小沢信男の作品一覧
「小沢信男」の「時代小説の愉しみ」「通り過ぎた人々」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「小沢信男」の「時代小説の愉しみ」「通り過ぎた人々」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
90歳になる著者が執筆してきた著作をまとめたもの。戦時中の東京の様子や戦後の復興期の様子など、当時のことが上手く表現されていると思う。ただ、私的な交友関係や出来事の記述も多く、面白いところと興味を持てなかったところがあった。
「(汽車への乗車)ドアの外にぶらさがるのが一番危険で、はずみでこぼれたり、線路脇の鉄柱にぶちあったって命を落とす者もいた」p17
「(パンパン)1945年8月18日、内務省警保局から全国の警察署長へ、マル秘の無線通達がゆく「左の営業については積極的に指導を行い、施設の急速充実を図るものとす。性的慰安施設、飲食施設、娯楽場(カフェ、ダンスホール)。営業に必要なる婦女子は芸
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
時代小説はなぜか愉しい。
半七捕物帳の面白さの秘密。
丹下左膳はなぜ大衆のヒーローになったのか。
そして山本周五郎と藤沢周平が描いた男の美学とは…。
無類の時代小説読み三人が集い、丁々発止、縦横無尽に語り尽くす時代小説を愛するゆえん。
百年後に読まれる時代小説とは何か。
[ 目次 ]
鼎談 時代小説の愉しみ(小沢信男;多田道太郎;原章二)
『半七捕物帳』を愛するゆえん(小沢信男)
無宿者の面塊―丹下左膳(多田道太郎)
「百万両の壺」―丹下左膳余話(多田道太郎)
時代小説の美と思想―山本周五郎『ながい坂』と藤沢周平『風の果て』を読む(原章二)
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