姫野カオルコの作品一覧
「姫野カオルコ」の「彼女は頭が悪いから」「すべての女は痩せすぎである」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「姫野カオルコ」の「彼女は頭が悪いから」「すべての女は痩せすぎである」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
青山学院大学文学部日本文学科卒。1990年『ひと呼んでミツコ』で単行本デビュー。『受難』、『ツ、イ、ラ、ク』、『ハルカ・エイティ』、『リアル・シンデレラ』など多くの作品を手がける。2014年『昭和の犬』で第150回直木賞を受賞した。姫野 嘉兵衛と表記することもある。
小説・文芸
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Posted by ブクログ
完全に気持ちが落ち込みました。生活に支障をきたすほど、気持ちが不安定な日々でした。お盆期間に何をやっているんだ。私は。
東京大学名誉教授の上野千鶴子さんのスピーチを何年も前に聞いて、その中で話されていたので、意を決して読みました。6割ぐらい読んだところで読まなければよかった、と後悔したくなるほど、この後の結末が嫌な予感しかありませんでした。こんなにも苦しい終わりを迎える小説に久々に出会ったなと思いました。
とはいえ、この小説が投げかけてくるメッセージや事実、そして人間の持つ底なしの悪意、無自覚な悪意。そういうものに本当に打ちのめされる。
人は生きてきた環境、家族構成、家庭環境、友達の価値観、親の価値観、尊敬する人の価値観などなどそういうものに左右され、徐々に徐々に人格形成されていく。本当に学歴と人としての良さというのは全くもって関係がないんだなと。だからこそ、日々誠実に相手に素直に実直に生きていくこと。そういうのが今は大事なのかもしれないと思いました。
Posted by ブクログ
社会で起こるいろんな出来事に対して 僕は僕なりに 心を動かされ ときには 違和感や憤りや絶望を感じたりもするけれど、残念ながら僕にはそれを言葉で人に伝える力量っていうかスキルが絶対的に欠けている。だからこういう作品を読むと、まずは 「僕が もやもや思っていて言葉に出来ずにいたことを よくぞ書いて下さいました。ありがとうございました」と作者にお礼を言いたい気持ちになる。僕がこの小説に出てくる登場人物から感じるのは ある種の ほとんど物悲しいまでの 軽薄さ である。自分は 学歴もスキルもない人間で、社会の底辺をこれからも甘受しようと思うが 自分の頭でものを考え 自分の心で人と向き合っていきたい。