安部公房の作品一覧
「安部公房」の「砂の女(新潮文庫)」「第四間氷期(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「安部公房」の「砂の女(新潮文庫)」「第四間氷期(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
敗戦を迎え混乱する満州。
満州で生まれ育った青年・久三は両親を亡くし、戦争を経てロシア兵にかくまわれている。
ロシア兵たちとは穏やかに過ごしているけど、故郷日本への想いに次第に焦燥感を募らせていく。
ある日、南へ向かう列車が出る事を知った彼は脱出を決意するが…
そこからは最後まで息がつけない。寒さと飢え、疲労と恐怖。共に南を目指すことになった謎の男・汪は、敵か味方かもわからずずっと疑心暗鬼。
いつまで読んでも極寒の大地が続き、状況は過酷になるばかり。
日本を知らない久三。だけど彼を突き動かしてきたのは「自分は日本人だ」という強い想い。厳しい道程を経てきたからこその、あのラストにはクラクラ…
Posted by ブクログ
あまり理解できたとは言いがたい。安部公房のいう壁というものがなんなのか。
第一部の壁は主人公が胸に吸収してぐんぐん大きくなる壁、第二部の壁は本筋からずれているかもしれないが、透明人間になった主人公の、皮膚としての壁、第三部の壁はいろいろあるが、魔法のチョークという話からだと、太陽光に当たらない範囲で絵を本物にする壁という感じだと思う。
正直それが何を意味しているのかわからない。ただ解説に壁の中も外も同質みたいなことが書いてあったからそれがヒントになりそう。また読み直すしかない気がする。
しかし、文章自体とても面白かった。ゾクゾクするような面白さがあった。安部公房は初めてだったから、こん