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  • ウィーン ――ある都市の物語

    ウィーン ――ある都市の物語

    小説・文芸
    -
    1巻1,155円 (税込)
    「ここでは時間は存在しない。いつも暖かく、四囲はくすんでいて古めかしい。なにがなくふくよかで、それでいて、少しばかりむなしいのだ。」ウィーンのカフェで一杯のトルコ珈琲をすすりながら、若き日の著者の思念は果てしなく廻る。巨大な骸骨が突っ立っているかのような聖シュテファン寺院の尖塔を遠く見やりつつ、思いはめぐって、やがて一篇の都市論となって結実した。巻末に「ウィーン小事典」を付載。
  • 贋作ドン・キホーテ(上)

    贋作ドン・キホーテ

    小説・文芸
    -
    1~2巻1,045~1,100円 (税込)
    遍歴の騎士が風車を怪物と見誤り、従士サンチョ・パンサが必死にとめるのもきかず、槍をかまえて突進していく――不滅の名作『ドン・キホーテ』は発表当初から大評判となり、気をよくしたセルバンテスは後篇を出版すべく執筆に励んでいた。ところがそこに、非常に手の込んだつくりの贋作が現れた!
  • 太宰治 生涯と文学

    太宰治 生涯と文学

    小説・文芸
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    1巻1,100円 (税込)
    今も光芒を放ちつづける太宰の全作品を読み直し、その生涯をたどって、太宰文学へ誘う入門書の決定版。生い立ちから、青年時代、そして死へと向かう太宰の生き様と文学への情熱が余すところなく描かれている。生前、親交が厚く、『太宰治全集』の編集を手がけた著者ならではの、限りない愛情と理解に富んだ一冊。
  • ドン・キホーテ 前篇(1)

    ドン・キホーテ

    小説・文芸
    -
    1~4巻1,012~1,177円 (税込)
    スペインの片田舎の紳士が、騎士道小説の読みすぎで妄想に取り憑かれ、「世の不正を正すため」従士サンチョ・パンサと愛馬ロシナンテを引きつれ、遍歴の騎士となって旅に出る。狂気と正気の衝突、夢想へ向かっての猪突猛進、溌剌とした純愛。魅力的な登場人物とユーモアに溢れた世界文学史上に永遠の命をもつ人生探求の長篇。
  • 若きヴェルテルの悩み

    若きヴェルテルの悩み

    小説・文芸
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    1巻726円 (税込)
    「彼女はぼくにとって神聖だ。すべての欲望が彼女の前にあっては口をつぐむ。」至福の日々をもたらした恋は、やがてヴェルテルに苦悩を、悲劇の最期を運命づける。激しい感情のうねり。旧社会への反発。ゲーテ自身の絶望的な恋愛体験を題材にしたこの作品は、それまでの小説の常識を覆し、激動期にあった当時の社会に大きな衝撃を与えた。時代と国をこえ、永遠に読みつがれる青春小説の古典。
  • ファウスト(上) ――森鴎外全集11(上)

    ファウスト ――森鴎外全集11

    小説・文芸
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    1~2巻1,925円 (税込)
    世界の文学史上に燦然と輝く文豪ゲーテが生涯の大部分を費やして完成させた一大ドラマトゥルギー。この畢竟の大作を青年期よりゲーテに親しんできた鴎外が、その円熟期において成しえた浪漫的香気漂う典雅な訳文でおくる。各巻に膨大な詳註を付す。本巻には『薦むる詞』から、個人の愛と苦悩を主題とする『悲壮劇の第一部』までを収める。
  • アメリカン・ヒーロー伝説

    アメリカン・ヒーロー伝説

    小説・文芸
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    1巻770円 (税込)
    犯罪実話、ウェスタン、心正しい少年の成功物語、そしてミステリー……。ダイムやパルプという言葉に代表される粗悪な紙に印刷されたさまざまなヒーローたちがアメリカ中を熱狂させ、やがて忘れ去られた。彼らの系譜をたどれば、「アメリカはなぜ今のアメリカになったのか」が浮かび上がってくる。ポーが第一作を発表する直前の1840年からハードボイルド小説誕生前夜の1920年までを、低い位置に据えた視点から眺め、消費されるためだけに作られた物語を通して、背景となった社会と大衆を描く一級のアメリカ精神史。
  • 世界をゆるがした十日間(上)

    世界をゆるがした十日間

    ビジネス・実用
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    1~2巻1,144円 (税込)
    1917年のロシア革命は、全世界に複雑な波紋を投げかけ、その後の歴史にはかり知れない影響をあたえた。著者ジョン・リードは、ロシア・ボリシェヴィキの政権奪守にいたる1917年10~11月、その渦中で見聞した一切を記録し、あわせてビラの類をも集め、生き生きとした全体像を再構築した。レーニン、トロツキーをはじめとする指導者のみでなく、農民、労働者、兵士、そして反対派の動きも適確にとらえらた不朽の歴史書。
  • われらロンドン・シャーロッキアン

    われらロンドン・シャーロッキアン

    小説・文芸
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    1巻935円 (税込)
    シャーロック・ホームズは生きている! 百四十歳の誕生日を迎えたホームズは、時折リューマチの発作に襲われることを除けば、今も元気でイングランド南部のサセックスの田舎で悠々自適の生活を送っている……。商社マンとして五年間ロンドンに駐在し、熱狂的シャーロッキアンになってしまった著者が、仕事の合間をぬって名探偵の足跡を追い、同時にホームズの拡大鏡を借りて英国と英国人の素顔を探偵する。
  • 甘い蜜の部屋(上)

    甘い蜜の部屋

    小説・文芸
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    1~2巻1,397円 (税込)
    裕福な家庭の一人娘として父親の愛情を一身に受け、何不自由なく育った美少女モイラ。生来の類稀な美貌と不可思議な香気を放つ皮膚、無意識な媚態は、周囲の男たちを翻弄し、次々と破滅させていく。一方で彼女は心の中では終始、父親との甘く濃密な愛の部屋に棲んでいた……。十年の歳月を費やして完成された傑作長編。泉鏡花文学賞受賞作品。
  • 童話集 白いおうむの森

    童話集 白いおうむの森

    小説・文芸
    -
    1巻440円 (税込)
    死んだ人の住む地底の暗い森。生きている人から死んだ人への思いを運んでゆく白いおうむ。少女は偶然その森に入りこんだのだが……。表題作「白いおうむの森」ほか「雪窓」「鶴の家」「長い灰色のスカート」など、人と人との出会い、そして別れ。その喜びと悲しみを美しい筆致で描いた童話七篇を収録。
  • 完訳 ハックルベリ・フィンの冒険(上) ――マーク・トウェイン・コレクション(1)

    完訳 ハックルベリ・フィンの冒険

    小説・文芸
    -
    1~2巻1,397円 (税込)
    腕白少年のいたずら冒険物語と思われているが実はヘミングェイが「アメリカ文学はみんなこの小説から出てきている」と言っている古典の完全訳。窮屈な生活から逃げ出したハックは、逃亡黒人奴隷のジムとミシシッピーを流れる筏の上で自由な生活を始める。当時は奴隷制度は当然のこと。ハックもジムの逃亡を助けることに良心の呵責を感じるものの、彼の深い人間性に触れ「逃亡を助けたために地獄に落ちるのならそれでもいい」と自分の感じたことに忠実に生きてゆくようになってゆく。
  • 日本文化論

    日本文化論

    日本人、あるいは日本文化とは何か。民族の個性は、いつどのようにして形成されたのだろうか――文化人類学の明晰な方法論を用いて、西洋世界の社会・文化と対比しながら、日本人の思考様式・生活意識を規定する日本文化の特質を解き明かす。日本の文化人類学を確立した著者が積年のテーマを結実させた名著。
  • カンタベリ物語(上)

    カンタベリ物語

    小説・文芸
    -
    1~2巻880~935円 (税込)
    時は14世紀末の4月のある日、ロンドンのとある旅館にカンタベリへ巡礼に行く種々の身分、様々な職業の29人が泊まり合わせた。彼らは道中の退屈しのぎにと、一夜の晩餐を賭けた物語くらべをすることになった。そこで1人づつ、籤引きの順番に話を始めた。――〈近代英詩の父〉と讃えられるチョーサーが中世物語文学のあらゆるジャンルと様式を集大成した畢生の大作を詩人西脇順三郎が丹精を込めた名訳で贈る。
  • ペルシーレス(上)

    ペルシーレス

    蛮族、海賊、魔女たちが跳梁跋扈する極北の氷海から聖地ローマへ、いくつもの謎を秘めた世にも美しい兄妹の大巡礼の旅が始まる……。そのあまりの幻想性、奇想性のゆえに、世界の文学史の狭間に置きざりにされてきた、セルバンテス絶筆の大著の完訳。
  • 諸国物語(上)

    諸国物語

    小説・文芸
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    1~2巻935円 (税込)
    いろいろな国の作家による奇妙な話、不思議な話、恐ろしい物語など、中・短編を森鴎外の格調高く、文学の香り豊かな名訳で送る。本巻には猿のもの悲しい運命を描く「猿」(クラルテー)、犬を捨てに行った男のドタバタ話「一疋の犬が二疋になる話」(ベルジエー)などの幻の作品やポー、リルケ、シュニッツラーはじめ、各国の名品25作を収録する。
  • ぼくのコドモ時間

    ぼくのコドモ時間

    小説・文芸
    -
    1巻935円 (税込)
    ワクワク、箒でチャンバラ、ピカピカ、三角ベースに釘さし、ウロウロ、動物園遠足で迷子、ドキドキ、防空壕の探検、ハレバレ、さかあがりの練習、モタモタ、汲みとり式便所、ホレボレ、床屋さんのあめん棒、ポカポカ、日向くさい学生服。いまよりもいろんなことが心細くて不安だった。一日がずっと長かった。ゆったりのんびり流れていたコドモの時間は、レコード盤の溝を外側から内側に辿るように、今、大人のターンテーブルを回っているぼくへとつながっている。やわらかな文章とイラストで手繰り寄せるあのころ。
  • 完本 男たちの大和(上)

    完本 男たちの大和

    太平洋戦争は「大和」に始まり「大和」に終ったといわれる。昭和12年に着工した戦艦「大和」は、4年の歳月を経て、太平洋戦争の始まる昭和16年にすべての準備を整え終えた。すでに航空機時代に入ったといわれたこの時代にあっても、巨大戦艦は「この船が駄目な時は、日本も終わりの時」という「不沈神話」と共にその雄姿を現わし、連合艦隊司令長官山本五十六を初め、その乗組員の男たちに各々の熱い思いを抱かせた。日本海軍の男たちと彼らを取り巻く人々のリアルな肖像を描くノンフィクション。昭和20年4月6日沖縄特攻にむかうまで。
  • 八丈島のロックンロール ――キムラ弁護士事件帖

    八丈島のロックンロール ――キムラ弁護士事件帖

    小説・文芸
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    1巻715円 (税込)
    『本の雑誌』が生んだ異色のエッセイスト・キムラ弁護士。椎名誠、沢野ひとしとの「同級生極貧ビール盗み司法試験コタツ勉強プロレスごっこアパート共同生活」は本書にも詳しい。――正義の味方“月光仮面”に憧れて、司法試験一発合格。司法研修時代、長崎に残した“飲屋”のつけ5万円をものともせず、本業は一貫して、弱者・庶民の味方。軽妙な筆が綴る弁護士の真実。
  • 龍馬と八人の女性

    龍馬と八人の女性

    小説・文芸
    -
    1巻770円 (税込)
    坂本龍馬の伝記を紐とけば、彼がその生涯で関わりを持った幾人かの女性に出会うことができる。彼女たちはどのような人生を送ったのだろうか。彼女たちの足跡を丹念にたどり、史料の渉猟や関係者へのインタビューを重ねることによって、新史実を掘り起こすノンフィクション。幕末維新を生きた女性たちへの深い共感がここにある。
  • 変態さん!

    変態さん!

    女斗見(みとみ)といわれる女相撲マニア、美女切腹(?)ファン、秘画秘本・ワイ本・ビニ本・大人のオモチャなどの各収集家、さらにはフンドシフェチ、犬なしでは生きられない男など、昭和を代表するスケベ人生を送った“変態”たちの姿を追う。性にまつわるコレクションに取り憑かれた彼らの集大成。
  • 食物漫遊記

    食物漫遊記

    小説・文芸
    -
    1巻748円 (税込)
    食に関する博学多識ぶりに舌を巻く「漫遊記」シリーズ第二弾! 画にかいた餅を食べる話、辿りつけない料理屋の話、鯨飲馬食と断食絶食の話、人を食い人に食われる話などなど、食物をめぐって人びとが演じる滑稽譚、怪異譚のかずかず。エンサイクロペディストによる、ひと味ちがう美味エッセイ。
  • ときどきイギリス暮らし

    ときどきイギリス暮らし

    小説・文芸
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    1巻649円 (税込)
    雑誌編集長として活躍する「私」が20歳代から魅せられたイギリス。仕事・離婚・子育てに悩んだ心を、ふるい立たせてくれたのもイギリスだった。しかし渡英30回をこえたころから「私」の中に変化が……。イギリス人と恋におちて経験した文化的ギャップ、予期せぬ人種的差別。そのはてに見つけ出したイギリスでのほんとうに豊かな暮らしとは? 感動の体験的エッセイ。
  • 岡本かの子全集(1)

    岡本かの子全集

    小説・文芸
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    1~12巻1,100~1,595円 (税込)
    「私はどこ迄行ったら満足出来る女なのでしょう。……」。処女小説「かやの生立」から戯曲を含め初期短篇32篇収録。
  • 宝島・ジーキル博士とハイド氏

    宝島・ジーキル博士とハイド氏

    巨万の財宝が眠る伝説の宝島探検に向かう一行の行く手には恐ろしい海賊の陰謀が待ち受けていた。甲板を歩く船長の義足のコツコツという音、鉄の爪をつけた義手の隊長。樽の中でその陰謀を聞いた勇敢な少年ジムの活躍が始まる! 巨匠スティブンスンが毎夜こどもに読んで聞かせた後に刊行して評判になり、作家の名前を不朽のものにした冒険ロマン「宝島」と、身の毛もよだつ二重人格、分身の恐怖を描く「ジーキル博士とハイド氏」の二大傑作。翻訳は星の文人として著名な野尻抱影。

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