【感想・ネタバレ】読書の腕前のレビュー

あらすじ

寝床で読む、喫茶店で読む、電車で読む、バスで読む、食事中に読む、トイレで読む、風呂で読む、目が覚めている間ずっと読む……。“空気のように本を吸う男”の書いた体験的読書論。

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Posted by ブクログ

この本は絶版になっている。古本で購入。
先に読んでいた「蔵書の苦しみ」より面白かった。
この人の勧める本は本当に読みたくなる。

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2013年11月10日

Posted by ブクログ

書評家・岡崎氏による読書にまつわるエッセイ。

「読書=投資」ではなく、「読書=趣味」と考える本好きなら、絶対に楽しめる一冊ではないでしょうか。
読書という行為自体を論じた後、ベストセラーとの付き合いかただったり、本の整理の仕方・買い方、本を読むシチュエーションに、作者の読書遍歴等々、一人の本好きの楽しい語りが存分に展開されている。
それに同意したり、新鮮な発見があったり、首をひねったりしながら、最後まで楽しく読めた。

学生の頃、海外の小説をよく読んだが、社会人になってからはビジネス書に読書生活の大半を割いてきた。
でもやっぱり、自分の望んでいる読書生活ってこっち方面だな、と再認識。
それと、世の教養人の幅広さ・奥深さに脱帽し、二兎を追うこともやはりできないのだな、とも再認識。難しいね。

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2014年02月19日

Posted by ブクログ

2011/7/17
岡崎さんは私が信頼する読書家。古本関連を中心に多くの著書を読んで来ましたが、読書論としてこれがベスト。とっても力が入ってます。読書生活に役立つ情報が満載です。本好きは必読。

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2011年07月21日

Posted by ブクログ

ちょっと前に買ってツン読してあった本そしたらまさに「ツン読」の効用が書いてあって。そそそそ ツン読って大切なのよ と大威張り。今日 名古屋は中○新聞社であった「読書の腕前上達講座」に行って来ました。タイトル見てどこかで見たな〜と…で思い出して急いで読む。おお 泥縄。これは読書の楽しみ方講座なんだけどとっても平易な文章で書かれていてサクっと読める。読み終わると無性に本が読みたくなる。岡崎氏が成績は悪くてもとにかく本はたくさん読んでいたってくだりで、小学生のときの悲しいエピソードは胸が痛かった。こーゆー先生は子供にとって百害あって一利なしだっ。新書って敷居が高いイメージがあるけど変に構えずにどんどんTRYすべし だな。

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2011年08月01日

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書評家である作者の読書への考え方、古本への愛情、いかに読書好き人間が成長してきたか、等が語られるエッセイです。
とくに第1章の、「不便で」「時間を一瞬止めるメディア」で「孤独なんかこわくない」本への愛情は、本好きにはうなずける部分が多いかも。
何か一つの興味から芋づる式に読書の幅を広げていく作者の姿、共感できるなぁ。

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2019年12月16日

Posted by ブクログ

「ツン読」が許される住居スペースがほしい!!

「本はこう読め」的な押しつけがましさがない素敵な文章。
下鴨神社の古本祭り。私も今年念願かなって訪れることができました。著者岡崎さんが関西で育った背景。自分の経験とシェアする部分があって頷きながら楽しく読めるツボがたくさんありました。

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2011年08月13日

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「ときに、本それ自体を読むより、本について書かれた本のほうがおもしろいくらいだ」と本書にかかれているが、まさに本書はそんな本。読書好きには、そうそうと思える箇所が随所に発見できて楽しい。しかもそれだけでなく、岡崎さんの文章自体楽しい。じっくりと楽しみながら読める本。

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2010年11月01日

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本がたくさん読みたい!
たくさん買いたい!
いまのところは、本屋に行くと、興味はあるけど知識のつながらない本ばかり。もっともっとフックを増やしたい。

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2010年08月17日

Posted by ブクログ

[ 内容 ]
読書しない人生は、書~もない人生―“空気のように本を吸う男”の体験的読書論。

[ 目次 ]
第1章 本は積んで、破って、歩きながら読むもの
第2章 ベストセラーは十年後、二十年後に読んだほうがおもしろい
第3章 年に三千冊増えていく本との闘い
第4章 私の「ブ」攻略法
第5章 旅もテレビも読書の栄養
第6章 国語の教科書は文学のアンソロジー
第7章 蔵書のなかから「蔵出し」おすすめ本

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

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2010年06月29日

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書評家による本の読み方、付き合い方。
本との付き合い方の参考に読んでみたが、本を読むことを生業にする人と、趣味で読む人では考え方が違うかもしれない。だいたい年間三千冊増えていく本をどう処分するかなんて書評家だけの悩みであって、普通の人はそれだけ買う財力も読む時間もないのであまり参考にならない部分もある。書評家の読書生活はどんなものかという視点で読めば良いと思います。

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2010年07月02日

Posted by ブクログ

はぁー面白かった。

年に3000冊もの古本を購入し、毎日、古本屋をパトロールし、仕事も読書、趣味も読書・・・読書家として神の域に達しているといっても過言じゃないかもしれない岡崎氏の著作。

読書術を指南するというより、読書と、本への愛情があふれんばかりのエッセイで、読み出したら止まらないくらい面白い。
(Ex.古本屋でいかにして本を発掘するか、読書にどのようにのめりこんでいったかなどなど)
読書好きにはたまりません!!

ぐさっとささるような文章も多かったです。特に↓は不覚にもじーんとしました。じーんと。

「読書に費やしたこれまでの膨大な時間を、もっと別の有意義なものに置き換えられなかったのか。そんなふうに悔やんだことは一度もない。一度もない、といま気づいたことに驚いている。」

私も一生、本を読みまくろうとここに固く誓いました。

《所持》

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2010年03月21日

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この人のように本にはまった、
というより本に狂った人を見ていると、
僕の本好きなんて大したことありません。
「趣味・読書」というのもアクティブになりうるというのが分かります。

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2009年10月04日

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この本の著者はいわゆる愛書狂、活字中毒者とも言えるでしょう。もちろん、積読(ツンドク)を恐れません。
それでいて何年か手元に滞留させておいたのに読まなかった本はいらないと、ドカンと手放してしまいます。
確かに年間3000冊買ったりもらったりしていては、積ンドクに期限を設けないと住居が倒壊しますね・・・。

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2009年10月04日

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岡崎氏の本は、いつも楽しみに読んでいます。第六章「国語の教科書は文学のアンソロジー」に出てくる小、中、そして高校時代の先生との出会いが今日の書評家でライターである岡崎氏を形成したといっても言い過ぎではないと思います。特に小学校時代のとあるエピソードは、読者である私自身にとっても痛烈な一撃でした。その他、「ブ」(あの黄色い看板でおなじみ)の利用法など実用的な面ももつ、大変お得な一冊です。

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2011年08月03日

Posted by ブクログ

なんとなく肌に合うライターさんだなと思い、既刊本を探して辿り着いた2007年の新書。わりと最初のほうで、積読に対する罪悪感を払拭してもらいました。著者の若かりし日の記憶と一緒に紹介されている本の大群の中で、日常を淡々と描いた作品がよく目にとまり、そこに惹かれるのだろうなと改めて実感。関西育ち特有の感覚を、自然と共有しているから楽しめる部分もあるような気はします。

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2020年12月19日

Posted by ブクログ

なかなか面白かったですね! 著者が本当に読書家にして本好きだということが伝わってきました…僕も著者同様、小説なんかを読むより、こういった読書に関する本だとか書評集の方が好きだったりするんですよね…社畜死ね!!

ヽ(・ω・)/ズコー

まあ、内容は色々ありましたけれども、よく覚えていません(笑) が、なんでしょう…読書を楽しむためにはやっぱしある程度数をこなさないといけないのかな、と思いましたねぇ…というわけで、今現在10代の諸君らはたとえどんなにつまらない本に出会ったとしても最後まで読み通すこと! ということを伝えたいですかねぇ…やっぱりある程度、失敗をしないと自分が本当に求めていた本にも出会えないと思うんで…さようなら。

ヽ(・ω・)/ズコー

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2016年02月12日

Posted by ブクログ

本と読書といっても、ほとんどが文芸書についての話です。著者と趣味の合う人にとっては楽しめる本でしょう。といっても悪い本という意味ではありません。読書一般論や情報論とは、全く異なる本であると理解して下さい。

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2015年09月05日

Posted by ブクログ

こちらは、娯楽としての読書の方法を書いた本。

楽しく読めたが、紹介されている本は、一世代古い印象で自分の好みとは合わなかった。

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2013年06月21日

Posted by ブクログ

飛ばし読みだが、共感できるところが多かった。書評家?としての岡崎は僕と世代的にも近く、新潮文庫や文春文庫の第三の新人世代作家に親しみを持つというところで共通。庄野潤三についてだけは、僕は今まで縁が無かったが、岡崎にとっては一番の作家だという点が気になる。

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2018年10月14日

Posted by ブクログ

読書で何かを得よう、などという下心が全くない著者の本好きぶりに好感を持ち、また共感した。
読書の快楽は本を読まない人には伝えにくいのだが著者はおそらくそれに成功しているだろう。本を読まない人がこの本を手に取ればの話だが。

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2009年10月04日

Posted by ブクログ

著者の読書好きは中々のもので、私も本を読むのは好きな方だが、足元にも及ばないとただただ思うばかり。
いつか読みたいと思うものも何点かあり、また開こうと思った一冊。

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2009年10月04日

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