山田美明の作品一覧
「山田美明」の「スティグリッツ 資本主義と自由」「「世界の終わり」の地政学 野蛮化する経済の悲劇を読む」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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『ミレニアム2 火と戯れる女』(スティーグ・ラーソン)、『史上最大のボロ儲け』(グレゴリー・ザッカーマン)などの翻訳を手がける。
Posted by ブクログ
【ありえない138億年史】 ウォルター・アルバレス 著
これは面白いです。知的好奇心を十分に満足させてくれる本。宇宙誕生から現在の人類の繁栄に至る138億年を一気に書き切っています(訳文も読みやすい)。個々の歴史事象ではなく、「ビッグヒストリー」と言うそうですが、こうして読むと「ビッグヒストリーの果てに生まれた人間世界が、きわめて少ない可能性の上に成り立っていること」がよく理解できます(長い時間における偶然の積み重ねで現在の人類が生まれた)。
原題は「A Most Improbable Journey」で、「Improbable(ありえない)」は含まれているのですが、タイトルから受ける
Posted by ブクログ
地政学ストラテジストの著者は、自身の専門である地政学と人口統計学の研究から、1945年以来の自由貿易の恩恵で繁栄してきた世界は終わりを告げ、ブロック経済に分かれた世界移行するだろうと予想している。折しもトランプによる相互関税で世界が混乱している昨今を予言していたかのようだ。
世界に先駆けて変化に対処せざるを得なかった国の例として、ロシアと並び日本が挙げられている。バブル崩壊後の企業が製造を他国へ移転し、現地の市場で販売するモデルを採ることで日本は「多少優雅に高齢化できるようになった」とする。
日本をはじめ、欧州、アジア、中東、BRICSのいずれの国々でも予想される未来は暗く、特に中国は膨れ上が