津村記久子の作品一覧
「津村記久子」の「水車小屋のネネ」「ポトスライムの舟」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「津村記久子」の「水車小屋のネネ」「ポトスライムの舟」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
理佐も律も、一生消えない傷をつけられたのに。でも彼女たちには、悲劇のヒロインぶる余裕なんてなくて、1日1日の食べ物のことを考えながら、必死に生きた。手を差し伸べた大人たちの優しさを、彼女たちは独り占めせずに、次の世代へ繋いでいく。思いやりや優しさって、地道に、ちゃんと世界をよくしていくのだと、久々に感じられたような気がする。
「しばらくの間、自分という人間がおらず、何もしなくていいように感じることを気分良く思いながら、律は去っていった守さんや杉子さんや、この場にいない藤沢先生のことを思い出していた。
むしろ彼らや、ここにいる人たちの良心の集合こそが自分なのだという気がした。」
人に振り
Posted by ブクログ
あたたかくて穏やかな時間が流れる本
後書きに「本書が誰かの良い友人になることを願っています」と書かれていたけれど、私にとって間違いなく良い友人になった。
18歳で8歳の妹を連れて家を出ることにした姉
姉はお蕎麦屋さんが出す「鳥の世話少々」という求人を頼りに水車小屋のあるお蕎麦屋さんのある土地に移り暮らすことに。
水車小屋ではヨウムのネネが水車の番をしていて姉妹はネネの世話をしながら暮らすことに。
移り住んだ年、10年後、またその10年後と40年の時の流れを描いた本。
引越したてで生活を整えるところから、地域に根付いた生活に変わっていく。
変わらないなと思うこともあれば少しずつ緩やかに変わっ