕方・買い方、本を読むシチュエーションに、作者の読書遍歴等々、一人の本好きの...続きを読む楽しい語りが存分に展開されている。 それに同意したり、新鮮な発見があったり、首をひねったりしながら、最後まで楽しく読めた。 学生の頃、海外の小説をよく読んだが、社会人になってからはビジネス書に読書生活の大半を割いてきた。 でもやっぱり、自分の望んでいる読書生活ってこっち方面だな、と再認識。 それと、世の教養人の幅広さ・奥深さに脱帽し、二兎を追うこともやはりできないのだな、とも再認識。難しいね。
2011/7/17 岡崎さんは私が信頼する読書家。古本関連を中心に多くの著書を読んで来ましたが、読書論としてこれがベスト。とっても力が入ってます。読書生活に役立つ情報が満載です。本好きは必読。
ちょっと前に買ってツン読してあった本そしたらまさに「ツン読」の効用が書いてあって。そそそそ ツン読って大切なのよ と大威張り。今日 名古屋は中○新聞社であった「読書の腕前上達講座」に行って来ました。タイトル見てどこかで見たな〜と…で思い出して急いで読む。おお 泥縄。これは読書の楽しみ方講座なんだけど...続きを読むとっても平易な文章で書かれていてサクっと読める。読み終わると無性に本が読みたくなる。岡崎氏が成績は悪くてもとにかく本はたくさん読んでいたってくだりで、小学生のときの悲しいエピソードは胸が痛かった。こーゆー先生は子供にとって百害あって一利なしだっ。新書って敷居が高いイメージがあるけど変に構えずにどんどんTRYすべし だな。
書評家である作者の読書への考え方、古本への愛情、いかに読書好き人間が成長してきたか、等が語られるエッセイです。 とくに第1章の、「不便で」「時間を一瞬止めるメディア」で「孤独なんかこわくない」本への愛情は、本好きにはうなずける部分が多いかも。 何か一つの興味から芋づる式に読書の幅を広げていく作者の姿...続きを読む、共感できるなぁ。
「ツン読」が許される住居スペースがほしい!! 「本はこう読め」的な押しつけがましさがない素敵な文章。 下鴨神社の古本祭り。私も今年念願かなって訪れることができました。著者岡崎さんが関西で育った背景。自分の経験とシェアする部分があって頷きながら楽しく読めるツボがたくさんありました。
「ときに、本それ自体を読むより、本について書かれた本のほうがおもしろいくらいだ」と本書にかかれているが、まさに本書はそんな本。読書好きには、そうそうと思える箇所が随所に発見できて楽しい。しかもそれだけでなく、岡崎さんの文章自体楽しい。じっくりと楽しみながら読める本。
本がたくさん読みたい! たくさん買いたい! いまのところは、本屋に行くと、興味はあるけど知識のつながらない本ばかり。もっともっとフックを増やしたい。
[ 内容 ] 読書しない人生は、書~もない人生―“空気のように本を吸う男”の体験的読書論。 [ 目次 ] 第1章 本は積んで、破って、歩きながら読むもの 第2章 ベストセラーは十年後、二十年後に読んだほうがおもしろい 第3章 年に三千冊増えていく本との闘い 第4章 私の「ブ」攻略法 第5章 旅もテ...続きを読むレビも読書の栄養 第6章 国語の教科書は文学のアンソロジー 第7章 蔵書のなかから「蔵出し」おすすめ本 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
書評家による本の読み方、付き合い方。 本との付き合い方の参考に読んでみたが、本を読むことを生業にする人と、趣味で読む人では考え方が違うかもしれない。だいたい年間三千冊増えていく本をどう処分するかなんて書評家だけの悩みであって、普通の人はそれだけ買う財力も読む時間もないのであまり参考にならない部分もあ...続きを読むる。書評家の読書生活はどんなものかという視点で読めば良いと思います。
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