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宮本武蔵 五 空の巻
江戸時代初期の剣豪。生涯を剣に道に捧げた宮本武蔵の波乱万丈の青春小説。史上有数の剣豪にして二天一流の開祖。生涯60数回戦って一度も負けなかったと言われる。五巻は吉岡一門との決闘の末、九死に一生を得た武蔵。お通と再会し江戸へ向けて旅立つがまたしても又八のために離ればなれになってしまう二人。杖術使いの権之助との試合、陸奥から下総、いよいよ江戸に入ると佐々木小次郎との因縁がますます深くなっていく。過去何度も映像化された作品。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
刺青
肌を針で突き刺す時、真紅に血を含んで脹れ上る肉の疼きに堪えかねて、苦しきうめき声を発したが、そのうめき声が激しければ激しい程、愉悦を感じた……。「刺青」谷崎潤一郎処女作。腕のいい刺青師の清吉の願いは美女の肌へ魂を刺り込むことであった。ある日かごからはみ出した美しい足を見たことから、顔も知らぬその女に恋するようになる。翌年、その娘に巡り会ったとき、求めていた女だとわかり薬で眠らせてしまう。一昼夜をかけて女の背中一面に女郎蜘蛛の刺青を彫ったのだった。フェティシズムと官能の文学。過去何度も映像化された作品。他に「幇間」と「恐怖」を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
ビジネス恋愛しませんか?
涼宮玲、29歳。芸能事務所、インディーズ担当のマネージャー。彩斗は21歳、天才ロックバンドのリーダー。女好きなバンドマンのために事務所がとった対策とは。偽装恋人として女マネージャーをあてがうこと。これも仕事なの?夜の相手まで?それもこれもメジャーデビューさせるまでの大事なお仕事!そう割り切ったつもりだったのに……互いの心に触れ惹かれ合う二人。ビジネスから始まった関係でも恋人になれるのか。女性作家ならではの濃厚な性描写。 -
時間停止でイチャイチャラブラブ
「だって! 時間をとめる能力はこう使うものだろう!! エロいことしたいだろう!!」ぴったり閉じていた足の間を、指のようなものが押し広げました。普段触ることのない肉ヒダが広がり、一瞬にして挿入が繰り返されます。たぶん、指です……。杏子は天使のように愛らしい高校生。ある日突然、身体がおかしくなる。処女なのになぜかセックスしたかのような絶頂感。時間を止めることができるとヤルことは一つ。好きな男の子に対して素直になれない女の子の気持ちを性体験と共に語る美少女。※この作品はイラスト入りです。 -
ラブバンク 愛がほしい
教え子とのセックスに溺れる美人教師。倉橋野乃花は28歳の国語教師。セックス依存症のため一夜限りのセフレをラブバンクで調達する。その日の行きずりの相手は教え子だった。しかも翌日から教育実習に来てしまう。誰にも言えない秘密を握られてしまった。二人は密会を重ねるがだんだん離れられない関係に。元教え子からの告白に野乃花はどうするのか。濃厚描写で描くセックスシーン。年の差、教え子、セックス依存症、自分のことは忘れてほしいと願う野乃花だが……。 -
性感治療 処女貫通
上原早弥は27歳のOL。スタイルも良く、童顔で可愛らしいルックスなので男性にモテないはずはないのに、触られても何も感じず濡れないのでどうしても痛くて最後までできない。痴漢から助けてくれた上条に誘われ不感症の治療を受けることに。美人ナースたちから全身にジェルを塗られ、乳房や股間を揉まれ、ねっとり絡みつくような感触。はち切れそうなほど大きくなった乳首、敏感になった大陰唇。甘くしびれる全身に蕩けてしまいそうな甘い痺れに酔いしれてしまう。根元まで沈み込んだ指に、ぐちゅり、ぐちゅり、と膣壁を掻きまわされる。「もうイッちゃったのね。まだ始めたばかりなのに」最終治療は実践的なセックス。 -
日陰の街
【松本泰】イギリスに6年間在住。帰国後は経験を生かした小説を発表する。探偵小説、推理小説作家。「日陰の街」冬のロンドンで起こった不可思議な事件。ある夜、私は美しい女を助けてやるが、その直後、他殺死体を発見する。果たして彼女は事件に関わりがあるのか。友人である画家の柏は美女をモデルにして展覧会に出展するが盗まれてしまう。アメリカ行きの時間が迫るが……。「宝石の序曲」悪女と悪人が欺し合う。殺された女は誰か?ダイヤモンドはどうなったのか。「暴風雨に終わった一日」千葉県の海沿いの町。伊東の古い友人の兄が轢死体で発見される。事故死と思われたが伊東はある発見をする。短編三本を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
愛されるほど、変態に
二人の男とのセックス。身体や男性器の形や大きさの違いを想像して感じてしまうのは変態?「相沢さんは真面目でいい人だけど本当は淫乱で変態で、一人の男じゃ我慢できないビッチなんですよね?ここに何本の男のモノを咥えこめるんですから」私って変態だったの!?相沢倫子は上司の柿原と不倫していたが、後輩と一夜を過ごしたことから人生感が変わってしまう。『気持ち悪い』の天才、滑川に開発されて。どんどん変態プレイに。寝取り寝取られ願望もあり、まさかの3P突入?それだけはイヤだけど、経験してみたいかも。どんどんエロくなる倫子。真面目な私がキモオタと恋愛するなんて。目くるめく官能描写。女性作家ならではの深淵なる性の世界。 -
AV女優と言わないで
愛美はOL生活2年目。学生時代、騙されて一度だけAVに出演してしまった。ある日、転勤してきた課長からAVに出ていたことを指摘されてしまう。ふしだらで不潔だと罵られ、会社を辞めろと言われてしまう。何でも言いなりになることを条件に内緒にしてもらうが、AVの内容を再現して見せることに。勤務中もノーパンで過ごしたり、玩具を入れられ集中できない。しかし仕事でミスしたらクビになるのでイキたくてもイケない。陵辱にSMとプレイはどんどんエスカレートして……。お願い、AV女優と言わないで。 -
緑衣の女
【松本泰】イギリスに6年間在住。帰国後は経験を生かした小説を発表する。探偵小説、推理小説作家。「緑衣の女 」 画家の泉原はイギリスに住んでいる日本人。2年前、恋人だったグインにお金を持ち逃げされて生活は困窮している。ある日、駅で緑色の服を着たグインを見かけて汽車に乗るが見失ってしまう。途方にくれたところ知り合ったのが探偵のギル。一緒に街中のホテルを探すがどこにも宿泊していない。果たしてどこに行ったのか。「謎の街」日本へ帰国する船に乗るためサンフランシスコへ来た川瀬。公園を歩いていると日本人青年から助けを求められる。何者かに狙われているという青年。絶体絶命だと言う。その日の夜ホテルで待ち合わせの約束するが青年はいっこうにやってこない……。「P丘の殺人事件」坂口はロンドンの伯父の家に3ケ月前から住んでいる。坂口も伯父も近所のイギリス人の母娘と親しくしていた。ある日、母親の不審な行動を心配した娘のビアトレスは坂口に調査を依頼する。しかしビアトレスは何者かに誘拐されてしまう。そして夜の公園で男が殺され、そこには坂口の伯父の姿が。果たして犯人は伯父なのか。殺された男は何者?短編三本を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
年下の彼に愛されました
凜々は31歳の独身OL。後輩の陽人からは慕われているが若い女性社員たちからはそろそろお局様扱い。なんの弾みか陽人から猛烈に告白され一晩過ごしてしまう。その場限りだと思ったが陽人は本気。彼は6歳も年下だし、イケメンだし女性社員の王子様なのに。久しく忘れていた恋愛とセックスに戸惑う女心。だけど最後は……。 -
彼はアイドル わたし「秘密の恋」しちゃってます
彩綾は23歳、図書館で働いている。胸が大きいことがコンプレックス。おかげで身体だけが目当ての男ばかりだとウンザリ。そんな時、マンションの隣に大学生の男の子が越してくる。なんとその日にHしてしまう。だけど彼はアイドルグループのメンバー。恋愛禁止なので秘密の恋になってしまった。メンバーからは注意され会えなくなってしまう。このまま別れてしまうのか。愛し合う二人の想いが叶う。 -
罠を跳び越える女
【矢田津世子】女性視点から書かれており、まさに女流作家と呼ばれるにふさわしい。川端康成から女優になるように勧められたほどの美貌の持ち主。文章力を兼ね備えた女流作家として人気を集めた。坂口安吾の恋人とされる。「茶粥の記」亭主に先立たれた妻と姑。亡夫は食通で通っていたが、ご馳走はほとんど食べたことがなかった。郷里への途中寄った温泉宿でこれからの姑との暮らしを思いやる。「凍雲」一度は結婚したものの親の反対で引き裂かれた夫婦。しかしお腹には赤ん坊が。何とか親を説得しようとする二人だが……。「反逆」夫に死別したお松は貧困で食うや食わずの生活だった。それを助けたのは教会の神父。しかしそれは単に利用されただけであった。しかしお松は娘の病気が神の奇跡で治ることを信じて……。「罠を跳び越える女」槙子は銀行の事務員。しかしある活動をしていた。それが上司にバレて勤めをエサに説得されるが……。たくましくしたたかに生きていく女性を描いた作品。文壇デビュー作。短編四本を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
旅役者の妻より
【矢田津世子】女性視点から書かれており、まさに女流作家と呼ばれるにふさわしい。川端康成から女優になるように勧められたほどの美貌の持ち主。文章力を兼ね備えた女流作家として人気を集めた。坂口安吾の恋人とされる。女中奉公のぎんは42歳。器量が悪いが愛想がよく働き者である。質素に暮らして他人を疑うこともないので金の無心をされても工面してしまう。「鴻ノ巣女房」。旅役者に惚れて一緒になったが、親からは勘当され戻る家も無い。病気や貧乏から親兄弟に無心せざるを得ない女の悲哀「旅役者の妻より」。妻を亡くし、愛人だった女を家に迎え入れた父。家族の複雑な心情をつづった作品「父」。三本を収録。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
とむらい機関車
論理的な作風の本格探偵小説家、大阪圭吉の短編四本を収録。「とむらい機関車」事故が多い機関車にまつわる話。七日ごとに豚を轢いてしまう機関車。いったい何があるのか。やがて悲しい結末が……。「白妖」箱根でひき逃げした車は有料道路へ。しかしそこでなぜか車は消えてしまう。果たしてどこへ行ったのか。弁護士大月が犯人を推理する。「花束の虫」若い資産家が断崖から突き落とされ殺された。目撃証言によると犯人は男だが……大月弁護士の推理が冴える。「幽霊妻」歳の離れた若い人妻。しかしなぜか離縁され自殺してしまう。それ以来死んだはずの妻が現れ、別れた夫は殺されてしまう。幽霊となった女が復讐に現れたのか。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
神楽坂
【矢田津世子】女性視点から書かれており、まさに女流作家と呼ばれるにふさわしい。川端康成から女優になるように勧められたほどの美貌の持ち主。文章力を兼ね備えた女流作家として人気を集めた。坂口安吾の恋人とされる。「女心拾遺」若い頃から放蕩三昧だった70歳近い唐沢。そんな夫を諦めといたらなさと自分を責めてきた妻。しかし若い女中との関係を知ると複雑な嫉妬心がわき起こる。「神楽坂」第3回芥川賞候補。神楽坂に住む高利貸しの馬淵。本妻と妾、その周りの女達。人物たちの生き生きとした心情、思惑、哀しさを描いた作品。「く女抄録」寿女はせむしであった。刺繍の才能を見いだされ師匠のもとで修行するが、若くして死んでしまう。その遺作は傑作であった。不幸な女の人生を繊細に情感豊かに描いた作品。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
闖入者
論理的な作風の本格探偵小説家、大阪圭吉の短編三本を収録。「闖入者」富士山の裾野の別荘で画家が死亡した。しかし発見された部屋からは見ることのできない富士山が描かれていた。これはダイイングメッセージなのか。妻とその愛人が殺したのか。または事故死か。「デパートの絞刑吏」ある夜、デパートの宿直員が殺されビル下へ投げ落とされた。その死体のそばにはデパートから盗まれた高価なダイヤのネックレスが……。強盗殺人なのか。青山喬介の名推理がさえる。「灯台鬼」海中に突きだした岬に立つ灯台で濃霧の夜の異変。灯台の頂上で男が殺され、大岩が暴れまくったように転がっている。それは幽霊か化け物か、人間の手ではとうてい運ぶことはできそうにない大岩。水産試験所の東屋が洞察する。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
くノ一乱舞 真田幸村 恋の契り
夕霧は変装の達人のくノ一。使命は真田一族への潜入と暗殺。真田幸村の幼なじみに化け潜入したのだが、幸村から求愛されてしまう。夕霧も幸村の誠実さ実直さにいつしか本気で愛してしまう。しかしついに暗殺実行の指令が。裏切り者は抜け忍として死ぬまで追われてしまう。恋に生きるか、くノ一の宿命に従うのか。迷う夕霧。一途な幸村との仲はどうなる。歴史時代劇、恋愛ストーリー。 -
死の快走船
論理的な作風の本格探偵小説家、大阪圭吉の短編三本を収録。「三狂人」古い精神病院で起こった殺人事件。犯人は三人の患者たちか。警察は捜索するが犯人と思われる患者は列車にひかれて死んでしまう。恐ろしい結末に思えたとき、松永博士の推理で事件は動く。「三の字旅行会」東京駅の赤帽をしている伝さんが友達からあること聞かされた。しんみりと感動してしまうようないい話。これを誰かに話したくてしようがない。しかしそれは……。「死の快走船」深夜のヨットセーリング中に殺人事件。発見されたのは元商船の船長だった男。岬の先端に建つ白亜の豪邸に移り住んでいたキャプテン深谷。私は水産試験所の東屋三郎と一緒に捜索に向かう。外部の人間の犯行なのか。しかし東屋が意外な着想から犯人へたどり着く。果たして犯人は誰か、またその動機は?※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
香水紳士
論理的な作風の本格探偵小説家、大阪圭吉の短編三本を収録。「銀座幽霊」銀座の煙草屋の二階で女同士のトラブルから殺人事件が発生した。それを向かいのカフェの女給たちが目撃する。駆けつけてみるとなんとも不可解な現場であった。果たして自殺か他殺か?犯人は?「坑鬼」ある炭鉱で発生した火災。逃げ遅れた峯吉が閉じ込められた。そして次々と殺される人々。それは峯吉の復讐なのか。いったい犯人は誰?そしてどうやって殺されたのか。菊池技師の鮮やかな推理。「香水紳士」列車の乗り合わせた紳士は何者?16歳の少女が推理を働かせて大活躍。ハラハラドキドキの愉快な物語。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
支倉事件
本格派探偵小説家。それぞれ趣向が異なる短編三本を収録。「支倉事件」の容疑者支倉喜平。発端は聖書の窃盗容疑で逃亡、指名手配される。ようやく逮捕するも大変な男だった。取調べで一旦は自供するも裁判で翻す。果たして真実は。恐るべき執念と呪いや脅迫。やがて一大疑獄事件に発展する。実際の事件を基に書かれた作品。「ニッケルの文鎮」学者の家に奉公する娘の一人語り。ある晩、学者が殺される。残されていた遺書に浮かび上がる容疑者、しかし……二転三転し最後のどんでん返しは?「罠に掛った人」失業中の友木は借金返済に行き詰まり、高利貸しの玉島を殺害することを決意する。しかしその矢先偶然にも大金を拾う。その時、妻は玉島を殺害するとの置き手紙が……人生にはいたるところに罠がある。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
レ・ミゼラブル 全巻セット
フランスの長編大河小説。1本のパンを盗んだために19年間も監獄生活を送ったジャン・ヴァルジャン。今はマドレーヌと名を変え事業で成功し人格者として市長にまでなっていた。しかし警察官ジャヴェルとの対立、美しいファンティーヌとの出会いと別れ。人違いで逮捕された者のために全てを投げうつ覚悟をする。再び収監されたジャン・ヴァルジャンは不屈の精神で脱走する。彼の使命はコゼットを救うことだった。悪魔のような夫婦から救いだしたものの執念深いジャヴェルからとうとう追い詰められる二人。迷い込んだのは修道院だった。ジャン・ヴァルジャンの決死の作戦によりやっと二人は平安な暮らしを手に入れる。そしてマリユスとコゼットの恋は結ばれるのか。そして感動のラスト。高潔な魂とは、良心とは何かを問う。ジャンバルジャンの生涯。※読みやすくするため現代の言葉に近づけていますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
全部、教えて? この恋まだ卒業できずにいます
教師に憧れる女子高生。それは淡い初恋だった。卒業して10年。27歳の文具メーカーのOL涼花はいまだに彼氏無しのバージンのまま。今年こそ社内コンテストの社長賞を狙っている。しかし男性社員からはアイデアを欲しいと甘い言葉で口説かれる。そんな時、高岡先生との再会。先生は昔とちっとも変わってない。むしろ大人の魅力でますます好きになってしまう。勇気を出そうとすると美人教師に邪魔され、どうしても好きだとは言い出せない二人。コンテストは男性社員が優勢、恋も美人教師にライバル宣言されてしまう。何もかもうまくいかない涼花は心機一転、海外勤務を希望する。もう二人は会えないのか。ラストは感動の告白で涙が止まらない。渾身の恋愛小説。 -
最終戦争論
【石原莞爾】(いしわらかんじ)日本の陸軍軍人。最終階級は陸軍中将。軍事思想家としても知られ「帝国陸軍の異端児」。「人類の闘争心は、人類のある限り恐らくなくならないであろう。闘争心は一面、文明発展の原動力である」東洋の王道主義と西洋の覇道主義の衝突は不可避だったのか。人類の歴史は持久戦争と決戦戦争を繰り返している。しかし決戦兵器の登場により最終戦争がおこると予言。それは核兵器のことなのか。「次に訪れる決戦戦争こそが、最終戦争である。この戦争をもって、世界が統一され、国家の対立がなくなり、戦争がなくなる」果たして人類の念願、平和な世の中が到来するのか。「新日本の進路」を収録。 -
気狂い機関車
論理的な作風の本格探偵小説家、大阪圭吉の短編三本を収録。「カンカン虫殺人事件」造船所の作業員が殺された。心臓を一突きされ縛られた挙げ句、身体中が傷だらけの無残な死体。名探偵青山喬介が謎を解き犯人を追い詰める。「寒の夜晴れ」 クリスマスイブの夜、教師の妻と従弟が殺された。やってきたのは悪魔のサンタクロースか。家の周りは降り積もった雪。足跡は一筋のみの密室殺人事件。謎がとけるとき悲しい結末。「気狂い機関車」駅の操車場で連続殺人事件発生。線路に沿って血痕が残されているのはなぜか。機関車の暴走は食い止められるのか。名探偵青山喬介の推理が冴える。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
あやつり裁判
論理的な作風の本格探偵小説家、大阪圭吉の短編三本を収録。「あやつり裁判」際どい裁判のたびに証言台にたつ謎の美女。はたして何者?名探偵の青山の推理が冴える。驚愕の真相を暴く。「石塀幽霊」ある暑い昼下がり、大きな屋敷の家政婦が殺された。逃げていく犯人を二人が目撃するものの、なぜか消えたようにいなくなってしまう。新人巡査が推理するが犯人はわからない。名探偵青山が解決する。「動かぬ鯨群」一年前に沈んだ捕鯨船の北海丸。それは鯨の祟りなのか。沈没した砲手の未亡人の元に現れたのは幽霊か。しかし誰かに殺され本当の死体となってしまう。手がかりを追って大海に乗り出す。水産試験場の東屋の鮮やかな推理。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
大倉てる子 ミステリー傑作集
クラシックミステリー、日本初の女流探偵小説家。短編22本を収録。タクシー運転手の吉川が殺され青い風呂敷包みの中へ入っていた。これは自殺か他殺か。事件は二転三転する「青い風呂敷包み」。弁護士の尾形は貧乏学生だったころ憧れていた浪子と再会する。赤ん坊を殺した精神病の義弟を助けてほしいとの依頼だが……「あの顔」。人は死んでも霊は残っている。美人霊媒師はどうなったか。S夫人が語る奇妙な話。妻に先立たれた男がとった行動とは「消えた霊媒女」。外交官に近づく女は何者?轢死した外交官夫人の謎の死に迫るS夫人の活躍「機密の魅惑」。戦争から帰還した夫は変貌していた。スパイに仕立てられた男の恐怖。美貌の伯爵夫人からの依頼で調査する探偵。果たして失踪した夫はどこに「恐怖の幻兵団員」。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
愛の真実 感じさせて
真咲歩の彼氏は有名カメラマン。夢は早くかわいいお嫁さんになること。だけどノボルに告げられた衝撃的な事実「お前の彼氏は既婚者だ!」なぜなの?大学を卒業したら結婚しようと言ってくれてたのに、都合のよい女なの?騙されてるの?こうなったら私の身体の魅力でトリコにしてやるわ。果たして本当のヒーローは誰?真実の愛はどこにある。濃厚Hシーン満載。愛と官能の物語。 -
愛のために
本格派探偵小説家。それぞれ趣向が異なる短編三本を収録。失業中の困窮している夫婦が偶然赤ん坊を預かってしまう。しかし母親は行方不明。かわいい赤ちゃんだが、主人は病気になりいよいよ生活に切羽詰まってしまう。なぜ母親は出てこないのか「愛のために」。別荘でそこの主人が死んでいる。ただの病死かと思われたがそこには意外な事実が……「青服の男」。高さ9メートル円筒形の奇妙な建物では大学教授が毒蜘蛛の研究をしていた。博士の死後出てきたノートに書かれていたことは。蜘蛛の大群の恐怖「蜘蛛」。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
妖影
クラシックミステリー、日本初の女流探偵小説家。短編6本を収録。舞踏会に世界的なスリの名人が現れる。ネックレスを盗んだのは誰か?謎の美女は何者?「梟の眼」。行方不明の人はどこへ行ったのか。ストーブの中から見つかったものは?「素晴しい記念品」。鼠男と呼ばれる殺人鬼と高貴な香水をつけた謎の貴婦人。妖しい未亡人倶楽部に出入りする怪しい人々。S夫人の冒険談「耳香水」。割腹自殺した住職。殺された女が毎晩恐ろしい夢となってうなされる。果たして真相は?「むかでの足音」。船旅で知り合った父娘の秘密。思わず引き込まれる恐ろしい話とは「妖影」。後妻に迎えた美人妻には悲しい過去があった。死の間際、彼女は椿姫になる「和製椿姫」。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
魔性の女
クラシックミステリー、日本初の女流探偵小説家。短編6本を収録。探偵桜井洋子へ富豪からの依頼とは。濡れ衣を被せられ獄中で自殺した友人の恨みを晴らす「深夜の客」。5兆円の金塊を守るものとは?「心霊の抱く金塊」。鉄の箱の内側に刃を並べた残酷な死刑道具-鉄の処女。伯爵夫人は自殺か他殺か。隠された秘密を暴く、S夫人の活躍を描いた「鉄の処女」。私の霊があなたをじっと見ている。何をしても知られてしまう。とうとう男は……「魔性の女」。伝書鳩を使った巧妙な窃盗。果たして犯人は誰か「鳩つかい」。上流階級に生まれた赤ん坊と我が子をすり替えた女。しかし子供は死んでしまい実の子に会いたい。美人鷹匠として会いにくるが、実の子は毒殺されてしまう。果たして真犯人は?「美人鷹匠」。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
魂の喘ぎ
クラシックミステリー、日本初の女流探偵小説家。短編5本を収録。悪友に誘われ警察に追われるハメに。飛び乗った円タクの車内には血まみれの美少女が……翌日現れたトミーは魅力的な美少女だった「黒猫十三」。昔、旧華族の11歳の少年が行方不明になり今に至る。秘密が暴かれるとき、高まる緊張感。貴族に嫁いだ平民だが美貌の妻の苦悩を描いた「魂の喘ぎ」。舞踊の才能があるまゆみと凡人の百合子。しかし百合子は名取り披露の発表で「鷺娘」がうまく舞えない。まゆみが入れ替わって舞うのだが……「鷺娘」。上流貴族に起こった忌まわしい事件をS婦人が活躍して解決する。自殺した貴族。未亡人となった美しい兄嫁に義弟が恋焦がれる。それは先代からの宿命だった「蛇性の執念」。自殺した大使の真相とは。やがて遺骨をすり替えたとの密告が……端麗な青年は何者。深まる謎をS婦人の推理で鮮やかに解決「情鬼」。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
消えた霊媒女
クラシックミステリー、日本初の女流探偵小説家。短編5本を収録。タクシー運転手の吉川が殺され青い風呂敷包みの中へ入っていた。これは自殺か他殺か。事件は二転三転する「青い風呂敷包」。弁護士の尾形は貧乏学生だったころ憧れていた浪子と再会する。赤ん坊を殺した精神病の義弟を助けてほしいとの依頼だが……「あの顔」。人は死んでも霊は残っている。美人霊媒師はどうなったか。S夫人が語る奇妙な話。妻に先立たれた男がとった行動とは「消えた霊媒女」。外交官に近づく女は何者?轢死した外交官夫人の謎の死に迫るS夫人の活躍「機密の魅惑」。戦争から帰還した夫は変貌していた。スパイに仕立てられた男の恐怖。美貌の伯爵夫人からの依頼で調査する探偵。果たして失踪した夫はどこに「恐怖の幻兵団員」。※読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。 -
桜の樹の下には
「ある心の風景」喬は女から悪い病気をうつされ京都の街を彷徨する。憂鬱で退廃的な心の中にひとつの安らぎを得る。鈴の音に癒やされるのだった。「ある崖上の感情」あるカフェで二人の青年が知り合う。崖の上から開いている窓をのぞき他人の生活やベッドシーンを見る。俺と同じ欲望で崖の上へ立つようになった俺の二重人格だ。俺がこうして俺の二重人格を俺の好んで立つ場所に眺めているという空想はなんという暗い魅惑だろう。俺の欲望はとうとう俺から分離した。「桜の樹の下には」桜の樹の下には屍体が埋まっている!美しいものにも常に死があり、そしてまた生につながっていることを理解したとき不安から解放される。梶井基次郎の珠玉の3編を収録。 -
バリトンボイスの誘惑 歌姫はささやきに濡れる
あえぎ声を聞かれるなんて……それは最悪の出会いから始まった恋だった。憧れのアイドルとデートできるの?お膳立てしてくれたのは、耳元で囁かれると腰も砕けるというバリトンボイスの声の持ち主。私が歌姫に?こともあろうに私を好きになったのはバリトンボイスの彼の方。ちょっとエッチな恋物語。 -
蔦の門
岡本かの子短編集。圧倒的な情景描写と心理描写によってまさにキラリと光る珠玉の五編。「鮨」鮨屋の娘ともよは先生とよばれるその男が気になっていた。ある日偶然町で先生を見掛け、身の上話を聞いたのだった。鮨にまつわる話とは……。「東海道五十三次」東海道の魅力にはまった男は言う「東海道というものは山や川や海がうまく配置され、それに宿々がいい工合な距離に在って、景色からいっても旅の面白味からいっても滅多に無い道筋」読むほどに旅情がそそられる作品。「蔦の門」近所のいたずら娘ひろ子は家の蔦をむしっては老婢を困らせていた。しかし早くに両親を亡くし境遇が似ていることから二人は心を通わせるようになる……。「鶴は病みき」 避暑の為訪れた鎌倉での芥川龍之介とのひと夏の交流を描いた作品。偉大なる文学者芥川龍之介の意外な一面とは。「老妓抄」永年の辛苦で財産もできた。老妓の小そのは言う「何人男を代えてもつづまるところ、たった一人の男を求めているに過ぎない……」小そのは電気技師の若い柚木を自分の家に住まわせる。そのうち養女のみち子が柚木に興味を持ち始めるが……「仕事であれ、男女の間柄であれ、混り気のない没頭した一途な姿を見たい」老妓はそう願うのだった。著者岡本かの子の夫は漫画家岡本一平、息子は岡本太郎。 -
山神姫の憑き添いなれば
「山神姫の憑き添いなれば」少女(のように見える)菜摘は神様だった。追っ手から逃げる源有綱とそれに取り憑いた山神姫。一緒に行動するうちいつしか愛し合う関係に。先祖伝来の名刀『蜘蛛斬』で妖怪退治。ちょっとエッチでコミカルな歴史ファンタジー。 -
妖魔の大地と調伏の乙女たち
中国の妖魔使いの美人姉妹。妖術で怪物を操る。通常兵器が通用しない相手に日本軍は歯が立たない。対するは日本中から集められた怨霊退治や特殊能力者たちからなる5人の「調伏中隊」。しかし男はたった一人、あとは全て若い女の子ばかり。年上のきれいでやさしい隊長にメロメロ。部下の女の子からは積極的に告白されタジタジ。しかし戦闘は熾烈を極め、仲間は全滅寸前。果して挽回できるのか。恋と冒険の物語。 -
夏目漱石 後期三部作
夏目漱石、後期三部作を一冊にしました。誠実だが行動力のない内向的な男と純粋な感情を持ち、怖れるところなく行動する従妹との恋愛を描く。短編を連ねて一つの長編を構成している。探偵小説風味もあり非常に凝った作品「彼岸過迄」。弟の二郎の目線で兄、一郎の苦悩を描いた作品。大学で学問を教えている一郎。しかし彼には誰にも理解されない苦悩と孤独があった。妻からも家族からも疎まれ、弟には妻と一晩泊ってくれなどと言い出す。偶然にも災難に遭い泊まってしまうが……人間を深く見つめた漱石ならではの名作「行人」。私が「先生」と呼び、敬愛していた人からの手紙が届く。そこには、親友を欺いて好きな女性を手に入れた罪悪感から、長い間苦しんで自殺を決意した「先生」の想いが綴られていた。友人、家族・親族、恋人との間に起こる「こころ」の葛藤を、見事に描いた名作「こころ」。読みやすくするため現代の言葉に近づけてますが、作品の性質上、そのままの表現を使用している場合があります。
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