上京する文學 ──春樹から漱石まで

上京する文學 ──春樹から漱石まで

825円 (税込)

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3.7

村上春樹、五木寛之、向田邦子、川端康成、松本清張、太宰治、宮澤賢治、石川啄木──進学、仕事、憧れ、様々な理由で上京してきた作家たち。生まれ育った町ではないからこそ、新鮮な想いで風景や人々を眺め、それを作品へと昇華していった。“東京”を目指し故郷をあとにした作家、またそんな若者を描いた作品を“上京者”という視点で読み解く岡崎流文学案内。

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上京する文學 ──春樹から漱石まで のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年06月27日

    上京という視点から文豪たちの作品を見直してみる。全19名の作家たち。

    地方出身だからこそ描ける東京がある。川端康成や室生犀星などの描く東京は本質を捉えているように思う。

    村上春樹、寺山修司、松本清張、井上ひさし、五木寛之、向田邦子、太宰治、林芙美子、宮沢賢治、江戸川乱歩、菊池寛、山本周五郎、夏目...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年11月23日

    本書は〈春樹から漱石まで〉という副題にあるように明治から現在に至るまで「東京を目指し、故郷を後にした作家になる前の作家たち」、「そんな若者たちを描いた作品を『上京者』という視点で読み解いた」文学案内。

    登場する作家は総勢18名。
    夏目漱石・斎藤茂吉・石川啄木・菊池寛・山本有三・室生犀星・江戸川乱歩...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年02月08日

    若い頃東京に憧れ、青雲之志を抱いて出てきた作家たちの評伝。初出はなんと「赤旗」! 意外な感じもするし、いかにも赤旗な連載とも感じる。「浅草は、川端が東京のなかで見つけた『大阪』だった」(p150)、「東京という近代都市に『ふるさと』を発見したことこそ、詩人・室生犀星の手柄であった」(p185)など、...続きを読む

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